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kolmeさんを応援するblogです。

5周年LIVETOUR 「kolme Live Museum -Do you know kolme?-」川崎公演

すでにプロのレポートが配信されているので、僕の方は感想だけダイレクトに書こうと思います。

■ステージ演出について
LEDの埋め込まれた、長さの異なる柱が3列に設置されていて、これが様々な色に光るのと、複雑に制御される照明、そして4箇所の聖火的な発火装置を使ったステージ演出は、kolmeさんのパフォーマンスのクオリティと釣り合った素晴らしいものでした。
特に炎の演出は後半まで温存されていて、とても印象的だったと思います。
LEDの柱は、異なる長さのものが組み合わされていて、奥行きを感じる演出がなされていました。青く点滅させると雨のように、白く光ると点から降りそそぐ光のように、照明と組み合わさってさまざまな情景が演出される素敵なセットだったと思います。
kolmeさんのライブはダンスから片時も目が離せないので、映像的なものが出るよりこっちのほうがいいと思いました。
あと、ゴー☆ジャスさんからお花が来ていたのがとても嬉しかったです。さすが宇宙海賊かっこいい。

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ファン一同から贈られたお花

■衣装について
ダンスの邪魔をするな、と言わんばかりのシンプルな衣装(それはそれでとてもカッコよかったですが)も多かったkolmeさんたち、今回のツアーの衣装は機能性はそのままに、華やかさと可愛らしさ、メンバーそれぞれの個性が強調されつつ高級感もあって、とても素敵な衣装だと思います。
上半身純白で、でも首元にチョーカーでアクセントのある瑠海さんの衣装は、彼女の潔さとそこから覗くかわいらしさがありますし、全体的にはオーソドックスな美しさに溢れつつ、胸元の複雑な装飾に幻惑される美杜さんの衣装は、彼女の力強くも一筋縄ではいかない個性を表している気がします。香美さんの衣装は、主人公的な華やかさと、大胆に足を露出した健やかで伸びやかな彼女の天衣無縫な魅力に寄り添っていると思います。
何が言いたいかというと、お三方みんなと2ショット撮りたいです(おたく)。川崎は全員ショットしかなかったので…。

■プレミアムチケットについて
プレミアムチケットは、
・最前の椅子席
・リハーサル見学
・特典映像DVDの配布
・ミート&グリート
と4つの特典がありました。
リハーサル見学は、入場時にちらっと見えた I live in hopeを除くと、千葉、赤羽で披露した新曲と、既存曲に限られていて、参加者へのネタバレに配慮した内容だったんではないかと思います。入場から1曲めへの通しリハも見せていただいたんですが、これも伏線として利用されていた観があり、計算された内容だったと思います。 僕たちが見せていただいたのは、ほぼ、ダンスと、各種音量の最終確認だったと思うのですが、曲ごとにオケの音量や音圧が異なるようで、細かく確認調整されていたのが興味深かったです。
特典映像は、ジャケット写真の撮影オフショット、Remind me…のMVの撮影オフショット、貼り付け担当者を決める会議、衣装のフィッティングの模様が収録されていました。これは、終演後にkolmeさんたちから直接手渡される時間が用意されていて、これがミート&グリートとなりました。
レアな体験が多くて楽しかったのですが、プレミアムチケットがあると、「kolmeのワンマン来てくださいよー。大丈夫ですよ僕も一緒に見ますから困ったことあったら言ってください。連番しましょうチケット取りますよ」っていう勧誘手段が使いにくいのだけが困っちゃうなーと思います(そっちも買えばいいのか)。

■構成について

前半はkolmeさんの5年間を支えてきた名曲たちの釣瓶打ちでロケットスタートでした!
1stアルバムのintro(という曲が1曲めに入っています)からのデビュー曲To shineは、
結成5周年のこの日、これしかないオープニングでした。
これを含む9曲はそれぞれ、この日セットリストに入ることに強烈な説得力がある曲ばかりで、息をつく間もありませんでした。個人的には、初期の名曲を一巡りした中盤に、現在の私小説的な路線に大きく舵を切る契機となった「Hello no Buddy」のあとに、「My style」が来たのが胸熱でした。そして2018年の名曲The Liarと要素全部入りの大傑作In my dreamが来て、「One time」で締め、という流れが最高でした。この流れでOne timeやられたら泣いてしまう。これからも今を大切に、日々を完全燃焼するんだ、というkolmeさんの気持ちが伝わった気がします。

で、一度お三方が退場して、4thアルバムのintroからの Gotta lookで再入場、っていうのは、興奮しました。リハーサル見学で、「オープニングは見ちゃったもんね。知ってる知ってる」っていう気持ちになってるところに、まだ見てないオープニングがもう一回始まる、っていうのは見事にやられた感がありました。
で、Get your controlで曲順通りなのかな?と思うとDeep breathで、もうここで何が起こるんだろう、という気持ちになりました。とにかく後半は初物ずくしで、情報量の洪水に押し流されたのですが、 I live in hopeはたまらんかったです。支え合うkolmeさんとか、サビのゆっくり羽ばたくダンスとかで感極まってしまいました。kolmeさんたちが広い世界に向けて飛び去っていくのがまざまざと想像されて、押し殺した悲鳴が「行かないで!」だったのは、我ながら修行が足らんなと思いました…w。
そして、 Whenever I goで1曲めTo shineを回収して終わるのか!すげえ!と思っていたら、トドメにRepeatが来て大満足のステージでした。
ボリュームもすごかったし、構成も大変練られたもので、未だに情報を消化できた気がしません。カメラ入ってたみたいなので、是非記録映像をなにかの形で見られるようにしていただきたいと切に思います。

ダンスについては、初演の曲がめちゃめちゃ多かったにもかかわらず、流石kolmeという水準ですごかったと思います。このあとツアーの中でどんどん熟成されていくんだろうなと思うととても楽しみです。

■前夜の瑠海さんの個人配信
ライブ前夜、日付が変わるくらいの時間に、瑠海さんの個人配信が行われ、5周年ついての思い、香美さん美杜さんたちメンバーが大好きなことなどがしみじみと語られました。プレミアムチケットのところにも書きましたが、今回はあまり動員に貢献できなかったこともあり、個人的には当日の客入りが心配で心配でたまりませんでした。
でも、この放送で瑠海さんの思いに触れて、「明日は楽しむ気持ちだけ持ってきてほしい」との言葉を聞いて、純粋に楽しもう、という気持ちになれました。
厳しい日程だったこともあり、当日の客入りはあまりよくありませんでした(決まった時期が早かった割には、チケットの発売はかなり遅かったので、売り方で改善する余地はあったんじゃないかなと思います。)が、参加者の熱量は高かったし、kolmeのお三方も本当に楽しそうだったし、そして何より僕自身がめちゃめちゃ楽しかった(ワンマン後にときどきやりますが、今回もはしゃぎすぎて熱出しました)ので、いい5周年になってよかったと、思います。
ライブの後の、ファン一同による飲み会も、その余韻もあってすごく雰囲気がよかったです。


■物販について

旧譜も含めて、CDを買うとサインいりのポストカードがもらえる粋な特典があったのですが、事前にアナウンスされなかったのはもったいないなと思いました。
オレンジのツアーグッズは、イラストがとても可愛いのと、メンバーのイラストがとても似ていると思います。買い揃えていくのが楽しみです。


■ツアー開催中!!

というわけで、Do you know kolme?ツアーがはじまりました!
選りすぐりの既存曲、ガンガン熟成されていく新曲を、魅惑の新衣装で歌い踊るkolmeさんたちが堪能できるツアーとなりそうなので、皆様お近くの会場でぜひご体験ください。埼玉西川口の公演から2部構成になるので、川崎のセットリストがどう変わるのかも楽しみです!!

ticket.line.me