あなたを見ているときだけ世界は完璧だ

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だいすき

うちの長女はパパべったりなことで有名ですが(俺の中で)、最近特にことあるごとに「パパ大好き」と言います。なんだろうなこれ、と思っていたのですが、今日、やっと理由がわかりました。

長女の使っている国語の教科書に、「エルフ」という犬を飼っていた男の子の手記っぽい文章(http://www003.upp.so-net.ne.jp/inugurashi/zutto.htm)が載っています。大好きだった飼い犬エルフの死に際して、エルフが生きている間に、精一杯愛している気持ちを伝えていたから、エルフを失った時にも、少しだけ気持に救いがあった、というような文章でした。これか、と思いました。いつか俺を失った時のために、精一杯気持ちを伝えておこう、と彼女なりに考えてんだなと。

別にね、俺からすればわざわざ言葉にしてもらわなくても、とも思うんですけど、娘の側にはそうする理由があるんですよね。そうやって少しずつ、俺も死ぬための準備ができていくんだよな、と思いました。ちょっと、高い場所に立って、遠く開けた景観を眺めているような気持ちです。

というようなことを嫁に話したら「犬と同じ扱いw」というリアクション。そこじゃねえから。