あなたを見ているときだけ世界は完璧だ

kolmeさんを応援するblogです。

SpotifyとかUltra callmeとか。

■六月のcallmeさん
六月のcallmeさんたちはどこか張り詰めていたように思います。温泉も楽しかったし、ワンマンも楽しかったけれど、瑠海さんの「今、callmeを応援してほしい」という発言に代表されるように、いい流れで来ているだけに、ここで頑張らなきゃ、という気持ちが溢れていたように思います。美杜さんも香美さんも誕生日を迎えたばかりでもあり、個人的な出来事も重なって、ジャパンエキスポを控えて、ひとつの大きな節目を迎えている感じがありました。

■ジャパンエキスポ
詳しくはまとめをご覧下さい。
https://togetter.com/li/1245525

カラスステージはキャパ4000。香美さんも「お客さん全然いなかったらどうしよう…」と思っていたそうですが、未踏の地フランスのことなので無理もありません。でも、結果としては大成功。「ここ数年で最大の動員」「何年も通っているけど、最も観客を沸かせたグループ」というツイートも見られました。


■プレイリストアルバムとSpotify
そして、海外進出へのコンテンツ的なインフラとして、急遽リリースされたプレイリストアルバム please callme 20152018。 音楽的なルーツに触れることができる「callme maybe 〜遊びに行こうよ〜」、それに、please callmeの副音声版が矢継ぎ早にリリースされて、「今月のリスナー数」はピーク時で32000を超えました。

リリース後時間が経過した今では15000くらいになっていますが、これは依然としてアリーナクラスのアイドルに次ぐ数字です。
この間に350人ほどフォロワーを増やしており、新曲のリリースの際には前回を上回る伸びが期待できる状況です。
ここで、tiptoeのプロデュースをされている方のツイートをご覧下さい。



これ、僕も全く考えていなかったのですが、つまり、配信による曲提供というのは、旧譜で効率的に収益を上げられる手段なんですね。
棚を占有されることも在庫リスクも流通コストもなく、再生によって収益を得ることができると。
今年1月に書かれたいくつかの記事を読むと、1再生あたり0.42円くらい、と書かれていましたので、運営サイドの得る収入はCD売り上げの方が多いのが現状のようです。
リリースされた新譜は盤で買う、旧譜は配信で聴く、と言うのが現状、もっとも貢献できる方法になるかと思います。

この中で大きな働きをするのが、「公式プレイリストに取り上げられる」ということです。
今回のプレイリストアルバムには、曲順やリミキサーの選定の過程で、音楽コンシェルジュのふくりゅうさんが深く関わっていて、公式プレイリストが作られるメカニズムをご存知の方が入られることで、より効果的なものになったのではないかと思います。
Aiobahnさん、Chocoholicさん、有機酸さんらのRemixがとても印象的でしたし、沢山の公式プレイリストに入ることで、それ自体が強力なプレイリストであるViral top 50に凡そ二週間に渡ってランクインすることができ、callmeさんがSpotify上で大きく存在感を増す結果に繋がったと思います。
(公式プレイリストもモノによってフォロワー数に差があって、Viral top 50やWeekend Buz Tokyoは3万人とか3万5千人くらい、キラキラポップジャパンは8000くらい、とか、強さに差があります。次の新曲が出たら、なるべく長い期間Viral top 50に入るようガリガリ再生したいと思います。それ自体callmeさんにお金も入りますし。)

Spotify自体もapple musicやAmazon musicと激烈な戦いを繰り広げている最中です。Spotifyを象徴するような、わかりやすいサクセスストーリーは、きっと歓迎されると思うのです。avex的にもspotify的にも、callmeがその役割を担ってくれたら、という思いはあるんじゃないかと思っています。(沢山いる候補の中のひとつだとは思いますが。)
ちょうどCDビジネスが頭打ちになるこの時代に居合わせたからこそ、出会えたこのチャンス。勝機はここにあると思いますし、callme的には殆どリスクもない。いやこれ、いい状況だと思いますよ。僕はそう思ってます。

■Ultra callme playlist
で、今回はその流れでの昼の部ということで、チケットはややお手頃な2500円に設定されました。
ディスカウントとしてはもっと印象的なディスカウントをしている陣営(ほわどるさんの定期公演一部とか)もあり、もっと早い段階で無料ハイタッチの実施をアピールすれば、もうちょっと効果があったのではないかと思う面もあったのですが、実際、ご新規のお客様もかなり来られていて、一定の効果はあったものと思います。
衣装はフランス衣装、入場SEはinterlude1(こ・る・み・こるみのやつ)でした。
昼の公演のセットリストはプレイリストを基本に、
・In my dreamとI'm alone入れ替え
・In my dreamはchocoholic Remixに
・All I needとSing along入れ替え
というものでした。
callmeしゅきしゅきおじさんとしてはどうなのかな、と思ったけど、くじ引き形式でスタッフ(+メンバー)からの質問に答えるコーナーはcallmeさんたちのトークが冴え渡っていてすごく楽しかったし、マイクスタンドでのPreciousやIt's own way入りの10曲90分というボリュームは、普段の昼の部並みに満足のいくものでした。
初心者向け公演らしい内容としては、sing alongのコールの指導と、My affectionのフリの指導がありました。
ではここでいくつかMCのうろ覚え再現を…

・あこがれの芸能人
み「あの、みなさんはぁ、あこがれのぉ、芸能人とかいるんすか?」(スタッフものまね)
こ「あー、そういうの新鮮だね」
る「訊かれたことなかった」
こ「あ、はい!私は、ケラーニさんみたいになりたい!」
(会場反応薄め)
こ「あ、みんなしらないよね。ケラーニさんっていうアーティストがいて、ライブを見に行ったりしたんですけど」
み「こうでしょ、(腰を落として膝立ちになりモノマネを始める)」
こ「クオリティ微妙w」
み「え、でもこんな感じじゃん」
こ「はい、るーちゃんは?」
る「私?うーん…。誰かな…。…あ!なりたい顔はある!」
こ「おお、誰々?」
る「前髪の似合う顔になりたいの。こじはるさんとか、田中みな実さんとか、ゆうこりんとか…」
み「あー、ぜんぜん違うね」
こ「ちょっと難しいね」
る「なりたい顔って言ったじゃん!!無理とかじゃなくて!はい、みもは?」
み「私は叶姉妹みたいになりたい。instagramがすごくセクシーだから、みんなフォローして」

・あした地球がこなごなになっても
み「瑠海さんへ。明日、世界が終わるとしたら何する?(スタッフモノマネ)」
る「食べる」
こ「あー。でも食べるって言っても(お腹に)限界あるでしょ」
る「でも食べる」
こ「ww」
る「だってさ、世界が終わるんだよ?もう太るとかないんだよ?」

わかる。それと圧倒的にかわいい。超かわいい(うるさい)。

・瑠海さんのこの質問は一種のフリ
る「瑠海さんのいいところを教えてください」
こ「きたー、そういうやつ」
み「ないない、いいところないから」
る「なんでよー!あるでしょう−!」
こ「あ、じゃほら、みんなにききなよ」
る「そうだね!じゃあ…。あ、女の子に訊きたい!…あ、でもこの子香美ちゃん推しか…」
女の子「声が綺麗で、みんなにやさしいところ」
み「あー、べつにやさしくないよ」
る「なんでそういうこというのー?じゃあみもが答えてよ」
こ「るーちゃん時間だって」
み「そういうのはさ、会場のみんなのほうが知ってるでしょ。はい曲行こう曲」
(曲へ)

ステージの高い銀座ヤマハということで、callmeさんたちはハイヒール装備。
板張りのステージでは、彼女たちが踏み込むと、ガンッという音が響いて、動き出しと静止の時に漲る力感と相まって凄い迫力です。
気のせいかも知れませんが、プロジェクターの光量も上がっている気がして、スクリーンに映り込む彼女たちのシルエットの輪郭もいつもよりはっきりしているように見えました。
影だけ見ても三人それぞれが個性的で、ほんといいトリオなんだよなあ、と思います。6月ワンマンの一部では、緊張している様子がありありと見て取れたけど、フランスから凱旋したcallmeさんたちは実に余裕のある感じで、実に頼もしいステージでした。

特典会はフランスで購入した私服でした。るーちゃんの赤いワンピースはほんとにかわいくてずっとチェキ撮りたい撮りたいとおもっていたので夢が叶いましたよ!(満面の笑み)瑠海推したちが口ぐちに「古いヨーロッパの映画のような」とか「昔のイタリア映画のような」と言っているのを聞いて、おっさんたちの理想の恋人は西欧のフィルムの中にいるんだなーとおもいました(お前もな)。いやいやるうなさんはどんな女優さんより美人だよ!!(デレデレしつつ)

るーちゃん!るーちゃん!る(逮捕連行)

■Ultra callme Play ball
今回も夜の部はとんでもなく盛り上がりました。
衣装はフランス衣装、入場SEはThis is callmeのSE(Rumbさんのピアノのやつ)でした。
お客さんの入りも良くて、昼の部でテンションが出来上がっていることもあり、最初から熱気がすごかったです。
そこへ持ってきて、callmeに痺れている(めっちゃ昭和な表現)者にとってMy style始まりというのはたまらんものがありますよね。
ついて来い!って言われてる感じ。続くreal loveでは実に妖艶なステージング。
希望あふれる未来への疾走を歌うTo shineから、一瞬一瞬を大切に刻み込むOne timeという展開も胸に沁みました。
そしてそこからの夏曲For you。曲終盤のパンパンパン!と三人のフリが連動するところは何度観てもしびれます。
マイクスタンドでのPreciousはこちらでも披露されました。それとかなり久々なKeep tryingと、香美さんの見せ場もたっぷり。
それとこの日は高校野球の日ということで、球児たちの活躍にcallmeの生き様を重ね合わせたRun Run Runは高校野球バージョン。
サビ前では野球を模した振り付けを見せてくれました(1番ではアウトになってて笑ってしまいました)。
In my dream→My affection→Step by stepと必殺の流れの後、新曲「Why not me?」が披露されました。
このライブに間に合わせるためのラフバージョンに突貫でフリをつけての披露でした。showroomでの美杜さんの「アレが入ってない」
という発言もあり、今後ライブで観るたびに違った曲になっていきそうで、楽しみです。
そしてライブ終わりの挨拶のときに、スクリーンに突如、9/29に次回ワンマンとの文字が!
聞いてないと慌てるcallmeさんたちとは対象的に僕たちは大喜びで、幸福なワンマンが終わりました。

こちらもいくつか記憶に残ったMCのうろ覚え再現を…

・語るに落ちる瑠海さん①
こ「毎回ワンマンの前はピリピリするわけですよ。ちょっと間違えるとすぐ怒る人がいて…」
る「えーそんな怒ってないよ!」
み「瑠海さんって言ってないよ」
る「あーそっか誰だろうね」

・語るに落ちる瑠海さん②
み「今回はバミリがお菓子だったの!」
る「真ん中がたけのこの里。こっちがじゃがりこ。で、こっちがおしゃぶり昆布的なやつ」
こ「ほら、糖が足りないと機嫌が悪くなる人がいるから」
る「機嫌悪くならないよー!!」
み「瑠海さんって言ってないから」

今回のワンマンに向けたリハーサルは、楽しみつつ前向きに準備できたそうで、callmeさんたちの精神的な充実ぶりが伺えます。

・ぶれない曲げない香美さん
る「今日はじめてcallme見るよって人手を上げてください!」
(多数手が上がる)
る「すごーい!ありがとうございます」
こ「え、どういうきっかけですか?callmeの曲って難しいじゃないですか」
会場:爆笑
み「ちょっと!曲作ってる人がここにいるんですけど!!」
こ「あー、ごめんごめん、でも難しいから…」

・もしcallmeじゃなかったら
み「もしcallmeをやっていなかったら、どんな職業についていたと思いますか?」
こ「はい!私CAさんになりたかった!」
会場:おおー!!(納得感)
み「やってみる?やってみる?」
る「あ、じゃわたしたちお客さんね」
み「男性やる?女性やる?」
る「え、どっちでもいい」
み「OK、じゃあ私イケメンやるから。Oh My sweet heart(なんか適当な英語)」
る「ミモー、ミモー、ミモー(国籍不明のイントネーションで連呼)」
こ「機内食のお時間です。ビーフとポーク、どちらになさいますか?」
み「Sorry I'm only speak English!!」
る「あ、英語で?英語で?」
こ「Would you like beef or pork?」
る「ビーフ
み「(瑠海さんを指さしながら)Pork!Pork! We are all pork!!」
る「わたしビーフって言ってるのに!」
こ「www みもちゃんは?」
み「ヒキニートしか思いつかないんだよね…。」
こ「あー(納得)。るーちゃんは?」
る「私も仙台にこもってると思う」
み「でも瑠海さんはちゃんと働いてるでしょ。大学も行ってると思う」
る「あー、そうかもね」
み「瑠海さんのうちは勉強に厳しかったんだよね。中学くらいまでは頭良かった」
る「良かったってなによー!」

おもしろかったです。機内食がものすごく肉寄りだったのも面白かった。安楽亭エアライン。

特典会は、高校野球の練習ユニフォームでした!
特典会に先駆けて、しおりんからケツバット禁止のアナウンスが…。

「え〜、じゃない。」が放り込まれるタイミングが絶妙で、なんとも親密な雰囲気がとてもよかったです。
練習ユニフォームにミニスカートをあわせたcallmeさんたちはとってもとっても可愛らしかったのですが、野球というわかりやすい題材だったため、おたくたちの仕込みがだいぶおかしなことになっていました。
みんなよくやるなあ(お前が言うな)。

■今後について
今後も昼の部はご新規さん獲得のためのものとして続けて行きたい意向のようなので、それに向けて言い方、見え方の調整は必要な気がしています。
trialやお試し、という言い方は、手軽な印象がある反面、本格的ではない印象も与えてしまうから、
入場無料のリリースイベントで使用した方がいい気がします。
リリースから時間の経ったリリースイベントとかを、callme trialって言うとか。
昼の部については、
・ファースト・コンタクト
・ファースト・インパク
・プロローグ公演
とか言うのはどうでしょうか(ブレストは他所でやれ)。
一日に2公演あると後の方が盛り上がってしまうのは仕方ないとして、一部の熱量を下げないためには名前、イメージは結構大事な気がします。
そもそも、お金払ってcallmeを観にきてくださるお客様というのは、そんなに薄味なものは求めてないと思うんですよね。
初回からガッツリ行くのが、最高の初心者施策なんだよなーということは、今回もIt's own wayをぶちかましていたように、運営の皆さんもわかっているんだろうなーと思います。

さてさて、次回は9/29ですよ!
また新曲披露もありそうですし、今回よりももっと楽しくなる要因しかないからすごく楽しみです。
フランス凱旋後あきらかにパワーアップしているcallmeさんといっしょに、音楽を楽しみましょう!(といいつつどうせまた直前では必死に特典会の仕込みをしていると思いますが)