あなたを見ているときだけ世界は完璧だ

kolmeさんを応援するblogです。

PerfumeとNegicco ちょっとだけ補足

Prefume Anniversary 10days PPPPPPPPPP「LIVE3:5:6:9」が終わったので、内容に関する補足をちょっとだけ。

前回のblogを上げた時に、「圧倒的なスタイル」は物事を諦めずに継続する人への応援歌だ、というようなことを書きました。これについて、@yaichi1024さんから、

あの日、圧倒的なスタイルにだけ歌詞の字幕が出た理由というか、答えが。「「圧倒的なスタイル」という曲の歌詞をよく読んでみると、この歌は、物事を諦めずに継続する人への応援歌なのです」

というコメントをtwitter上でいただきました。確かに、三人祭りでは「圧倒的なスタイル」の時だけ、モニターに歌詞が表示されました。でも僕はこの時は、歌詞が表示されたことの意味を、詞の内容と結びつけて考えてはいなかったのです。「周りの声に…」の部分はシングアロングを求められたりもするし。@yaichi1024さんのコメントを読んで、そうだったらいいなあ、と初めて思った、というのが正直なところでした。



で、Perfumeの単独ライブのアンコール曲「STAR TRAIN」を見て驚きました。
単独ライブではこの曲だけ、歌詞が表示されたのです。
この曲の歌詞は道なき道を切り開いてきたPerfumeの今までとこれからをストレートに歌いこんだもので、結成15年の総決算にふさわしいものでした。
でも、僕にはそれだけには聞こえなかったのです。
「手探りで夢を見る」日々を送ってきたのも「だれも見向きもしなくても肩を組んで笑ってた」のもPerfumeだけじゃない。この歌は、Perfumeの総決算の歌であると同時に、戦友たちと思いを共有する歌なのだと、僕は思います。
僕は一番にNegiccoを思い浮かべますが、きっとそれだけでもなく、遥かな宇宙の高みを目指してどこまでも登っていこうとする、スター候補生たちの連なり、それがSTAR TRAINなんじゃないかと思いました。

武道館公演の1曲目が「圧倒的なスタイル」であり、最後の曲が「STAR TRAIN」だった。
その2曲にだけ歌詞が表示された。
客観的な事実はそれだけですが、そこからは、全く異なる軌跡を描いて転戦を重ねて再び邂逅した2組の、お互いへの深いリスペクトを僕は感じました。