あなたを見ているときだけ世界は完璧だ

kolmeさんを応援するblogです。

時を戻せるなら・こるみとクリスマス旅行

■僕と南房総
次回のkolmeのバスツアーは12/21,22日なのは知っていました。当然絶対行きたいのですが、なにしろ日が悪い。
今年はクリスマスイブが24日の火曜日なので、家族でクリスマスパーティをやるならこの日になるのが自然です。当然妻や娘もそう思っているはず。
絶対行きたいけど、超まずいよな、と思っていた11月下旬。夜21時過ぎに僕の携帯電話に1本の電話が。(※嘘です。これはDo you know kolmeリリースイベント中のボイス特典会でお願いして録音していただいたものです。僕の返答は録音された音声相手にあとから応答したものです(狂気))

る「もしもーし、まっこいさん。今大丈夫?」
ま「る、る、瑠海さん?! は、はい!大丈夫です!」
る「…あのさー、12月…予定空いてますか?」
ま「12月…何日ですか?あけます!空いてなくても開けます!」
る「12月…22日!私お休みなんだけど、千葉に、鴨川シーワールドに私とおんなじ名前のシャチがいるんだって。そのシャチ、一緒に見に行かない?」
ま「うええええマジすか行きたいです行きたいです」
る「うふふふ。そう、なんかねえ、そう、行ってみたいなと思ってて私鴨川シーワールド行ったことなくて。ちょっとこの機会に見に行きたいな、って思ってたから、まっこいさんさえ良ければどうかな、と思って…」
ま「調整します。全力で調整します」
る「お返事、楽しみに待ってまーす。じゃあ、またねー!」

ぬああああああああああこれは絶対行くしかない!!
ということで即座に申込のメールを送信しました。
(シャチのルーナ情報は直前に瑠海さんに話しました。そのまま言う素直な瑠海さん可愛い。旅行までに300回くらい聞きました。)

それにしても、千葉。それも南房総
皆さんには完全にどうでもいい話だと思いますが、僕は大学生時代、このあたりでよくデートしていました。クルマで行くと適度な距離があって、海産物は美味しいし、
人気のない海があるのがとてもよくて。湿気を含んだ南からの湖風に吹かれていると、なんだか恋が走り出しそうな胸騒ぎがします。妻とも4回目のデートで房総に来ました。つまり、南房総というのは、僕にとってはガチ恋観光地なのです。
僕がとても好きだった女の子は、高校生時代このあたりに住んでいたそうなのですが、移動のために頻繁に一般車をヒッチハイクしていたと話していました。海沿いの砂だらけの街で、強風にスカートをなびかせながら一般車をヒッチハイクする高校生の女の子。見たこともないその光景は、僕の頭の中でバグダット・カフェみたいな色彩の映像に合成されています。バグダット・カフェのテーマソングは「calling you」。つまり、僕的にはcall meってことですか? あれ、そういえば瑠海さんから電話をいただいたような(特典会の音声です)。そこに瑠海さんと行くとかほんとやばい。This is 運命。メロンを売れ。出発前から、僕は完全にできあがっていました。

というわけで、集合場所はおなじみ新宿センタービル前です。集合時間ちょっと前にいくと、あがりえさんだけがぽつんと待っていました。みんな慣れたもので、受付が始まるまでは思い思いに寒くない場所に待機していたようで、集まり始めると急速にみんな集まってきます。
檸檬堂を手にご機嫌で現れるぷりん師匠、ドラクエウォークしながら登場するヒロさん。直前まで渋谷のクラブでオールしてた幸ちゃんの顔を見てほっとしました。
ま「すごい、ちゃんと起きられたんですね」
こ「なんとか。一晩中飲んでましたよ」
みどりさんと、Winlaさんとクリスさんの香港のお二人の顔も見えて、旅行が始まるんだな、という気分が盛り上がります。

受付で参加者証を手に入れると今回の部屋割り(大部屋)はこんな感じでした
802号室 レグルスおたく居住地
803号室 ほぼほぼ瑠海推し地区(僕はここ)
804号室 宴会場
805号室 古参居留区
バスの席は同室のおおすちんさんと連番。ちょっと遅刻してきたkimura師匠をみんな拍手で出迎えて、バスは出発します。

■鴨川ヒルズリゾートホテル

国道128号線をだいぶ勝浦よりに行ったところに、ホテルに向かう分岐があり、小高い丘の上に建っていました。本館2階に露天風呂、タワー館6階に展望大浴場があり、パーティルームやカラオケ、卓球台やグラウンド・ゴルフ場なども備えています。客室はもちろん、エレベーターもオーシャンビューで、乗るなりみやっちさんやおざーさんとはしゃいでしまいました。
我々が泊まったのは和室でしたが、805号室はベッドルームもあって、なかなかいいホテルでした。


丘を降りて国道まで出ればすぐにコンビニがあるので、804号室の皆さんは到着してすぐに飲み会用の買い出しにでかけたようです。802号室に行ってみたら、さっそくswitchがテレビに繋がれて、スマブラで猛烈に盛り上がっていました。

ま「あれ?おざーさんは?」
みやっち「波打ち際まで走るって言ってましたよ」
ま「は?」
み「バルコニーから砂浜見てたら、おざが手を振ってくれるかもしれませんよ」
ま「筋肉の人はすごいな」

■お部屋訪問
最初のイベントはkolmeさんたちによるお部屋訪問です!
kolmeさん(かわいい)(うるさい知ってる)たちが部屋にやってきて、全員ショットを撮ってくれたり、クリスマスカードに宛名を入れて手渡してくださる神イベントでした…。

こるみ「こんばんわー」
803「こんばんわー!!」
「ぬああああラグビージャージかわいい」
み「そう、これ、かわいっしょ」
こ「カンタベリーのやつだよ。おお、この部屋は落ち着いているね」
み「部屋ごとにぜんぜん違うね」
る「今日は皆さんきてくれてありがとうー!kolme winter travel クリスマススペシャル、ということで楽しんでいきましょう!」
そして、全員ショットを順番に撮影後、クリスマスカードのイベントに。
る「じゃあ、皆さんにクリスマスカードをお渡しします。誰からもらいたいですか?」
「…」
我々の部屋は、箱推し1人、残り4人が瑠海推しということで、流石にバランスが悪いなと全員が思って一瞬固まりました。
こ「No hesitation! …はい、るーちゃん、るーちゃん、るーちゃん」 
る「はーい」
こ「もう、みんなが誰(推し)かはわかってるんだからねw」
なんかすみません偏った部屋で。そして幸ちゃんが香美さん(だったと思う間違ってたらごめんなさい)、僕とおおすちんさんとぷりん師匠が瑠海さんからカードを頂き…
る「はいっ……あれ?まさっぺさんは?」
まさ「瑠海さん、瑠海さんでお願いします」
る「ああああ、私か」
いや我慢しようとはしたんですよ。でも無理。2019年も終盤に来てメガヒット級の爆笑をしてしまいました…。
まさっぺさんの推し変ネタはもう飽きたと思っていましたが、この展開はずるい。
大笑いしているうちに、天使達は次の部屋に向かっていきました。


■温泉と配信
この後、クリスマス大宴会まで約1時間半の間があったので、即お風呂に行くことにしました。6Fには展望大浴場があって、海を見ながらの快適な入浴を楽しみました。

ファンツアーや湯会で、常連メンバーと一緒に入浴するにも慣れつつあるのが面白いです。
みやっち「まっこいさん、お部屋訪問でkolmeさんたちとスマブラしましたよ」
ま「えー、あれからずっとやってたんですか」
ゆい「みんなでやってたら、いつの間にか美杜さんと瑠海さんが入ってて。あれ、なんか弱いな、と思ってふっとばしてたら瑠海さんでした」
ま「ひどい。許さないw 香美さんは?」
ゆ「香美さんは見てました」
他の部屋も楽しそうだなー、と愉快な気持ちになります。
ぷりん師匠は、他現場でTOに登りつめられたそうで、その現場の話を聞かせていただいたりしました。

そして風呂から上がると、instagramで香美さんがライブ配信を始めていました。
この配信が、kolmeのイントロクイズ、ダンスイントロクイズなどがあって大変面白かったです。面白かったんですが、ちと僕の回線が弱くて動画が固まったり、コメントがなかなか反映されなかったりして残念でした。あめいちさんがビシビシ当てていて香美さんが感心していました。


■クリスマス大宴会

今回も部屋ごとにテーブルが割り当てられ、ノンアルコールでの夕食です。入り口で飲み物が配られ、各自テーブルについて、主役の登場を待ちます。そして会場アナウンスに続いて登場したkolmeさんたちは、サンタコス、サンタコスでした!!
これは、殺人的に可愛かったことを強調しておきたいです。

瑠海さんがトナカイで、美杜さん香美さんがサンタガールだったやつです。
kolmeさんたち優しいからストーリーやtwitterに写真あげてくださっていたので、皆さんご覧になったことと思います。でも残念ながら、それではあの衣装を見たことにならないのです…。お三方ともおたくをまとめて殺しにくる超ミニスカートだったのですから…。美杜さんと瑠海さんはくるぶし丈の白いソックスを折っていて、香美さんに至っては白いニーソックスですよ!
超キュートなコスプレ上半身、ユーモラスですらある髪飾り(バネがついててボヨンボヨン揺れるやつ)の下は、脚線美の機銃掃射だったのです。もうね、そんなのダメですよ。鼻血ブーですよ。今回も修学旅行システムで写真の販売があるので、そこに期待するしかないですが、きっといい写真があるので、入手したら様々なルートでご覧になってください。

る「皆さん、今日は来ていただいてありがとうございます。楽しんでいきましょう!」
こるみ・会場「かんぱーい!」
そしていつものように会場内を練り歩いて全員と乾杯してくださいます。
いやでもこんなの、誰と乾杯しても「かわいい」しか出てこないです。
こ「そう?良かったー!」といいつつくるっと回転して背中側も見せてくださる香美さん天使。実質ノースリーブの美杜さんはちょっと寒そう。
み「寒そう?寒いよ!でもライブ始まったらちょうどよくなるから!」
ラララライブ?この衣装でライブするの?大丈夫かな俺死なない?
瑠海さんとは何話したのか、記憶が混濁していてあんまり憶えていません。もうご飯は食べたのか聞いた気がします。我々とは違うメニューだけどもう食べた、と聞いて、安心した記憶だけがあります。
アワビの踊り焼きは彼女たちのメニューにはなかったようで、このあと始まるツーショット撮影で他のメンバーと撮影している隙に、香美さんに貝をつまみ食いされたおたくもいたようです。


会場の一角には金屏風で仕切られた一角があり、そこでツーショット撮影が行われました。僕はもちろん瑠海さんと撮りました。

ま「瑠海さーん!」
る「どーも、まっこいさん
ま「か、かわいいっすトナカイ」
る「みんなもかわいいでしょ?二人のはカチューシャ、動くのがかわいいよね」
ま「いやいやいやいや瑠海さんもかわいいっす」
る「いやいやいやいや楽しみましょう」
ま「ライブめっちゃ期待してますから」
る「うん、期待してて!じゃあ、また後でー!」


そして、メンバーの皆さんはステージに招集され、ゲーム大会が始まります。
これはメンバー三人がゲームで勝負するので、参加者は勝者を予想するやつです。
最初の種目は、ロシアンシュークリームです。
司会「3つのシュークリームのうち、一つだけとっても辛いデス・ソースが入っています!」
る「デス・ソース?!なにそれ怖い」
み「香美ちゃんがやりたいって」
こ「わさびとかじゃつまんないじゃん?」
る「だからって私達を巻き込まなくてもいいじゃん!」
司「裏を見ないように1個取ってください。はい、はい…。いいですか?」
こるみ「はーい」
司「では、どうぞ!」
ここで三人はシュークリームをひと口。口にした瞬間、固まる美杜さん。表情が変わる瑠海さん。下手側に180度回転する香美さん。
司「はい、じゃ皆さん、答えをお書きください!」
息を荒げつつ水を飲む美杜さんを見て、美杜さんと書いたのですが、瑠海さんの様子がおかしい。延々と水を飲んでいる様子を見て、これはやられたなとわかりました。
正解は瑠海さん!素直に好きな人の名前を書けばよかったです(そういうゲームではない)。

続いて恒例、ジェスチャーゲーム対決!
まず、メンバー一名がステージ上に、それを応援する参加者がステージ前に集まります。メンバーはノートPCの画面に表示される文言を見て、それをジェスチャーで参加者に伝えます。参加者から正解がでるとポイントになります。ポイントが多いメンバーの勝利となります。

最初は美杜さんから。美杜さんと美杜推しがステージ前に集まります。
相変わらず問題の見切りが早く、厄介そうな問題は速攻パスする作戦の美杜さんは、ジェスチャーも上手です。「エスカレーター」という問題では見事なパントマイムを披露、正解が出ました。結果は3問。
そして2番手は我らが瑠海さん。僕もステージ前に行きます。
第一問は…?? 瑠海さんが先程美杜さんがやったエスカレーターのパントマイムと同じことをやります。当然「エスカレーター!」の声が上がりますが、不正解。笑い出す瑠海さん。…もしや、と思って「エレベーター」と言ってみたら正解でした。読み違いww 結果は2問でした。
最後はジェスチャーゲームの女王香美さん。やはり身体表現にはこの方に一日の長が。
次々と正解が出て、結果は4問。香美さんの勝利となりました。こるみ温泉旅行では僕の知る限り3連勝中です。

そして続いては新種目、ストラックアウト!
筋肉番付でお馴染み、9つに仕切られた枠にボールを投げて、たくさん的を抜くやつですね。ここではぶち抜くのではなくて、ボールがくっつくタイプのやつでした。持ち玉は3球で、ビンゴしたら勝利、というルールです。
なんというかここからは見ている要素が強くなり、「ボールが枠に行かなかったときにどうするか」「二人ビンゴしたらどうするのか」などルール設定がいまいちふわっとしていることもあり、超かわいい衣装の超かわいいメンバーがきゃあきゃあ言いながらボールを投げるのをにやにやしながら見ている時間となって大変幸せでした(じゃあいいじゃん)。
美杜先生は2球目がくっつかなかったので謎のやり直しのあと、結局3球目が枠に行かず。
瑠海さんはビンゴはしないものの3球とも枠へ。
香美さんは初球がワイルドピッチとなった後「もうだめじゃん」と言いつつあと2球を枠へ。結果的には、美杜さんに「中学の時のソフトボール投げの記録は10m未満」と暴露されていたにもかかわらず瑠海さんの勝利となりました。

最終種目は謎の新種目「気配切り」でした。
これは、お三方が目隠しをして、気配だけで他のメンバーのいる位置を推測し、「切ります!」と宣言してウレタン製の刀を振り下ろして当てられたらそのメンバーが負け、外れたら攻撃したメンバーが負けというものでした。さらに、開始前にくじを引き、くじに描かれたハンディキャップを負う、というルールがあります。で、誰がどういうくじを引いたのはいまいちよく憶えていないのですが、最終的に美杜さんに1分間経過すると鳴り出すタイマーが取り付けられ、これが鳴ったら負け、となっていました。
あと、香美さんの足首に鈴がついて、動くたびに音がするように鳴っていた気がします。
で、1本めが始まりました。
まずその場で回転するので、全員方向がわからなくなります。香美さんは下手にどんどん進んでいって、ステージ外に出そうになっていました。声を出していいのかどうかもいまいちよくわからないので、静けさの中、手探りでおぼつかない動きをするkolmeさんをただ眺めるシュールな時間が過ぎてゆきますが、美杜さんが挙手します。
み「切ります!」
司「わかりました。では香美さん瑠海さんは止まってください。…では、どうぞ!」
美杜さんの刀が一閃すると
る「きゃあああっ!!…あ、痛くないよ、心配しないで。でも意外と強く来たから声が出ちゃった」
見事瑠海さんを捉え、瑠海さんが敗退となりました。
そして2本め。勝ち残った美杜さんと香美さんの勝負です。
る「あ、じゃ、私実況するね」
と瑠海さんが実況役を買って出たのはいいのですが、ステージ脇の階段に座ろうとするわけですよ。
ダメですって、そんな短いスカートでしゃがんだりしたら!
しかもですよ、これが決して無防備な動きではないんですよ。なにをどうしたらいけないのかを熟知した動きで優美に座る瑠海さんから目が離せません。たまたま(たまたまですよ)瑠海さんの両膝の正面に座っていた(この席は主催者が決めたもので僕が選んだものではないのです)ために、僕の脳みそは全知覚をそちらに集中してしまっていていました。先程から記憶が怪しいのもこのせいです。

しかも、主催者が美杜さんにつけたタイマーのセットをミスっていたために、2本めがノーカウントとなり、もう一回やり直しになったため、僕の脳を灼かれる時間は更に延長されました。正直瑠海さんの脚のことしか記憶にありませんが、最終的に香美さんが勝者となりました。たぶんそう。

ゲーム大会の最多正解者はかつやさんで、3問正解されていました。サンタ衣装のワイドチェキを獲得されていて、たいへん羨ましかったです。


■クリスマススペシャルライブ

そして、サンタ衣装+トナカイ衣装のお三方によるスペシャルライブが始まりました!
こ「じゃあ、みんな前に来ちゃいなよ」
ということで、食事のテーブルを離れて、参加者はステージの前に集まってオールスタンディングのライブとなりました。
1曲めはMy affection。かわいい衣装でテンションがおかしくなっている僕は全力で声を出しますが、サビのところで香美さんに「無理しないで」って感じの顔をされました。
kolmeさんたちはとにかく楽しむモードでリラックスした感じです。
そして2曲めはBring you happiness。山口でも1曲めはこの曲だったので、ファンツアー恒例となりつつありますね。ただでさえkolmeさんたちの天使性が爆発する曲なのに、
今日はこの衣装ですから、このまま魂が天に登っていってしまいそうです。
そして3曲めが…
み「じゃあ、次の曲は… Wonderlandやっちゃいます!」
会場「おおおおおー!!」
る「あーでも、ダンスだけです。まだね、歌いながら踊るところまで行けてないから」
こ「ダンスは一通り(頭に)入った感じね」
み「だからまだSNSとかに書いちゃダメだよ。ネタバレになっちゃうから。あ、でも「Wonderlandめちゃくちゃよかった!」とかはいいよ!」

る「で、この曲は、サビのフリをみんなにも踊ってもらいたくて。
ここはわーたー(両掌を上に向けて胸の前に揃え、肩幅くらいまで開く)
※腕を伸ばさないすしざんまいな感じ
しのための(両手を2回クロスさせつつ顔の前くらいまであげる)
※テツ&トモの「なんでだろー」のところの動きの2回だけやります
わん だー ら(両拳で同時にノックするような動きを3回。1回毎に下がる)
んど(2拍手)
…です!わかりました?」
こ「川崎ではみんなでいっしょにやりたいから、憶えてね」
というわけで、Wonderlandのダンスが初披露されました!!
川崎で皆さんご覧になったと思うのですが、異世界に投げ込まれて不思議な冒険を繰り広げる美少女美杜さんの活躍を演劇的に再現したダンスで、大変楽しいですよね!ましてやこの日はサンタとトナカイがやるわけで、楽しくないわけがないのです。
はあ、終わった、と思ったら懐かしいイントロが…。
松任谷由実さんの名曲「恋人がサンタクロース」です!
いやあ、こんな曲やられたら幸せやら切ないやらで、クリスマスっていいなあー!ってなりますよね。
いいもの聴いた。でももう一回聴きたい。


■バータイム
さあここからは、kolmeファンツアー恒例のバータイムです。
今回は、飲み放題のレギュレーションがなくなり、そのかわりにモエ・エ・シャンドンミニボトルの販売が始まりました。
これはボトルにサインが入っていて、買うと全員ショットが撮影できます。全員ショットは3000円、サインは2000円相当なので、5000円はシャンパン分が無料です(頭のおかしい計算)。
そしていつものようにメンバーオリジナルカクテルの販売があり、これには直筆のコースターが付いてきます。


鴨川ヒルズリゾートホテルのパーティルームには、バーカウンターやカラオケセットも完備しています。
そこに、お三方の入場です!香美さんは暗めの赤のボディコンシャスなミニのワンピースに黒いニーハイブーツ、美杜さんは黒いキャミソールの上にシースルーなブラウスにえんじ色のコーデュロイのパンツ、
瑠海さんは赤いニットのタートルネックジーパンというお洋服でした。
全くどうでもいい情報ですが、僕は黒いニットのタートルネックジーパンだったので、瑠海さんとツーショットを撮りたい欲が頂点に達しました。
ただ、この場にはツーショットのレギュレーションがありません。残念。修学旅行システムの写り込みを狙うしかないのです。

る「ここからはバータイム!ということで、皆さん楽しんでいきましょう!かんぱーい!!」
ということで、恒例の乾杯が行われます。
そのまま、流れるように美杜さんがカラオケに。おなじみ「扉あけて」が投入され、香美さんが召喚されます。
山口のときとは違って、年末も近いので盛り上がりまでの導火線が短い感じです。

カラオケが終わった美杜さんが隣のテーブルに来て、Why,Mr.?の制作秘話を話しています。遠くてあんまり良く聞こえないんだけど、どうやら、Why,Mr.?マンは相当美杜さんの美貌に参っていた模様。お友達が彼に好みの芸能人を尋かれたときに、桐谷美玲さんら複数の女優さんの名前をあげたらしいのですが、それがことごとく、過去に美杜さんが「似てるね」と言われたことのある女優さんばかりだった、ということのよう。
それを聞いたおたくたち
「桐谷さんか。美杜さんのほうがかわいいよね」
「絶対美人」
「なんていうか美杜さんのほうがバランスがいい」
などと口々に言い始めるこの飲み会超楽しいな!


ヒロさんと話していると、香美さんがやってきました。
こ「みんな楽しんでるー?かんぱーい」
ま「お疲れ様ですーいやもうおかげさまで」
ヒ「いや、もう総合TOお疲れ様です」
ま「何言ってるんですか最古参が」
ヒ「こちら総合TOなんで」
こ「…みんな、平等!」
ま「ほら、香美さんもそうおっしゃってるので総合TOはやめてくださいよ。…あ、で、相談したいことがあるんですけど、いいですか?」
こ「いいよ!なに?相談?」
ま「My affectionなんですけど、僕らどうするのがいいんでしょうか?」
こ「え?どうする?って?」
ま「僕はね、わりと後から来たおたくなんで、前から応援してきたみなさんが作ってきた文化は大事にしたいんです。でも、やってる曲も皆さんも変わるじゃないですか」
こ「うんうん、そうだね」
ま「瑠海さんが初めて作詞した曲、というのもあって、あれは僕にとって特別な曲なんです。だから頑張って盛り上げたい気持ちもあって。…皆さん的にはどうしてほしいとかあるんですか」
こ「ライブは楽しいものだからさ、そんな無理してとかじゃなくていいと思う。一緒に踊ってくれたりするのはすごく嬉しいよ」
ま「声出すのはどうですか?My affectionとかだと、ウリャオイいってるところあるじゃないですか」
こ「ああ、アイドルとかアーティストとかかは別に考えてないけど、ああいうノリはもうちょっといいかな」
ま「あ、そうなんですね。こないだのワンマンの2部のセトリで「Oh Yeah!」と「My affection」が並んだりすると、kolmeさん的にもおたくを沸かせたいのかな、とか考えてしまうんですが…」
こ「…私達が?(そんなことあるわけない、という表情)」
…ああ、そうなんだ。これまで現場に定着してきたコールも、別にメンバーと握ってそうなってたわけじゃなくて、積み重ねの中でこうなってきたんだな、ということに僕は突如気付かされました。僕にとっては現場に入ってきたときにはすでにそうだったことでも、それを守ろうと頑なになるのも応援とは違うのか、と思いました。
ま「…なるほど、よくわかりました。いろいろ考え違いをしていたようです。」
こ「…そう?」
ま「結論まとめますね。これからは、もっと気楽に楽しみます。もともと大好きな曲なんで。無理しません。そのうえでオイオイいうのはやめときます」
こ「…うん。ありがとう、相談してくれて。」
ま「こちらこそ、話せてよかったですありがとうございます」

そうか、瑠海さんとも話さなくちゃ。僕は飲めないくせに瑠海カクテルを飲み干すと、バーカウンターにいる瑠海さんのところに向かいました。
る「まっこいさん、ありがとう!…飲みすぎないでね、大丈夫?」
ま「ありがとうございます、大丈夫です。あの、今香美さんと、My affectionのときどうしたらいいか話してたんです」
る「My affectionのとき?」
ま「僕にとっては瑠海さんが初めて作詞した特別な曲だから、誰よりも頑張りたいと思ってたんですけど、それもなんか違うみたいなので、無理するのはやめようと思います」
る「そうか、うん、わかった。楽しいのが一番だから」
ま「そうですよね。でも今までだって、すごく楽しかったんですよ」
る「うんうん。いつもありがとう。このあとも楽しんで」

これまで、何度か瑠海さんにも同じ質問(「My affectionなんですけど、僕らどうするのがいいんでしょうか?」)をしてきたけど、そのたびに
る「みんな自由で。それぞれ楽しみたいように楽しんでくれればそれが一番」
という答えを頂いていました。瑠海さんはプロだから、おたくの領分と自分の領分をきっちり線引してくれていたんですよね、たぶん。それでもいつも優しい笑みを向けてくれていた瑠海さん。香美さんが素直な気持ちを伝えてくださらなかったら、この優しい人はずっとそのスタンスのままだったでしょう。そう思うと、香美さんへの激しい感謝の念が燃え上がりました。と、同時に、瑠海さんはいったいどこまで優しく強い人なんだろう、そうやっていろんなことに笑顔で対処しているのだろうと思うとますます敬慕の念が募りました。

というところで、モエシャンの販売が始まりました。購入するとkolmeさんたちから手渡していただいた上で、パーティルームの外のホテルのロビーに座って全員ショットの撮影ができます。こんな華やかな女性3人と一緒にシャンパン持ってソファに座るとか、三国一のパーティピーポーじゃないですか?

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うぇーい!!




パーティルームに戻ると、空いたカラオケをにかるかさんやおざーさん、としくんが使っておたくカラオケがはじまっていました。にかるかさんは推しジャンしながら歌っていたりしつつ、皆さん安定した歌唱ですげえ、となりつつ、ますますカオスなノリが加速します。

メンバーが戻ってくると、参加者の世代を考慮してか「Love is a cash」「フレンズ」と言ったREBECCAの曲、そしてメンバー全員での「ライオン」(kolmeさんの歌う菅野節!!)、そして参加者とみぃさんのリクエストに応えて瑠海さんが「あなたに会えてよかった」を歌うと、美杜さんと今回唯一の女性参加者はーちゃんによる「さくらんぼ」が歌われます。
はーちゃん嬉しそうだし、歌唱にも安定感があって楽しい気持ちが盛り上がります。「もう一回!」は全員で。超いい。

というところで2回目のモエシャン販促タイム。全員ショットを撮影するために、メンバーと参加者はパーティルームを出て、ホテルのロビーに向かいます。
そうすると必然的にカラオケが空くので、すっかり火がついたにかるかさんとおざーさんが「イケナイ太陽」を。メンバーが居るときとはまた違うカオスな盛り上がりがはじまります。そこから「ダイスケ的にもオールオッケー」を歌わせたいという理由でみやっちさんが召喚され、「Hot Limit」が歌われます。

ここで戻ってきた瑠海さんにとしくんが声をかけて、「AM 11:00」をデュエットです。
としくんは以前から「AM 11:00」を瑠海さんと歌いたいと言ってたので、夢が叶ったじゃん!!と興奮しました。
瑠海さんが「ラップのところは困ったら香美ちゃんに助けてもらう」と言ってたのが聞こえたので、みやっちさんのタブレットを触っていた香美さんに声をかけてみました。
ま「助けに行かなくていいんですか?」
こ「二人はなんとかするよ」
そうだった、としくんはラッパーなのでした。ラップパートも見事に歌いきって、流石だなあと思ってみていました。でも、そういうの見ちゃうとやっぱり羨ましいです。僕は山口でも瑠海さんにデュエットをお願いしていて成立しなかったのがやっぱりちょっと残念だったし。湾岸ミッドナイトにも「控えめはいいが、受け身はよくない」って書いてありました。行ったれ!と、瑠海さんにお願いしに行ってみます。


ま「る、瑠海さん、リベンジさせてください!」
る「り、リベンジ?なんだっけ?」
ま「あのその、山口でお願いしてたデュエットの…」
る「接吻だ!…歌えるかな…うん、多分大丈夫。あ、でも私キー上げたい」
ま「大丈夫です。瑠海さんの歌いやすいようにしてください」
る「わかった、やりましょう。今、香美ちゃんの入ってるからそのあとね」
ま「ありがとうございます、よろしくお願いします!」
あああああやべえ、ほんとにお願いしちゃった。
しかもOKしてもらっちゃった。どうしようどうしようどうしようどうしよう(いや歌うんだよ)。
とりあえず、香美さんのカラオケに全力で乗ろうとします。
ありがたいことに曲がWe will rock youだったので、足を踏み鳴らしたり、クラップをいれたりシンガロングしたりして忙しいです。でもでもあっあっ、曲が終わります…。
「瑠海さん、曲が入ってます」
「はーい」
ステージに向かう瑠海さんを慌てて追いかけます。
その様子を見て状況を察した参加者の皆さんが色々声をかけてくださるのですが、正直何も覚えてません。
る「2音上げたい。2音上げるには#4でいいんだっけ?」
み(バータイム中で忙しい)「そ。」
る「#4でいいんだよね。」
み「うん」
る「あ、結構あげちゃうけど大丈夫?私あげないときつくって」
ま「大丈夫ですよ。僕めちゃめちゃキー低いからあげてもらった方が歌いやすいです」
る「ほんとに?大丈夫かな?」
ま「まあ、僕がダメでも誰も困らないんで。適当に口をパクパクさせときますから」
る「そんなそんな。じゃあ、あげちゃいますね」
ま「大丈夫です!」
ああすげえ、俺瑠海さんとデュエットの相談してる!!
もうこの時点で満足だよ!

る「では次は、わたくし瑠海とまっこいさんで「接吻」をデュエットします!」
ま「よろしくおねがいしまーす」
もう緊張してわけがわかんないけど、参加者の皆さんが優しくて、とりあえず怒られてはいない感じ。そして接吻はイントロが短い曲でよかった。普段一人で歌うときは、とにかくできるだけ大きな声を出してスッキリしたいスタイルなんですけど、今日はぶっちゃけ僕の声なんか聞こえなくてもいいわけで、とりあえず歌いだします。
瑠海さんは「なーがーくー」のあたりは僕の様子を見ていて「あーまいー」のあたりから歌声を重ねてくださいます。
すげえええ、隣で瑠海さんが歌ってる。歌ってるよ!!(それはそう)
それはそうなんだけど、瑠海さんを見たくて視線をあげると歌詞が「くちーづーけをかーわす」じゃないですか!
僕はぬあああああってなってるんですけど、瑠海さんの目が「大丈夫大丈夫」と微笑んでいて、蕩けます。
「ふーかく はーてしーなくあなたうぉおー しりーたーいー」は目を合わせて歌えました。
あああ、もう死んでもいい。こんな幸せなことなんか、この後の人生に1個だってありはしないのです。
「ふぉー りーん らーぶ」を体を揺らしながら瑠海さんと合わせれば、背筋に電流が走ります。やばい、俺、感動してる。いま感動してる暇ない。貪欲にこの瞬間を貪り尽くさないと一生後悔する。
でも、なんとか頭サビパートを歌いきると
る「Aメロはまっこいさん歌って」
と瑠海さんが囁いてくださいます。細かく何回も頷き返して了解の気持ちを伝え、
「ああなにか物足りない今日は」のところを歌います。うんうん、物足りないよね瑠海さんの声がしないとさ。
「あなたの」で瑠海さんと視線を合わせて、「濡れた眼差しが嬉しい」を歌いながら、手のひらを瑠海さんに向けてちょいちょいと差し出して、Bメロをお願いしたい気持ちを伝えます。
る「いーつーのーまーにかー」
伝わった!!!すげええええええ!!(そんなにすごくはない)
ああしかし、ステージに並んで聴く瑠海さんの声の柔らかさ心地よさを皆さんに伝えたい。こっそり録音しとけばよかった(ダメです)。
そしてもう一度サビに。瑠海さんとアイコンタクト。
るま「なーがーくー」
どあああああ、すげえええええええ(うるさい)。
僕は隣で歌う瑠海さんを一瞬も見逃したくないので、ひたすら瑠海さんを見ているのですが、瑠海さんも視線をそらさず受け止めてくださいます。幸せです。本当に幸せです。歌詞見ないで歌えるくらいには練習しといてよかった。
あくまで歌詞の上ですけど、僕と瑠海さんは「長く甘い口づけを交わそう」って言い合ってるんですよ?!僕は常々思うんですが、好きな人となんかするとき、最もセクシーな瞬間は合意に至るときだと思うんですよ。ということはこれはおおむねチューしたのと同じ。違いますか?違いますか?(ぜんぜん違います)
ここで僕は完全にお腹いっぱいになりました。瑠海さんが「はいありがとうございましたー!」って言って演奏中止ボタンを押したとしても何の異議もないくらいに。
間奏でYeah Oh言ったあとは、もうこのあと特に展開もないので、このまま楽しんでていいのかなあ、と思い始めたところで、太郎さんに背中を押されたおおすちんさんが、
ステージにやってきました。
そうですよね、瑠海推しだもん、瑠海さんと歌いたいですよね。せっかく旅行に来て、「あそこでもうちょっと勇気を出しとけば…」とかぐちゃぐちゃ病むの嫌ですよね。
わかるわかる。僕は勝手にわかった気になってとても納得したので、おおすちんさんをステージに迎え入れました。
そして、2番の歌い出しはおおすちんさんに。Bメロで、瑠海さんがマイクを僕に渡そうとするのですが、おっさん二人でデュエットしても誰も幸せになりません。
固辞して、おおすちんさんのマイクを共用して一緒に歌います。
「色のない夢を見てた」「色のない夢が続く」のところからのリフレインにもしっかり対応して、三人で歌い切りました。
る「以上、瑠海とまっこいさんと、おーちゃんでしたー!」
ま「実質無料ー!!!ありがとうございましたー!!」
無料どころじゃありません。ボーナス出てる。得した。生きててよかった。マイクを切って、太郎さんとおおすちんさんがなにやらやりそうなので手渡します。
ま「ほんとにありがとうございます、もういつ死んでも大丈夫です」
る「こちらこそーありがとうございましたー。またデュエットしましょう」
ま「ほんとにー?本気にしちゃいますよ?」
る「うんうん。またやりましょ。ね?」
流石に幸福感が臨界してもといた席に戻ると、まわりのオタクのみなさんがハイタッチで迎えてくれました。ありがたい。

そこに流れてくる懐かしいイントロはWON'T BE LONGでした。おおすちんさんと太郎さんの全力歌唱にあわせて、香美さんがぶんぶん踊っていて、これもすげえなーと思いながら一緒に盛り上がりました。一定の年齢以上の方はよくご存知と思いますが、この曲、終わりそうで終わらなくてなかなかしんどいんですよね。
しかし、お二人の全力の歌唱によって、会場は一段と盛り上がりました。

このお二人の流れを受けて、美杜さんの「こうみん盛り上がる曲やって」のリクエストに応え、香美さんが「WWD」を。香美さんの「WWD」はものまね的なクオリティも高い鉄板コンテンツです。kolmeのファンツアーに来て「みりん!りさ!ねむ!えい!もがピンキーでんぱ組!」のコールをするのはなんだか面白いです。

というところで、3回目のモエシャン販促タイム。
デュエットもしていただいたしお金を落とさないと申し訳ない気持ちになっている僕は飲めないくせにもう一本行くことにしました。
カウンターのところに運営の方がいたので、
「全員ショットは2ショットでもいいですか?」
とダメ元できいてみたら、
「いいですよ!」
と快諾頂いたのでそれならもう何の迷いもありません。
メンバーお三方からミニボトルを手渡していただいて、ロビーに向かいます。さっきのソファーとはちがって、今度はクリスマスツリーの前での撮影です。
瑠海さんとツーショットをお願いすると、
る「お!まっこいさん!デュエット楽しかったね!」
ま「うあああああそんなこちらこそありがとうございます」
る「デュエットで撮りましょ」
というわけでモエシャンのボトルをマイクに見立ててツーショットとなりました。

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棺に入れてください

る「ありがとうー!」
ま「一生の思い出ができました。これでいつ死んでも悔いはないです」
る「いやいや、またやりましょう」
ま「わーい、ありがとうございますー!」
サイン済みのボトルは全部売れてしまったとのことで、メンバーのみなさんがその場でサインしてくださいます。
み「瑠海さんと歌ってたね、よかったね」
る「せっぷん、って書いとくね」
み「え?!るうなさん漢字書けるの?」
る「むりむり、ひらがな。うふふふ」
こ「ありがとうねー!!」

いやあ嬉しい。ボトルを手に会場に戻ろうとすると、パーティルームから聞き慣れない声が。
ま「え?誰が歌ってるんですか?」
スタッフ「門間さんです」
ま「えええええ、マジすか!」
扉を開けると門間さんが「さよなら夏の日」を歌っています。ハイトーンボイスで、これがまた上手なんですよ。ちょっとタツローっぽいし。意外な見ものに会場は大盛り上がり。
「うまーい!!」
「門間さん上手!」
「もんまさーん!!」
「なんでクリスマス・イブじゃないんすかー」
も「これがいちばん歌いやすいの。おお、とか、ああ、とか言っときゃそれっぽく聞こえるし」
門間さんはピアノの弾き語りで「愛は勝つ」とか歌ったりするそう。その他、
・エイベックスの飲み会は長い。開始が何時でも翌朝まで飲んでいる
・無茶振りを避けるには最初に適当な役割に手を上げてしまうほうがいい。なので社内イベントの司会とかをよくやる
などの裏話を聴くことができました。

最後に、撮影から戻ってきたkolmeさんたちが合流して、trfの「Boy meets Girl」でみんなで盛り上がります。盛りだくさんだったバータイムがこうして終わりました。

バータイムで余った飲み物やおつまみは、運営の方がわれわれにくださいました。
ス「どうせみなさん部屋で盛り上がるんでしょ」
そうでーす、そのとおりでーす。


■バータイムは終わらない
803号室に戻って一息ついていると、太郎さんが呼びに来てくださったので804号室に合流しました。

そこには、もうたくさんのおたくのみなさんが集まっていて、賑やかな酒宴になっていました。僭越ながら乾杯の音頭を取らせていただくことになり、かの有名な
「最こーるみー!」
の発声をさせていただくことになりました。
TAZAWA「いやあでもまっこいさんが宴会にいるの珍しいですよね」
ま「全然飲めないのと、まあ急いで家に帰らなきゃいけないケースがほとんどなんで…。いつもすみません」
た「いやいやしょうがないっすよね。でも今日は泊まりですもんね」
バータイムやライブの余韻もあるし、まだ明日もある安心感もありますし、太郎さんのタブレットからkolmeの音源が流れていたので、振りコピしたりクラップしたりして気持ちよくなっておりました。
Wonderlandが始まると、会場の皆さん(僕も含め)そわそわしだすのが面白くて、にやにやします。サビが始まると全員でさっき憶えたフリを復習します。2拍手のあと、全員神社に参拝するような感じで「うーん」と止まるのが面白くてゲラゲラ笑います。ラストのサビのところでとなりにいたみやっちさんがこともあろうに2拍手のところを早どって、総ツッコミを受けたりしていました。
今回始めてバスツアーに参加された方も804に来てくださったので嬉しくなり、とりあえずお約束の「誰推し?」という話でウザ絡みして、瑠海さん推しと伺ったので握手を求めたり。
ヒロ「まっこいさん、今年あった一番強い話をどうぞ」
ま「強い話ですか?…今日のです、今日の。瑠海さんとデュエットできたので、もう思い残すことはないです」
太郎「瑠海推しははっきり2つに別れましたからね、デュエットしたおたくと、してないおたく」
ま「そんなそんな。それいったらとしくんは一人でまるまる一曲いってますから」
太「そうだ!あいつもやってる!」
と(ピース)
ま「いやね、僕のは山口のときに、だいぶ仕事で病んでまして。出発前の電話会で、もし旅行に参加できたら、瑠海さんとデュエットしたいですって約束してたんです。だから、としくんが行ってくれたから、もっかいお願いしてみようと思ったんですよ」
太「そういうのがあったんだ」
ま「あのときはんで、無茶苦茶なお願いしたんですけど、今回実現するとは思ってなかったです」
おおすちん「そんな事情があったのに乱入しちゃってすみませんでした」
ま「いや、僕もういっぱいいっぱいでしたから。その後も盛り上げていただいてこちらこそ申し訳なかったです」
ヒ「瑠海さん、僕と接吻してくださいと」
ま「縮め過ぎです(ヒロさんエスパー?エスパーなの?!)」
誰か新しい方が入室されるたびに繰り返される乾杯。
kolmeさんの音源に合わせてみんなで盛り上がれば、それはもうほとんどライブです。
来年もいろんなことがあるんだろうけど、この人達と一緒に笑ったり泣いたりして過ごすんだろうなあ、と思うと、大変幸せな気持ちになりました。
みんなずっといっしょにkolmeを応援できたらいいなあ、という思いが溢れて、しょうやさんやかつやさんや太郎さんや近くにいた人に抱きついてはえへらえへら笑っておりました(ごめんなさい)。
午前2時をまわったところで通知が。
「配信きた」
「インスタライブ」
太郎さんのタブレットをインスタライブに切り替えていただいてみんなで見ます。コメントも打ちたいからみんな自分の端末でも見るので、部屋のそこかしこから微妙に違うタイミングの音声が聞こえます。配信では香美さんと美杜さんが部屋でくつろいでいる…と思ったのですが、まだバータイムの衣装でした。kolmeさんたちも打ち上げをしていたもよう。明日もあるので、配信終わりで一旦部屋に戻りましたが、宴会はまだまだつづいていたみたいです。
ぷりん師匠や幸ちゃんとぽつぽつ話しながら、眠りに落ちました。


■2日目


目が覚めると5時50分。風呂でも行くかと支度しているとぷりん師匠の目覚ましが鳴ったので、一緒に露天風呂へ行きました。やや曇りの海が明けてくるところでした。
潮風に吹かれつつ、師匠とぽつぽつと話したり、あつ湯とぬる湯の温度差の激しさにゲラゲラ笑ったりしつつ、付かず離れずの距離感が心地よかったです。
一人でお湯に浸かっていると、昨夜の瑠海さんのことが思い出されます。夢じゃなかったんだよな、と思うと、激しい喜びと、終わってしまった寂しさが胸に迫ります。
部屋に戻ると幸ちゃんとおおすちんさんが起きていたので、一緒に朝食へ。
皆さん大人なので、各自自分のしたいように振る舞う中で、たまたまタイミングが合えば楽しく会話ができる関係というのはとても快適です。
食べていると、他の部屋の皆さんや門間さんも朝食会場に現れ、挨拶を交わします。

食事が終わったら、出発まで1時間ちょっとあったので、波打ち際に行ってみたくなりました。

一人で宿を抜け出して、潮風の吹く坂道を海に向かって下ってゆきます。
ギリギリ雨が落ちてこないくらいの空のもと、誰もいない冬の砂浜めがけて歩いていると、寂しい、という気持ちが胸に染みてきます。

昨夜にもう一度戻りたい。もうあんな夜は来ないかもしれない。そう思うと寂しくて、でも、寂しいと思えることが嬉しくて、甘い気持ちになります。しみじみと瑠海さんが好きだなあ、と思いました。この「好き」、というのはだから付き合いたいとか結婚したいとかじゃなくて、ただ投げつけるだけの「好き」です。
僕は恋愛においてはもう終わってる身の上だし、瑠海さんはとびきり素敵な恋愛をして幸せなお母さんにならなきゃいけない人だから、僕が求めることができるものはなにもないのはよくわかっています。
ただ、その一方で、僕が瑠海さんを好きなことはそれとは何の関係もない。
瑠海さんはどんどん幸せになる。僕は瑠海さんをどんどん好きになる。それがいい。
結果、僕が抱いている寂しさは今よりどんどん大きくなるかもしれないけど、それでいいのです。
寂しさというのは、その人といて嬉しいという気持ちのネガポジ反転したものだと思うので、身を切られるように寂しいということは、瑠海さんが不在だということを最大限体感しているということだと思うのです。それがあるから、会えたときに、一瞬お話したりするのがひとしお嬉しいわけで。
誰もいない砂浜について、寂しさを胸いっぱい呼吸します。
寂しい!
会いたい!(このあとすぐバスで会う)
瑠海さん好き!!
るうなさああああああああん!
すきだああああああああ!!!
(…ファンツアーに来てなにやってるんですかねこの人)

鴨川シーワールド


そして荷物をまとめてチェックアウト、バスに乗り込みます。
なんと!kolmeさんたちがバスに乗ってきます!(ファンツアーです)
今回は座席が最後尾だったので気楽…はなずなんですが、何しろ視界の中に瑠海さんがいるのが嬉しくて仕方ありません。kolmeさんたちはいつものように後ろを向いてお話してくださるスタイル。ありがたいありがたい。
バスが走り出すと鴨川ヒルズの従業員のみなさんが、並んで手を振ってくださいます。あんなに大騒ぎしたのに申し訳ない。
る「みなさーん、おはようございまーす」
車内「おはようございまーす」
こ「眠そうだな」
み「みんな寝てないの?」
る「おはようございまーす」
車内「おはようございまーす」
る「これからバスは鴨川シーワールドへむかいます。大体1時間くらいかかるということなので、お話していこうと思います。…なんか質問あります?」
この「なんか質問あります?」は結構困るやつです。
質問なんかいつだって山ほどあるんですが、TPOというものがあるじゃないですか。
あんまり深刻なこととか細かいこととか聞きにくいから、くだけて広がりやすい質問を、って思うと途端に難しくなります。
る「みんな眠いのかな…。お話やめて寝ます?」
そんなの嫌なので全力でそんなのいやだというジェスチャーをします(最後尾なので声出しても聴こえなさそう)。
結局、参加者全員が
・名前
・住んでる県
・初恋の人の名前
を言う、という自己紹介タイムとなり、kolmeさんが回答をいじってくれる展開となりました。
恋の話をしてるkolmeさんたちはとても楽しそうでかわいいです。
最年少参加者のゆいくんは
み「今好きな人でもいいよ!」
と年上のお姉さんにいじられていました。悪いお姉さんだよ。

鴨川シーワールド
バスを降りるとkolmeさんたちからチケットと案内図を頂いて、入場門へ向かいます。
ここからはインプリンティングされた雛のごとく、推しの後をついて歩くタイムです。
瑠海さんは白いもこもこのコート(美杜さんが「ベイマックス」って言ってたやつ)をお召しになっているので、遠くからでもすぐわかります。ありがたい。

入口の前で集合写真の撮影です。フォーサイトさんが旅行後にあとから送ってくださるやつで、毎回楽しみなやつです。

さてここから、まずはイルカのショーに向かいます。
僕は昔、子どもたちが小さい頃にきたことがあって、その時の記憶と全く一緒だったので懐かしくなりました。
としくんと並んでスタンドに座ったのですが、そういえば僕はイルカを見たいんじゃなくて、イルカを見ているkolmeさんたちが見たいわけなので、kolmeさんたちの前に座ってしまって失敗したなーと思いました。とかいいつつ、イルカショーが始まると結構一生懸命見ちゃうんですが。

高くジャンプしたり、尾びれで水を蹴って立ち泳ぎをしたりするイルカを見ながら、ちらちら後ろのkolmeさんたちを盗み見るのですが、スマホで動画を撮ったり、きゃあきゃあ楽しそうにしてる様子を見て、やっぱりイルカよりこっちを見たいなーと思いました。

というわけで、続いて始まるシャチのショーではkolmeさんたちの後方に立ってみることにしました。
旅行会社のスタッフの方がニヤニヤしているので
ま「どうしたんですか、なんで笑ってるんですか?」
ス「前行くのやめたほうがいいですよ」
ま「へ?なんでですか?」
ス「濡れるんですよ、シャチの着水の水しぶきがすごくて」
ま「そんなにですか?」
ス「そうなんです、中段くらいでも全然(水しぶきが)飛んできますから」
としくん「ああ、じゃあkolmeさんたちがいるところは?」
ス「大丈夫です」
と「kolmeさんたちがいるところにいれば大丈夫、と」
ま「うむ(こいつがここにいるのはただがっついてるだけです)」
海沿いの大きな壁がガラス張りのプールを囲むスタンドは、やっぱりちょっと寒いです。旅行会社のスタッフの方が、kolmeさんたちにあったかいお茶を手渡しているのを見て、ちょっと安心しました。

そしてショーが始まるんですが、とにかくシャチがでかいんです。
それがとんでもない勢いでジャンプするので、着水の時の水面の爆発が半端じゃない。
スタンドのお子様たちが
「ぎゃああー!!」
「また来たー!!」
「濡れたー!!」
と大騒ぎするのを見て、こういうことかー、と思いました。

シャチのショーはトレーナーのお姉さんとのコンビ芸も多くて、シャチの鼻先に乗ったお姉さんが5m程も水上にとびあがったり、
シャチの背中に乗った状態に乗って手を振ってくれたりします。
kolmeさんたちもお姉さんに手を振っています。
こ「わたしあれになりたい」
お姉さんたちはシャチにプールサイドに運ばれたり、高度な演目が続きます。

その合間に、爆発的な水しぶきが何十回も上がって、大変エキサイティングなショーが終わりました。

ここからはkolmeさんたちが別行動するので、好きなメンバーについて歩く展開になりました。僕はもちろん瑠海さんについて歩きます。スタッフの方に案内されて、沖縄の海の水槽に行きます。
る「ルーナちゃんがどの子かわかんなかったねー」
ま「ああ、確かに。なんかただ楽しく見ちゃいましたね」

というわけで、あとから残念な気持ちになったので、鴨川シーワールドに電話してきいてみました!
ま「もしもし…あの…そちらにシャチのルーナさんがいらっしゃいますよね(名前が名前なので敬語)」
ス「はい、いますね」
ま「ルーナさんは何歳でらっしゃるんですか?」
ス「ルーナは8歳です。」
ま「8歳というのは、シャチとしてはもう大人なんですか?」
ス「少々お待ちください。専門のスタッフにかわりますので」
ま「あ、はい、申し訳ないです」
(呼び出し)
ス「はい、お電話かわりました」
ま「お忙しいところ申し訳ありません。あの、先日お伺いしてショーを拝見した者です。シャチのルーナさんについて教えていただきたくて」
ス「わ、ありがとうございます!それでどんな…」
ま「ルーナさんは、そちらでお生まれになられたとお聞きしたのですが」
ス「そうです、ルーナは当園で生まれました」
ま「そちらには、シャチはたくさんいるんですか?」
ス「全部で4頭います。」
ま「12/22のショーにもルーナさんはでていたでしょうか?」
ス「通常、全員ショーに出るので出ていたと思いますよー」
ま「ルーナさんの特徴を教えて頂けますか?」
ス「ルーナはまだ8歳なのでいちばんちっちゃいんです。だからすぐわかると思いますよ」

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たぶんこれがルーナさん

ま「あ!そうなんですか!性格的な特徴は何かありますか?」
ス「やっぱり一番小さいので、おてんばで遊ぶのが大好きなんです。私達トレーナーが世話するときにもすぐに寄ってくるんですよ」
ま「そうか、シャチの8歳はまだ子供なんですね。ショー以外でルーナさんに会うことはできるんでしょうか?」
ス「鴨川シーワールドでは、ショー以外のときにもプールは開放されているので、近くまで来ていただくことができますよ。私達もいますので今度是非ご覧になってください」
ま「!!!!(ひょっとしてショーでシャチに乗ってたお姉さんと電話で話してるの俺?無銭がっつき申し訳ないです!)…お忙しいところ、いろいろ教えていただいてありがとうございます。あの、ショー、素晴らしかったです」
ス「ありがとうございます!またぜひいらっしゃってください」
ま「はい、ぜひまた。ありがとうございました、失礼致します」
というわけで、一番小さいシャチがルーナさんです!
たぶんこれ!旅行に行く前に電話して聞いとけばよかった!これがルーナでするうなさん!!

クマノミナンヨウハギのいる水槽の近くを抜けて、亀のいる水槽のところで、るうなさんがにかるかさんを撮っています。

る「みんなも撮ってあげる」
ということなので、僕も瑠海さんに撮っていただきました。
る「あ!ちょうど亀がこっち向いてる!」
なんなの瑠海さんはディズニープリンセスなの?と思いました。

そのあとは売店に行って、お土産を選ぶ瑠海さんを見ています。
すると、香美さんと会いました。香美さんはシャチのぬいぐるみを持っています。
る「どうしたのそれ?買ったの?」
こ「くじのやつやったー。アザラシとか見てきたよ。かわいかった」
る「アザラシとかいるんだ?」
こ「いるよー。一番奥の建物」
香美さんもお土産を物色しに行きました。

ま「瑠海さんはぬいぐるみとかはいいんですか?動物好きだし、好きそうな感じしますけど」
る「中学生くらいのころは、好きだった。ベッドにいっぱいいたの。でも、ハウスダストが体に良くないって言われて、やめたの」
ま「おー、そんなことが」
真面目な人なんです、ほんとに。そういうところは、ずっとそうなんだな、と話を聞いて思いました。
ご家族やエイベックスのスタッフさん(福成さんとか枝さんとかかな)にお土産を買うと、そろそろ集合時間だとスタッフさん。
駐車場に向かう通りで、美杜さん香美さんと合流します。見ると、美杜さんもシャチを持っています。
る「みももやったの?」
み「やった。そこのくじ」
る「そんなん言われたらやりたくなるじゃん!」
瑠海さんもくじを引いてC賞、シャチのぬいぐるみをゲットしていました。

kolmeさんたちが昼食会場へ移動する前に飲み物を買いたい、ということで園内の売店へ。ここにもお土産がいっぱいで、海の生き物シルバーなどを見ていた香美さんが
こ「うわ、あれヤバい」
と指差すのを見てみると、ペンギンの赤ちゃんのぬいぐるみがありました。
み「こうみちゃんこれかわいい」
こ「かわいいねー!ヤバい!」
メンバーお二人が抱いたぬいぐるみは値打ちが違います。たちまち美杜推し香美推しによってお買い上げとなりました。(2体はこのあと昼食会場にむかうバスの中でも可愛がられていました。)
そこへ、巨大なシャチのぬいぐるみを持った門間さんが登場します。
る「わ、おっきい!どうしたんですかこれ?」
も「クジ」
る「当てたんですか?どこに置くんですか?」
も「クルマに」
る「ああ、マクラがわりに」
も「そうそう」
羨ましいぞぬいぐるみ!!るうなさんのまくらになりたい人生でした。

■海鮮BBQ
ついにこの旅最後のイベント会場、海鮮BBQ会場につきました。鉄板焼的なものを想像していたのですが、いわゆる浜焼きというやつでした。焼き網の上で貝類を焼いて食べるものなのですが、肉類、そして海鮮丼用の酢飯やお刺身もあって、結構食いでがあります。牡蠣や帆立貝が予め配布されているので、それを焼きつつ、追加の具材を取ってきて焼きます。


kolmeさんたちはお店の中央付近のテーブルにまとまって座っているのですが、テーブルを回ってきては話しかけてくださいます。食べるものの種類も多くて楽しかったのですが、ことここに至っては、楽しかったファンツアーがもうすぐ終わってしまう、という事実が重くて徐々に悲しい気持ちになります。

kolmeさんは遠隔地から来た方や、初参加の方に積極的に声をかけていて、こういうところがとてもいいんだよなーと思いました。

美杜さんが回ってこないのでどこにいるのかな、と思っていたら、アイスクリームのコーナーにいました。ハンドルを握るとアイスを掬える器具を持って、参加者にアイスをもりつけてあげていました。
そういえば
ま「瑠海さん、アイスクリームが結構種類があって楽しそうでしたよ」
る「ねー。美杜さんがアイスすくうやつやりたいって言ってた」
っていう情報をきいていました。

そんなこんなで、食事の時間も終わりました。
ス「では、建物の入口でメンバーのみなさんがお見送りをします。少々お待ちください」
お見送りか…もう終わっちゃうんだな…。寂しい気持ちで列に並びます。

こ「まっこいさん!おわっちゃったねー。もうすっごく楽しかった!」
ま「ほんと相談にも乗っていただいてありがとうございました。ワンマン楽しみにしてます!」
こ「がんばる!期待してて!!」

み「おーまっこいさん!ねえ、ずーっとにやにやしてたよね」
ま「あ、やっぱり?」
み「いつ見てもにやにやしてたよ。いい顔だよ、楽しかったね」
ま「楽しかったです、ありがとうございます」

る「まっこいさんありがとうー」
ま「こちらこそ一生の思い出になりました」
る「楽しかったね!次は川崎だね」
ま「その前に赤羽もありますけどね」
る「そっかw また会おうね!」

バスに戻ると、自分の席の荷物に、バスの中でkolmeさんたちに渡すつもりだったおやつが残っているのに気が付きました。お見送りのときに渡せばよかった…。お菓子を見ていたらしみじみと悲しくなって、泣きたくなってしまいました。
すると、kolmeさんたちがバスにのりこんできたではありませんか。
る「ここから館山の駅まで、ちょっとの間ですけど」
み「みんなのところをまわるね」
今度は嬉しくて泣きたくなりました。
ま「瑠海さん、帰り道のおやつをお渡ししてもいいですか」
る「わー、ありがとうー」
み「みんなもおやつくれるなら今のうちだよー」
ま「あの、これは瑠海さんのやつで…。こっちはつまむピーナツバターっていうやつです」
る「えー、珍しいね。楽しみ」
ま「それとこっちはおなじみのやつで」
る「あ、わたしのすきなやつ。ありがとー!」
ま「みなさんの分もおわたししていいですか。」
る「わー、美味しいやつだ!みんなで食べるね」
バスはあっという間に駅について、kolmeのみなさんと現地集合組の皆さんがバスから降ります。これで本当に一時のお別れですkolmeさんたちは、駅のロータリーで僕たちに手を振ってくださいます。バスがロータリーを回って、信号待ちしている間もずっと手を振ってくださっていました。

 

とうとうkolmeさんたちが見えなくなってしまうと、バスの中は死んだように静かになりました。さっきまで咲き誇っていた花がなくなってしまうと、それはそれは寂しいものですね。僕たちはそれぞれに楽しかった旅行を噛み締めつつ、車内で眠りに落ちていきました。


夕方新宿について、家に帰り着くと、M-1の生放送中でした。
家族と合流して、見るともなく見ていたのですが、ぺこぱさんのネタの中の言葉が耳に飛び込んできました。
「時を戻そう」
…なんて優しい言葉なんだろう。本当に、二日間だけ時を戻せたら。僕は深い溜息とともにそう思いました、でも、あらゆるものは通りすぎる。誰にもそれを捉えることはできない。僕たちはそんな風にして生きている。


(と、言っても、翌日はネットサイン会の電話で話せるし、その翌日は赤羽で対バンがあるんですけど)。

*1:⊂(∩///`ω´///∩)⊃