あなたを見ているときだけ世界は完璧だ

kolmeさんを応援するblogです。

推しに宣言するダイエット:るうなさんがすき

【警告】今回のもマジで頭おかしくて気持ち悪い内容です。以下を読むときは自己責任でお願いします!何卒お願いします!!

僕のtwitterのハンドルネームは「まっこい86」です。この86は、アカウントを作った11年前当時の体重でした。池中玄太80kg的なノリでつけました(古い)。行くでえ半ペラ(知らん)。
11年前といえば結婚して7年後ですが、その後もずるずるずるずる果てしなく肥満を続け、最大108Kgまで増えました。僕はポテトチップスと赤いコーラが大好きで、毎日パーティ用の袋とボトルを寝る直前に消費していたので、まあ、よくもこれくらいで済んでいたものです。寝静まった家で、ゲームしたり動画みたりブログ書いたりしてるだけですが、カロリー摂取量的には毎日パーティです。何しろ袋にパーティパックって書いてあります。超リア充です。でも、健康診断を受けても「デブ」以外の悪いところもなく、妻も僕の脂肪を愛でてくれるので、痩せる理由がありませんでした。

でも僕は2017年夏にcallmeさんに出会ってしまいました。元来僕はぜんぜん推しを決められない体質で、ぬるい箱推しとして「だってみんなかわいいんだもん」とかぬかしてるタイプでした。三者三様の魅力があるcallmeではなおさらです。そうなのですが、callmeにはセルフプロデュースという地雷があり、My affectionの歌詞を読んだ瞬間近接信管が作動して瞬時に爆死するという事件が起こりました。去年のリキッドルームが僕にとっては決定的で、あのとき秋元瑠海さんに恋してしまいました。

ここで言う「恋してしまった」というのは「頭痛が始まった」「39度の熱が出た」みたいに、純粋に体調変化のことを指します。具体的には、るうなさんのことを考えると胸がぎゅうううっとなって苦しくなる症状が出始めました。世に「胸キュン」とかいう表現がありますが、あれはキュンなんてかわいらしいもんじゃなくないですか?
なんか締め付けられるような痛みなのですが、その中心からじわーっと熱いものがこみ上げる感じがあって、なんとも甘美な痛みですよね。僕が最後にこの感覚を味わったのは30くらいのときで、僕の人生において、身体のこの機能は永遠に喪失したものと思い込んでました。でも、そうじゃなかった。中学生の時みたいに、胸が痛くなる。それはちょっとびっくりしました。
でもですね、中学生の時と違うのは、焦燥感を伴わないところなんです。未婚で子供がいなかったころというのは、好きになることイコールなんとかその人の一番になりたいと強く強くおもうこと、だったのですが、今の僕にはそれは無理です。20年近い時間を経て、戦友かつ同盟軍という感じの関係性に変化しているとは言え、僕は妻を愛しているし、同様に二人の娘も愛しているので、実際にるうなさんとどうにかなりたいと思ってもそれは不可能です。

そもそも、るうなさんはとても真面目なアイドルだし、もっと遡ればとびきり魅力的な女性なので、少女漫画に描かれるような素敵な恋愛をする権利をもっています。そんなね、わけわかんない既婚子持ちのオヤジに興味を持つとか想像するだけでもかわいそうだし、そんなの僕自身が嫌です。だから、最初から可能性(なんのだよ)ゼロなんです。ゼロなので、焦ったり病んだりする理由がない。そして焦ったり病んだりしなければ、こんなに楽しいこともないんです。

またね、色んなイベントでお話するたびにるうなさんが嬉しいことを言ってくれるわけですよ。毎回、「すみませんこんなのが会いに来て。でも好きなんです」みたいな気持ちで行くから、嬉しそうにしてくれるだけで期待を大幅に超えちゃうわけですよ。そうするとますます好きになってしまうから、些細なことがどんどん嬉しくなるのです。かくして、交際以前のラブコメが延々と続く少年漫画みたいな不思議空間が出現するのです。

またね、callmeのイベントが悪魔的によくできていて、ライトアップされたクリスマスツリーの前で待ち合わせをしてクリスマスプレゼントをもらうイベント(有料)とか、バレンタインチョコレートをもらったりビデオメッセージを頂いたり(有料)、例のボウリング大会やらゲーム大会やら(すべて有料)もうさ、好きが深まる要因しかないわけですよ!

そんなこんなの5月末、僕の健康診断がありました。MAXの108Kgから4kg減の状態で診断を受けまして、相変わらずデブデブいわれるわけですよ。こっちは痩せる動機なんかないんです。でもまあ、概ねオールクリアな結果の中で、善玉コレステロールが少なくて悪玉コレステロールが多いのだけが気になる。ゲームのトロフィーがわずかに欠けてる感覚です。それになんで4kg減ったのかというと、温泉旅行前にあれこれ考えた結果瑠海さん恋しさで食事が喉を通らず、なんか自然に減ったんです。これは、このまま続けても面白いな、と思いました。

そこで普段は無視して帰る栄養指導を受け、間食はヨーグルトにしろや、と言われました。いや、ほんとうは、間食はやめろと言われました。でも、やめない、やめるくらいなら死ぬと言い募ったら、じゃあ、ヨーグルトにしろやと言われました(だいぶ違う)。冷奴でもいい?って聞いたらいいって言われました(冷奴大好き)。ヨーグルトと冷奴は食べて良くて、糖質減らすだけならできそうだなと思いました。そして、特典会の会話のネタにもなるし、瑠海さんに聞いてもらえたらすごくがんばれそうな気がしました。なので、るうなさんに宣言してみることにしました。

ま「健康診断で痩せろ痩せろ言われるので、痩せてみようかと思うんです。痩せたほうがいいですかね?」
る「うーん、そんなにかなあ…(腹回りなどを見つつ)。あ、でも、健康のためならいいと思う」
ま「健康…。心配してくださるんですね…。わかりました、元気でライブに来たいのでがんばります!」
る「お!わかった応援する!がんばってね!」

その日から僕の食生活が変わりました。飲み物は糖分の入ってるものは全部やめて、お菓子類もやめました。朝晩は普通に食べてましたが、妻にお願いしてご飯(コメ)とかはちょっと減らしてもらいました。もともと音楽を聴きながら歩き回るのは大好きなので、暇さえあれば散歩しました。

宣言後の下落スピードは大変なもので、温泉旅行までにはさらに4Kgおちて、99Kg台になっていました。(温泉blogの大宴会パートにそれに関する会話が書かれています)100kgを割ったあたりで、下落スピードはだいぶ低下しました。なのですが、なにしろ何かを食べたくなるたびに
る「まっこいさん!ダイエットするんでしょ!ちゃんとしないと怒っちゃうぞ!プンプン!…うふふふ」
って言う妄想をするのです。ちなみにこれの元ネタはソフマップの5枚特典で吹き込んでもらった目覚ましボイスです。
る「まっこいさん!起きて!お仕事行くんでしょ!起きないと怒っちゃうぞ!プンプン!…うふふふ」
なので、るうなボイスでの脳内再生余裕です。わーいわーい(偏差値2)。そうすると脳から分泌されるデレデレ汁が神経を伝わって全身にいきわたり、何かを食べなくても猛烈に幸せな特典会まっこいモード(なんだそれ)に遷移します。無敵!!

ただ、ちょっと失敗しました。この件、黙って独りでニヤニヤ楽しもうと思っていました。もし僕がいつものようにだらしくなく欲望に溺れて、ダイエットに失敗した場合、るうなさんの魅力が足りないみたいになるじゃないですか。るうなさんが「飲みやすい」と言ってたすだち冷酒を見つけたとき、嬉しくなって買ってしまい、飲めもしないくせに飲んだら、酔った状態でうっかりツイートしておりました。お酒、よくない。

あと、夏フェスはダイエットにいいですね。TBC夏祭り、TIFと北茨城のお祭り(フェスティバルにはちがいない)は、参加した日にはきっちり1kgづつ落ちました。
るうなさんに会うたびに、「細くなったね!」「顔ちっちゃくなったよ!」とか褒められるから嬉しくてたまりません。
ま「ダイエットの話なんですけど、14kg減って90kgまで減りました」
る「14kg!すごいね!じゃあ80kg台まで…」
ま「もうちょっとですね。一応目標はそこにしてました」
る「まっこいさんって、マジメだよね。」
ま「ほえ?!マジメですか?」
る「マジメじゃないと出来ないと思う。ダイエットって」
ま「違うんですよ…。なんか食べたくなるたびに、るうなさんに優しく叱っていただく妄想をしてまして」
る「えーw うんうん」
ま「そうするとなんか幸せな気持ちになって我慢できるんです。だからるうなさんのお蔭なんです」
る「そんなそんなー。でも、じゃあ次に会うときには…」
ま「そうですね、目標に到達してると思います!」
る「目標達成したら、ハンバーガーとパフェ食べよう!」
ま「(なんでそのふたつ…きっとるうなさんが我慢してるやつなんだな…)はい!!」

そして、先日、9/9。瑠海さんのお誕生日当日は、仙台ジャズフェスのイービーンズ杜のガーデンテラスでcallmeのライブがありました。特典会でるうなさんのお誕生日をお祝いして、プレゼントもお渡しすることが出来ました。
る「嬉しいー。まっこいさんありがとう」
ま「お誕生日おめでとうございます。お手紙もよんでくださいねー」
る「読む読む!ありがとう!22歳は、もっともっと好きにさせちゃうからね!!」
ま「(こ、これ以上は僕壊れちゃう…。それに今渡した手紙、「大好き」って25回書いてあるんですけど…)よ、よろしくお願いします!」
…ああ…。僕はもう人生に満足です。満足なんですが、ダイエットの話もしたいのでループします。

ま「僕からも報告がありまして。ダイエット目標に到達しましたー!」
る「すごーい!やったー!ね!お腹ももうないもんね!ある時も可愛かったけど!」
ま「(はうー!!!)る、るうなさんの御蔭なんですよー」
る「まっこいさんが頑張ったんだよー」
ま「るうなさんがすごいんです」
る「まっこいさんがすごいんです」
ま「ほんとに違うんですよー」
る「うふふふ。二人で掴んだ成果だね!」
ま「ふ、ふたり…で…(半泣き)」
る「忙しいのに来てくれてありがとう!仙台まで。びっくりしたし、嬉しかった!」
ま「(全泣き)あうあう」(剥がし)

ね?(何がだ)楽しいですよ、推しに宣言するダイエット!!!!

この「推しに宣言する」というメソッドは他にも応用が効きそうです。なので、若い頃からずっとやりたいと思っていて果たせずにいることを、新たにるうなさんに宣言しました。
ま「ときどき圧かけてください」
る「まっこいさん、当然やってるよね?みたいな?w」
あーもう楽しい。推しがいるだけで人生にモチベーションが山盛りですよ!
自己啓発本とかちくちく読むよりも、やりたいことを推しに宣言する!というメソッドで、人生が切り開けるんじゃないかと、結構本気で今、思っています。