あなたを見ているときだけ世界は完璧だ

kolmeさんを応援するblogです。

5年目に結実したもの 「kolme live museum Hello kolme」ツアーファイナル

花冷えの3月末、開場の1時間半前にはどうにも待ちきれずに渋谷に来てしまいました。
仙台公演が終わったあとの1週間、どうにも落ち着かない日々を過ごしていました。僕は名古屋からの参加でしたが、大阪、仙台の6公演(昼夜の2回公演なので)とも、それぞれ別の味合いがあって、このツアーが終わってしまうのがどうにも寂しくてたまりませんでした。
ツアーファイナルが開催されるのは渋谷WWWX。この間、ファイナルでは、既報のとおりRumbさんが出演する以外にもゲストがいそうなこと、特典会がないことなどが発表され、それぞれプラスに受け止めていいものかどうか、ファンの間でも人によって意見が分かれる状態だったのではないかと思います。
なんとなく落ち着かない界隈の雰囲気の中、僕は僕で、銀座ヤマハスタジオより大きいこの開場での公演を迎えるにあたって、やり残したことはないのかという思いが拭い去れませんでした。FC先行のチケット枠の分は友達を誘っていたし、仙台公演の前に宣伝エントリも書いてしまっていたので、いちおう自分としてやれることはやったはず、となんども呟きました。昨年末からの連続配信リリースをやりとげ、1月末には素晴らしいアルバムをリリースしたkolmeさんたちに、幸せなツアーファイナルを迎えてほしい。その思いでいっぱいでした。

物販を見に行くと、福成さんが何時になく硬い表情をしていて、緊張感が高まりました。開場前に戻って、早くこられていた方と「どのくらい埋まりますかねえ」「埋まるといいですねえ」みたいな話をしていました。ポツポツ話したり、思いに沈んだりしているうちに、いつの間にか開場15分前になり、階段での整列がはじまりました。
会場に流れ込んで、同行してくれた友人たちといつものようにヘラヘラ話しているのですが、会場の埋まり方が気になって仕方ありません。

でも、開場したら、wwwxのフロアがどんどん埋まっていくじゃないですか。開場後30分くらいでトイレに行ったのですが、後方までしっかり人が入っていて、移動が大変でした。「すみません、申し訳ないです」と声をかけながら会場内を移動しているうちに、ニヤニヤがとまらなくなってしまいました。「よかったね、よかったね!!こんなにお客さんがいっぱいだよ!」と思うと嬉しくて嬉しくて、開演前にはすっかり変なテンションになっていました。

※いつもどおり、おぼろげな記憶に基づいて回想を試みます。
なんか映像化されそうな気もしていて、映像見たら「違うじゃん!」って言う部分がいくつもあると思うんですけど、まあ、大体の雰囲気でお読みいただければと思います。

客入れBGMのボリュームがいったん上がると、会場から大きな歓声が巻き起こります。
機械動作音から始まる美杜先生お手製のオープニングSEが流れると、下手後方からクラップが自然に始まりました。会場内のボルテージの高さを感じて、「今日はただただ楽しめばいい日になったんだな」って思いました。それと、kolmeさんの活動が徐々に浸透していっているんだな、としみじみと嬉しく思いました。香美さんの声が流れるところでクラップが止まり、会場内の期待度が圧縮されて空間に緊張度がみなぎります。
まずRumbさんが入場、そして、お三方が入場してくるとあちこちから怒号のような歓声があがります。よし、いよいよ始まる!!

そして1曲め…これが、Tie me downだったんです。
このツアーでは昼公演はThe liar、夜公演はWhy not meで始まっていました。変えてきた!って思いました。それと、Rumbさんがいるのに、オケの音しか聴こえない、と思ったらどうやら上手くラインに抜けていなかったようで、Aメロの終わりあたりで生ピアノの音がスピーカーから聴こえてきました。そうか、スタッフさんたちも緊張しているんだな、って思いました。そして、それに輪をかけてステージ上のお三方も緊張しているのがありありとわかりました。でも、持ち直すのにそう長い時間はかかりませんでした。圧倒的な声援に支えられて、ギクシャクしていた歯車が噛み合い始めます。

 

7/11追記

実はこの時、ピアノをバーン!と叩くところで、Rumbさんは薬指を骨折していたそうです。指の様子を見て、「骨折したかも」とわかったそうで、次のDon’t be afraidの時に大急ぎでテーピングして、薬指と小指が一つになった状態で演奏を続けていたそうです。全然気づかなかった…。

打ち上げでは「音でないところあってごめんねー」と語られていたそうです。Rumbさん凄い!!


曲終わりの大歓声。そのまま2曲めのイントロが始まります。
Don't be afraidです!!頭上で思い切りクラップしながら、うん、基本は夜公演のセットリストなんだなって思いました。でも、この始まり方のほうが、この会場のこの温度に合ってる。大正解だと思いました。もうこの頃にはお三方もいつも以上に楽しそうで、ステージのパフォーマンスに突き上げられて、ひたすら楽しい一夜がスタートしました。
で、この流れを切らずにそのままI'm alone。…I'm alone?!おおおお大好きI'm alone!!
ここまでの公演だとここで一旦ご挨拶のMCだったんですよね。でも、ここでこれぞkolme、っていう曲を、掴みのワンツーの後に改めて名刺交換的に挟んで来るのたまらんです。何度でも書きますけど、この曲のアウトロのダンスはほんとにかっこいいので、こちらのテンションが最高に高まった状態で曲が終わるのがすげえいいと思っています。

ここでお三方による挨拶のMCです。
る「kolme live みゅーぜ…」
み「もっかい行こうw」
る「kolme live museum Hello kolmeへ…」
こるみ「ようこそー!!!」
会場:大歓声
こ「香美です」
る「瑠海です」
み「美杜です」
こるみ「kolmeでーす!!」
会場:大歓声
る「今日は本当にたくさんの皆さんにお集まり頂き、ありがとうございます!!」
会場:大歓声
み「さっそくどんどんと歌っていこうと思います。聴いてください。Hello No Buddy

わーん、Hello No Buddy!大好きHello No Buddy!
もはや、白米ですよ(は?)。おそらく、この一年間で、僕の生涯で一番ライブで聴いている曲になったとおもうんですが、見るたびに違うし、特にこんなに熱い会場で観るHello No Buddyは格別です。ブリッジのところの瑠海さんの切ない表現を堪能した後の大サビの重層的に盛り上がっていく感じは、この直後の作品であるWhy not meにも意識的に引き継がれてますよね。
と思っていたら始まったイントロがWhy not meでしたー!ここまで夜の部の開幕にいたwhy not meが5曲目に移動することによって、Tie me down→Don't be afraidによる強力な掴みがど頭に移動したんですね。前述のようにこの公演ではオープニングSEの段階でクラップが自然発生して抑えきれない高まりもあったので、この改変はドンピシャだったと思います。そして1曲めとして聴くと落ち着いた印象だったwhy not meも、Hello No Buddyのあとに配置されるとIn my dreamになだらかにつながる感じになって、中盤にもうまく作用した感じがありました。
MCのあとの2曲でローギアからなめらかにシフトアップしたこの次の曲がIn my dreamでした。ここにはここまでの公演では、You'll be fineがいたんですよね。聴かせる2曲からのシフトアップの加減がちょうどよくて、この置き換えも成功だったと思います。何度も書いてますが、In my dreamは緩急に富んでいて、非常にkolmeらしい曲、かつ客席も湧ける万能曲なので、勝負どころの難しい場面に放り込むには非常に有効な曲だと思います。最高に気持ちが乗ってる時の美杜さんは、客席に口の形だけで話しかけて下さいますが、腕を胸の前でくるくる回した後に頭の横で開く振り付けのときに「上手!」と頂いてぶち上がりました。

そしてここからのダンスセクション
水分補給を終えて最初に戻ってくるのは美杜さん。大きく手を広げてクラップを煽りますが、もうみんなとっくにクラップしていて。
そして裏拍に切り替わって、超絶手数、kolme史上最速のダンスセクションの開幕です。三人並んでのステップの後、香美さんが中央でソロを取った後、次に美杜さんがソロを取ります。美杜さんが上手に移動した後、それに合わせるように瑠海さんが下手前に出てくるところ、なんだかんだ言ってこの二人ってめちゃめちゃ息があってるんだよね!と高まります。そして、瑠海さんがセンターからスピンしつつ下手に移動していくところは瑠海推しとしては本当にたまらないです。リピート再生したいので是非映像化をお願いしたい。もう自分でも何を叫んでるのかよくわからんほどの大歓声の中、トラックはクラップも置き去りにする勢いで更に加速します。お三方は腕と足を広げつつ超速の振り付けをこなしつつ、さらに最高速のまま上半身の激しい動きが加わって、会場も最高に高まったところで、怒涛のダンスセクションが終わりました。

る「踊って息があがってしまったので、話していこうと思います」
こ「話そう」
る「じゃあ、今日はじめてkolmeのライブを見るよって人!」
(各所で手が挙がる)
み「おー!!ありがとうございます!!女の子ー!!」
る「こっちにもいましたよね、男性の方…。ありがとうございます、後ろにも!」
こ「ありがとうございます」
る「私達も緊張していて。いつもね、ライブの前すごく食べるんですよ」
み「特に瑠海さんはね。」
る「そうなんです。でも今回は、あれ…食事が喉を通らない…ってなって」
こ「体は正直だな」
る「そう、ほんとそうで。でもほんとに今日を楽しみにしてきましたー!」
(場内大歓声)
る「今回のツアーは、岡山、福岡、名古屋、大阪、仙台と6箇所回らせていただいて。Hello kolmeっていう、今まで自分たちが思い描いていた
アルバムを作ることができて、それを直接ね、こうやって皆さんに届けることができて、ほんとに嬉しく思っています。ツアーの思い出、なにかあります?」
こ「またそういう…。るーちゃんは振り方が雑だよねw あ、でもみもちゃんはあったじゃん」
み「私?!」
こ「みもちゃんはね、リハに遅刻してくるんですよ」
み「あー。それか」
こ「だいたいね、最初に私が集合場所に行くんですよ」
る「そうなんです。で、次が私ね。」
こ「で、集合時間になって。まあまあ、5分位はね、いつものことだから。で、いちおうみもちゃんに電話して見るわけですよ。もしもしー?もう出た?」
み「ふぁ?!もう集合時間?今起きたー」
る「これですよ」
み「違うの、違うの。リハにはちゃんと間に合ってるから。」
る「そう、準備のための時間があるから、集合時間はリハの1時間前で」
こ「るーちゃんは準備がいろいろあるよね」
る「そう、私はストレッチしたり、声出ししたり、しっかりするタイプ」
み「私そういうのいらないから。朝一から「ハーッ!」ってちゃんと声出るし。準備いらないタイプ。今日もいきなり歌って大丈夫だし」
こ「そう、みもちゃんはね。そういうタイプ。」
み「こうみんは?」
こ「私?私なんかあったかな?」
る「香美ちゃんは、はじめて腰を痛めたんだよね」
こ「そう!!名古屋の前の日で。はじめてやったからびっくりした。」
る「リハーサルのときに見てたけど、あ、痛いんだな、っていう動きだった」
こ「今日はもう大丈夫なんだけどね。るーちゃんは?」
る「私?!私はほんとなんにもないよ」
み「そう、瑠海さんはね、ツアーは完璧だったの。珍しく」
る「珍しくないよ」
み「でもね、フランスでは散々やってるから。もうね、これずっと話したかったんだけど」
る「え…やだ…。話すの?」
こ「話そう。いいよ、話したいよ」
み「フランスでは香美ちゃんは一人部屋で…
こ「そう、よかった」
み「…こことここ(美杜さんと瑠海さん)が同じ部屋だったんですよ。嫌なことに」
る「嫌じゃないよ(にっこり)」
み「でね、瑠海さんの寝言がほんとにすごくて。その日はね、瑠海さんはもう寝てたから、私はあとからシャワーを浴びて寝ようとしたわけ。
そしたらコードにけつまずいて、おっとっと!ってなったわけさ。そしたら寝てるはずの瑠海さんが上半身だけ起き上がって「うふふ。大丈夫?」って言ってまた寝ちゃったの」
こ「こわーい!!!」
る「(納得いかない感じで首をひねる)覚えてないんだよね」
み「別の日は、寝てるなー、と思ったら同じように上半身だけ起きて「おやすみ、うふふふ」って言うし。朝ごはんのときにね、答え合わせをするんですよ。
昨夜さ、こんなこと言ってたよ。覚えてる?」
る「覚えてない」
み「みたいな感じで。でね、すごかったのがあって。瑠海さんはパジャマで寝るんですよ」
る「かわいいやつ。ちゃんと持っていったの」
み「そう、かわいいやつで。でね、二人のベッドが近かったんですよ。だから、隣で寝てる瑠海さんがわりと目の前なわけ。
で、その日は夜中にふと目が覚めたら…瑠海さんがね、パジャマの下を履いてないの。眼の前に瑠海さんのパンツがあるわけ。
!!ってなったけど、まあ、夜中だし、そのまま寝たわけ。で、朝になったら瑠海さんが先に起きるわけね」
る「…パジャマのズボン履いてない!!ってなってw」
み「でも私が寝てるから、何食わぬ顔でズボンを履き直したんですよ、きっとね」
る「そう、みも寝てるから、大丈夫大丈夫って思って。そしたら朝ごはんのときに…」
み「瑠海さん…昨夜、パンツだったよね?」
る「見られてたーッ!!!」
(この模様はVDCマガジン011で美杜さんがマンガ化しています。ぜひご覧ください。)

そして、ツアーのもうひとつの名物、「スナック秋元」のコーナーが始まります。

み「ふわああ酔っちゃったー」
こ「大丈夫?もう帰らないと」
み「香美ちゃん…(指を一本立てながら)一杯。一杯。」
こ「もう一杯?大丈夫かな…」
み「(指を一本立てながら)一杯。一杯。」
こ「ここ渋谷でしょ?いいところあったかな…?」
み「大丈夫。いい店あるから。ママが超美人。歌が超うまいの」
こ「えー美人?歌上手なの?行きたいな」
み「あー、ここだここだ。カランカラン(口で)」
る「あら美杜ちゃんいらっしゃい」
み「ママー!今日は、新人を連れてきました(敬礼)!」
る「あらどうもはじめまして」
こ「(膝を曲げながら両腕でひし形を作る謎のポーズ)」
み「この子お笑い芸人やってるの」
こ「(膝を曲げながら両腕でひし形を作る謎のポーズ)」
る「あらそうなの、よろしくね」
み「香美ちゃん、歌聞かせてもらって勉強させてもらいな。ねえ、ママ、歌聞かせてー!」
る「わかった。特別に2曲!」
酔った美杜さんが迫真の演技で「一杯。一杯だけ」と迫る場面を見るのはこのツアー2回目でした。香美さんにお笑い芸人という設定がついてツインヒロインになったのは新しかったですね!

そしてここはね!(いきなりおかしくなるテンション)瑠海さんの声に耽溺するゾーンですよ!2曲連続最高!!なんならもう1ループしても!(ゴリ推し)
2曲分一人で間をもたせるということで、瑠海さん超緊張してましたよね。曲の前に「あなたに会えてよかった」の紹介をして、多分コーナー終わりに「I love you」の曲紹介をするはずで、だから香美さんと美杜さんがすぐに出てこなかったんだと思いますけど、歌い終わって安心した瑠海さんが速攻メンバーを呼んでしまって曲紹介をぶっとばしていたのはたまらん可愛かったです。1曲めの歌い出しも声出てなかったですが、歌っているうちに落ち着いて気持ちが入ってくるのはさすが歌姫なんだよなーと思いました。小泉今日子さんの曲は「木枯しに抱かれて」とこの曲で迷っていたそうなんですが、クリス・ハートさんの2曲めがスローバラードなので、テンポのいい「あなたに会えてよかった」にしたら?との香美さんのアドバイスもあって、この選曲になったそうです。ツアーファイナルでこの曲順になったときに、より効果がでていて、ナイス香美さん、って感じです。

そしてこのあとは、kolme初の詞先曲、No need to rushからSay good byeの香美さん無双ゾーンに差し掛かります。
明らかに進境著しい香美ヴォーカルの真骨頂がここで発揮されました。以前の香美さんの声に時折感じられた硬質さが影を潜めて、伸びやかにしなやかに自作の英語詞をセンターで歌い上げつつ踊りをリードするNo need to rushはまさに香美無双。

この記事の写真見てくださいよ、どうですこのカッコよさ。それに、ファイナルのセトリから外れてしまったYou'll be fineは、この曲とつながってる気がするのです。
冒頭の英語詞の内容には共通のエッセンスを感じます。
そしてまた、Say good byeは男性からするとしんどい歌詞の曲ですが、後乗りのリズムが洒脱なのと、美杜さんが実に楽しそうに踊るので、胸を痛める間もなく楽しくなってしまいます。ちょっとね、歌詞的に「You don't know me」に近いところもあって、ガールズトークをみせて頂いてる感じがいいですよね。ちなみにクラップは、「クラップ」っていう歌詞のところでするべきなのか、クラップっぽい音が入ってるところですべきなのかは、音源聴いていると迷うところですよね。ツアーを通じて、メンバーのみなさんが後者のほうで煽りを入れてくださっていたので、ファイナルでもサビ前では全般的にクラップして、歌詞的に「クラップ」っていうところでは強めに入れる、という形で盛り上がりました。

 

さあ、ここでRumbさん再登場です。会場からは「よーへー!よーへー!」のコールが(僕もやりましたすみません)。
み「すみません本名で。Rumbさんでーす」
ら「よーへーでーす」
(会場大いに沸く)
み「さあ、ここからはどんどんと盛り上がって行くんですけど…。はい、リーダー」
る「…」
こ「苦手は克服しないと」
る「わかった。じゃあ、後ろと、真ん中と、前で分けようか。PAのあたりから真ん中ね」
(わかりにくいグループ分けにざわめく会場)
る「じゃあ、後ろの皆さん!盛り上がる準備はできてますかー!」
後「Yeah!!!(大歓声)」
る「…遠いな」
み「だからそれはわかってるじゃん」
こ「そこ?!w」
る「いやほら、ちょっと遠いから。じゃあもう一回。盛り上がる準備はできてますかー!」
後「Yeah!!!(超歓声)」
る「ありがとうございます。じゃあ次真ん中の皆さん!準備はいいですか!」
中「Yeah!!!(大歓声だが若干グループ分けに逡巡あり)」
る「…さっきのほうがよかった。もっとください!準備はいいですか!」
中「Yeah!!!(ふんぎりをつけて超歓声)」
る「よし。じゃあ最後前の皆さん!盛り上がる準備はできてますかー!」
前「Yeah!!!(超歓声)」
る「…ドン、ってくるね」
こ「だからそれ近いからでしょ」
る「今度はちゃんと心構えするから。盛り上がる準備はできてますかー!」
前「Yeah!!!(超歓声)」
る「(美杜さんに「やって」の手振り」
み「…最後までやりなよー。みんな!」
全「Yeah!!!(超歓声)」
み「女子!」
全「Yeah!!!(高音の歓声)」
る「かわいい!こんなんなって「イェーイ」って!(女性ファンを真似ながら)」
み「嬉しいねー。男子!」
全「Yeah!!!(雄叫び)」
み「みんな!」
全「Yeah!!!(絶叫)」
み「みんな!」
全「Yeah!!!(絶叫)」

ここでReal Loveなんです!Rumbさんの生ピアノによってパワーアップしたkolme楽曲の古典が炸裂です!
オープニング前から火がついていた会場はここでトップギアに入った感じで、ブリッジのところの裏クラップに入る頃には生ピアノを楽しむ余裕もなくなり、ただただ音楽に身を任せて楽しむモードに入ってしまったので、是非動画などでもう一回確認したいところです。
そしてYou don't know me。ツアーを通じて、後半盛り上げパートの切り込み役だった曲がReal loveのリリーフに回ることによって、この曲が本来持っているやりたい放題感がさらに強調されて高まります。
そして、この次は鉄板曲Way I amのところです。キックが鳴り止まず、ビートを刻み続ける会場で、行くぞ!と身構えていると、
み「ではここでスペシャルゲストの登場です!!」
との声に虚をつかれていると、なんとなんとRyotaさんがギターを持って登場するんです!!Step by stepやDon't be afraid、Snow planetなど、キーとなる名曲をともに作り上げてきたRyotaさん!
ステージの一番下手に現れたRyotaさんは登場前からめちゃめちゃ緊張されていたそうですが(後日Showroomでそういう情報がありました)、ギターと生ピアノ入りのWay I amなんて落ち着いて聴いていられるわけがありません。怒涛のような裏クラップ。ソロダンスのたびに巻き起こる絶叫。ずっと沸点より上で続いてきたツアーファイナルは、まさに最高潮に向かいます。
そしてそのまま、ツアーの流れで The liarなんです!こっちも火がついてるから、落ちサビが待ち遠しくてしかたありません。大サビの無双状態ですべてを吐き尽くして、ああ、もう満足、最高のライブだった、ってなるじゃないですか。

そこで、One timeのイントロが来るんです…。
この曲がこの位置にあるのがこのツアーの本当に素晴らしかったポイントです。まだ One Timeがあるんだ!ってわかった時の感じですよ。
「そうだよ!まだこれがあったじゃん!」的な高まりと言ったらもうね。大阪公演で、遠征組の古参の方々が大いに湧いてくださって、それ以降の公演での温度感が一段上がったなあ、と思うんですが、この曲がこの位置にあったからこそ、というのもあると思います。大好き。もう最高。しぬ(語彙枯渇)。サビで、三人が手を打って踏み込むところで涙腺崩壊するのはいつものことですけど、今日は温度が違う。

そしてラストナンバーは、もちろんMy everything
る「ツアーの最後に何を歌おうかって考えたんですけど、やっぱりこの曲で終わりたいって、三人で一致しました。
初めて両親への感謝を歌にした曲なんですけど、ツアーを通じて、私達が思い描いていた理想のアルバムHello kolmeを皆さんに直接受け取ってもらえるのが本当に嬉しくて。みなさんへの感謝も込めて歌いたいと思います」
美杜さん作のアニメーションで事前に振り付けのレクチャーが行われていたこの曲、会場みんなで踊ります。あとで聞いた話ですが、会場に瑠海さんのお母様がいらしていて、ここで号泣されていたとのこと。それはね、そりゃそうなりますよね。それを見た瑠海さんが涙し、更にそれを見て香美さんも美杜さんも我々が涙するというフィナーレになりました。でもステージはきちんと完遂したのはさすがでしたね。

る「以上!」
こるみ「kolmeでした!」
の挨拶の後、会場各所に惜しみなく手を振りつつお三方が退場すると、聞き覚えのない曲が流れ始めます。
4/15配信予定の「Brand New Days」でした!


kolme / Brand new days

Brand New Days
Shake It up now.
Why I'm on fire.
で始まるこの曲には、新生活に向けて静かにたぎる闘志が歌われます。
アンコールを求めて鳴り止まない手拍子の中、客電が灯り、終演を告げるアナウンスが流れ、夢のような一夜は終わりました。

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夜の部とツアーファイナルのセットリスト比較


■5年目に結実したもの
僕は行けてないのですが、福岡の夜の部がとてもエモーショナルな公演だったそうなのですが(信頼できるおたくの方とスタッフさんが言ってたので間違いないと思います)
動員と演目とメンバーのキレと、すべての焦点が合わさって、紛れもなくファイナルが最高の公演だったと思います。東京公演が初見だったみなさんも少なからずいらっしゃると思うのですが、初見でこれを見られるのってちょっと羨ましいです。
本当に会場のボルテージが高かったです。僕はいつもライブでは、kolmeさんの曲が終わる時、無音や余韻を聴かせる曲も多いので、それらをきちんと味わった上で、でも1フレーム(秒間60フレームの想定)でも早く拍手を始めたいし、歓声をあげたい(ぜんぜん高い声出ないので通りが悪くて申し訳ないんですけど)といつも思っています。
でも、この日はぜんぜんそんなこと考える必要なくて、僕よりずっと早くたくさんの声や拍手が上がっていて、ほんとにいいお客さんがいっぱい会場に来て、kolmeさんのパフォーマンスに突き上げられているんだな、って感じながら、それに煽られて、普段以上に興奮しました。
文中、何度もセトリの改変について書きましたけど、きっとこれだけじゃなくて、ツアーを通じて数限りない修正や調整を繰り返して、ファイナルのこの高みにたどり着いたのだとも思います。それだけに、この成功が尊いと思います。たくさんのオーディエンスの前で、最高のライブができた。望みうる最高の結果が得られて、しみじみと嬉しく思います。No need to rush。焦っても仕方ない。その時できることを、一つ一つ積み重ねてここまで来た、kolmeさんたちに惜しみなく拍手を送りたいです。
とにかく、今回のライブで、それぞれの曲が最高を更新した状態になったので、これからライブを見ても、音源を聴いても、このライブのことを思い出すと思います。

ミート&グリートはこんな感じでした
ミート&グリートはWWWXのコインロッカーのある入口階のバーカウンター前で行われました。参加者は16名(数えた)。
まず、全員がソフトドリンクを選びます(バーカウンターにはビールサーバーが置かれていたので、香美さんが「こっちがいいよねー」と言ってました)。
kolmeのお三方が登場すると、香美さん、美杜さん、瑠海さんの順に挨拶がありました。
なんかもうこちらも興奮していたし何話すか考えたり差し入れを渡すタイミングとかで頭が一杯で書き起こせるほど詳細には覚えてないですが、
美杜さんが「超ーぉ楽しかったーッ!!」ってぶち上がっていたのを筆頭に皆さん達成感と高揚感でキラキラしていらっしゃいました。
それと、
こ「Brand New Dayは香美作詞…かな?」
と香美さんがいいかけたことを、
み「作詞は香美ちゃんです」
と言い切っていて、先生サービスモードに入ってらっしゃる感じでした。
瑠海さんは、素晴らしいツアーファイナルになったことの感謝を伝えてくださいました。これについては、僕があやふやな再現をするよりも、ご本人のblogを読んでいただくのが良いと思います。

普段なら我々もいちいち盛大に拍手するところですが、なにしろドリンクで手がふさがっているので、「お疲れ様です!」「イェーイ!」「はーい」など思い思いにリアクションするスタイルでした。
そして、一列にならんだおたくの前を、お三方が順に回ってきてくださるスタイルでの乾杯がありました。メンバーを門間さんが剥がすスタイルでした。
最後に美杜さんの手書きイラストをパウチした記念品を手に、全員ショット撮影して終了、という形式でした。
個別に話せるタイミングがあるかな、と思ってたんですけど、乾杯の時はドリンク持ってるし、結局全員ショットのときに推しにだけ差し入れを渡す感じになってしまい、申し訳なかったです…。

■次回のkolmeワンマンに是非おいでください!

kolmeさんのワンマンライブは1日2回公演が行われますが、今回は昼の部がなんと無料です!会場はヤマハ銀座スタジオです。

・昼公演 kolme LIVE 2019 -SHOWCASE-
2019年5月11日(土)13:00開場
※同日の11時から整列を始め、11:30よりランダムで整理券配布が行われるそうです。

整理券配布には一応条件がありまして、
【入場条件】
・親子、兄弟、姉妹
・女子
・名前に「令」と「和」が含まれる
・平成生まれ
カップ
・60歳以上
・5月生まれ
・名刺交換できる人
とのことなので、有効な身分証明書(運転免許証、保険証、学生証、パスポート)もしくは名刺を持ってご参集ください。
詳しくは主催者発表を御覧ください!

・夜公演 kolme LIVE 2019 -Beautiful Harmony-
2019年5月11日(土)18:00開場
こちらについての主催者発表はこちらです。