あなたを見ているときだけ世界は完璧だ

kolmeさんを応援するblogです。

kolmeが大好きだと叫びたい

同僚と別れて、地下鉄の階段を降りていたら、いつの間にか涙がぼろぼろ落ちてきて止まらなくなりました。土曜の夜の銀座駅の地下通路を、涙と鼻汁を垂らしつつ、嗚咽を漏らしながらあるく中年男性。それがまあまあ異様であることは僕もわかってはいるのですが、涙が溢れるほどに幸福度が増してくるので、泣き止みたくないのです。胸が苦しくて、幸せなため息ばかり出ます。

さっき、僕の愛するcallmeがkolmeになりました。
もう、反射的にcallmeってタイプしちゃうし、calbeeやcalmicを見ると「?!」って反応しちゃうくらい目に馴染んだ愛着ある名前ではあります。
でも、callmeはまあ、電話して、って意味なので、twitter検索するとアホほど外国語の日常会話がヒットしてアイドルグループに行き着けないし、海外で誤解されたりしても心配なので、SEO的にもセキュリティ的にも改名は大変よいと思います。
何よりも、このタイミングで「行くぜ!」って意志を見せてくれていることが嬉しいし、ホッとします。続けていくこと、生き残っていくことの難しさを感じる出来事の多いこの2018年に、こんなにうれしいことはないのです。

連続配信リリース、来年の年初に発売されるニューアルバム、10月末と11月頭のワンマンと、全部大事な発表で、一つ一つを想像するだけで、幸福な気持ちがふくれあがります。
僕は頭おかしいから、香美さんや瑠海さんが「良い発表だから」って言ってくれたその日から全然心配はしていなかったつもりだったのですが、どこかで緊張していたのかもしれません。それが解けたのと、いろんな不安が払拭されたのと、ライブが最高だったのと、るうなさんが優しかったことと、いろんなことがないまぜになって、僕のただでさえ乏しい抑制力が崩壊して、今、こうやってグズグズやりながら歩いています。


■第二回 Trial callme

29日のワンマンライブは、trial callmeから始まりました。

callme / In my dream 2016.12.17 at RADHALL

新参の僕は動画でしか見たことない白とエメラルドグリーンの衣装(↑動画の衣装)に身を包んだcallmeさんたちは、名刺代わりのHello No BuddyとFalling for youを披露すると、そこから本来コンフィデンシャルな媒体資料を披露する流れとなりました。コンフィデンシャルとか言われてるのであんまり細かく書きませんが、
・クリエイター的な側面をかっこよく書かれていた美杜さん、香美さんに対し、冒頭から天然エピソードをぶち込まれる瑠海さん
・香美さんMC志望疑惑
る「香美さん、MC志望だったんですか?ここに書いてありますけど」
み「へえー、香美ちゃんそうだったんだねー!」
る「なんかすみませんいつも私がトーク回しちゃって。よかったらここからMC回します?」
こ「(手を広げて前にかざしストップ!のポーズ)大・丈・夫です!」
・新ジャンル「ヒップ・ホー!」登場(たんなるHiphopのタイポ)
・なぜか一番誕生日の遅い瑠海さんだけ22歳になっていて、他の二人は21歳表記
などなど、なかなかポンコツな感じな資料を使いつつ、初見の人向けにメンバーのパーソナリティを紹介するコーナーとなりました。
メンバー紹介文については「僕に書かせてください!!」って思ったのでここに書きます(迷惑)が、瑠海さんをざっくり紹介するとしたら

kolmeのリーダーにしてメインボーカル。
Dorothy Little Happy時代から定評のあるボーカルは、彼女の音域を完全に把握した盟友・富永美杜楽曲を得て更に進化。
彼女たち自身によって生み出される楽曲世界を情感たっぷりに表現する。
メンバー中もっとも長身に恵まれており、スケール感のあるダイナミックなダンスにも定評がある。
真面目で芯の強い性格で、自由奔放なメンバーたちを牽引するkolmeの司令塔。
反面、天然ボケ的な資質にも恵まれており、それがまた彼女の愛らしさを増幅している。
彼女自身も作詞を手がけていて、彼女たちの境遇・思いや、少女漫画的な恋愛へのあこがれを詞にするなど、ストレートで伝わりやすい作風の持ち主である。
ファンとのコミュニケーションにおいても非常に誠実で、アイドルファンの間でも高く評価されている。

こんな感じじゃないかなと僕は思います。あの、よかったらテキトーに直して使ってください(誰に言ってるんだ)。

その後のブロックもセトリを見て分かる通り、callmeの中でも非常にcallmeらしいナンバーで固められていて、ここが非常に良かったです。
I'm alone→Confession→In my dream→Take my timeなんてたまらんすよね。緩急、聞かせるところと沸かせるところ、音圧と静寂など、コントラストが見事な曲が並び、非常に楽しいブロックでした。

そして、そこからのファン企画瑠海生誕でした。

9/9の誕生日からちょっと時間は経っていましたが、フランスからの凱旋を意識したケーキ、ブリザードフラワーの贈呈が行われ、美杜さん香美さんによってハッピバースデーソングが歌われると、会場は下手から赤、白、青の三色のサイリウムに満たされ、ステージから見たときにトリコロールになる演出を行なって、瑠海さんの誕生日をお祝いしました。
み「青!」
上手客「イェー!!」
み「白!」
中央客「イェー!!」
み「赤!」
下手客「イェー!!」
み「パリ!」
全員「イェー!!」
こ「Perfumeさんみたいw」
という一幕もあったり。

からのMy affection→Don't be afraidで締め、と僕的にはとてもとても平常心では受け止められない展開で、一部から大変楽しかったです。
ただ、微妙に特典会施策とマッチしていない(全員サインが特典券1枚で、個人サインが特典券2枚の設定なのは、新規のファンの方に全員と会話して欲しいからこの設定なのだと思うのですが、Trial callmeのあとにはサイン会がないので、この設定があまり活かせていないと思われます)というのはやや勿体なくて、今後も続けていくならば、さらに修正と調整が必要なのではないかなと感じました。

今回のワンマンには新しいバージョンの生写真が投入されました。
特典会の開始前にあけてみたら素敵な写真がいっぱいで、過呼吸ぎみになりつつ
「かわいいよう…かわいいよう…」
とニヤニヤしながらブツブツ言っていたら、最近知り合った方に
twitterでのイメージ通りですね」
と言われて反省しました…。反省したけど、これはなおらないと思って、反省したことを反省しました…。
課金商品なのでここには載せられないけど、ほんとにいい写真がいっぱいなので、ライブにお越しの際はぜひ。
1パック買えば、その写真の中からお気に入りの一枚に全員サインがもらえるので、初接触にお薦めです!!実質無料!(おたくがいいがちなやつ)

でね、特典会はこの生写真の衣装でした!まあたいへん(大変なのはお前の頭の中だ)!
1部は黒のお召し物のほうでした。こちらもねー、サンプルとか載せられたらいいんですけどねー。ぜひ、お買い求めになってください!(回し者感)

■夜の部 ULTRA callme CHANGE

Change my life -remix-のイントロを入場SE代わりに始まった夜の部は、それだけでいつもと違う予感が漂いました。
毎回夜の部のほうがテンション高くなりがちですが、これはさらに加速しますね。衣装は香美さんいうところの「牛」衣装。これね、すごくいいですよね。
それで2曲めがOh yeah!ですよ!右も左もわからず参加した初ワンマンで、周りのみなさんがとても楽しそうだったので、音源を聞いたりブルーレイを見たりして備えていたものの、1年以上にわたって演奏されなかった曲。もうこの時点でテンションゲージ振り切りましたよね。


↑「牛」衣装

そして最初のMCで明かされた今回のULTRA callmeのタイトルが「CHANGE」でした。まあ、聞き流せませんよね。どんなCHANGEなんだろうって、ドキドキしました。
この時僕は、木曜日のcallme会でるうなさんと交わした会話を思い出していました。
ま「もう、ワンマン明後日ですね。直前って、どんな気持ちですか?」
る「焦る〜。あれはどうしよう、これはどうしようってバタバタしてます」
ま「わかりますー。いろいろやり残しが無限に心配になりますよね」
る「うんうん」
ま「前回のワンマンでは、あんまり事前にピリピリしなかったって仰ってたじゃないですか。今回はどうなんですか?」
る「ありがたいことに、今回はいろんなお仕事を頂いてて、やることがいっぱいあって。前回はただリハーサルしてる期間がわりとたっぷりあったからピリピリしなかったんだけど、今回は…ピリピリしてますね」
ま「してるんすねw」
る「発表もあるし、楽しみにしててね」
ま「いやーもう楽しみしかないですよ!」
うん、大丈夫、大丈夫。楽しみしか、ない。

いつものcallmeさんであることを証明するかのように、香美ちゃんがイケメンだった話が披露されます。
る「リハーサル終わりにイベントがあったので、移動があったんですよ。で、香美ちゃんはクールに「私先行くから」って出ていって。で、外に出てみたら雨が降ってて」
み「わりとすごい降り方だったよね。で、私もるうなさんも傘持ってなくて」
る「そう、傘ないねって。そしたら、遠くに香美ちゃんが歩いてるのが見えたんです」
み「すぐわかるんだよね、だって、傘に「callme」って書いてあるからw」
(会場拍手)
こ「グッズの傘なんだよねwで、二人が遠くからわーって走ってきたよねw」
る「ちょっと傘小さいけど、三人で入れてもらおうと思って」
み「そしたら香美ちゃんが(イケメン風ボイスで)「これ、二人でつかいなよ。私フードあるから」って、私達に傘を渡して、フードかぶって街の雑踏に消えていくわけ」
る「キュンッ!ってなったよね」
み「イケメンだったー」
る「で、あー、香美ちゃん優しいなーって思いながら会場について、香美ちゃんに傘を返して、ちょっと支度して戻ってきたら、その傘がゴミ箱に捨ててあって」
(会場騒然)
る「私達が触ったから?もう要らないって捨てられちゃったのかなって…」
こ「ちっがうよw あれ、めちゃめちゃ錆びてたでしょ?w」
み「そういえば穴あいてたなーって思ったw」
る「閉じるときとかもね、んっ?んっ?閉じないなって」
こ「でしょ?で、スタッフさんに新しいやつもらったから」
る「で、傘を捨てられて悲しかったなって、言うお話でした」
こ「ちょっとw」
み「ちがうでしょ、香美ちゃんがイケメンだった、って話だから」

微かに頭をかすめた思いも、いつもの調子のお三方と、Way I amで吹き飛んで、I'm aloneまでの怒涛の4曲で最高のさらに上までギアが上がります。
改名の発表があったのは、このタイミングでした。

そして発表終わりに、それまで背後に投影されていたUltra callmeのロゴがUltra kolmeに。
つまり、callmeとして最後に歌った曲は「I'm alone」だった、ということになりますね。これはテストに出そうです(テストってなんだ)。

そして、kolmeとして最初に歌われた曲は新曲「Why not me?」でした。前回聴いたときは悲痛な印象のタイトルに引っ張られていたのですが、生ギターの音が印象的な爽やかな曲で、好きになってはいけない人を好きになってしまった、という禁断の恋の甘さも表現されている気がします。これは是非とも歌詞も含めてゆっくり咀嚼したいなーと思うので、配信が楽しみです。そして、2曲めに代表曲 Hello No Buddyがくるのは納得ですね。

そのあと、You're my true friendが披露されたのも個人的には刺さったポイントでした。
もとからどストレートな歌詞(私の間違いはただすようなそんなあなただから、とか。)の曲ですが、「こんなふうに言えるのは世界中たった『二人』だから」と美杜さんが替え歌なんかするからもうダメでした。
そこからの幸福感あふれるBring you happiness、三人での旅のイメージに胸躍るPeaceful world、からのkolmeを支えるアンセムStep by step、そしてオンリーワンのスタイルを高らかに誇示するMy styleと、もうね、最高ですよ。

三人の絆、そして音楽への思い。それらすべてを束ねるラストナンバーとして選ばれたのが、To shineでした。
「昨日までの私にさよなら」で始まる歌詞に、新しい意味が付加された瞬間に立ち会えたことを、ファンとして誇りに思います。

鼓動高鳴るまぶしい日々 
広がる夢の先へ 
大好きな音 大事な詞 
変われる私きっと

三年前から、甘くない時間を過ごした果てに強くなった三人が、このタイミングでこの歌を歌う意味は軽くないのだと思いました。
改めて、生写真32番が胸に迫ります。坂道を笑顔で駆け上るお三方。三人が挑戦するすがたをずっとずっと見ていたい。そして、いつの日か栄光に届くように、できることは全部してあげたい、って改めてそう思いました。

夜の部の特典会は、生写真のカジュアルな方の衣装でした。
めでたくkolme最古参となった僕たちは、これからも続いていくkolmeの未来に思いを馳せながら、直接お祝いをお三方に伝えることが出来ました。こういう特典会って本当に幸せだなって思います。


丸の内線がホームに入ってきました。
いつもと同じライブの帰り道だけど、全部が違って見えます。名前が変わるというのは、大げさに言えば世界との関わり方がかわるということですよね。
どんな明日が来るにせよ、kolmeさんたちが前を向いて、自信を持って一歩を踏み出せるように支えたいと思います。
そのためには、僕も自分自身のことをきちんとがんばろう、そう思いながら、電車に乗り込みました。