あなたを見ているときだけ世界は完璧だ

kolmeさんを応援するblogです。

See youについて聞いたひとりzoom会

kolmeさんのライブが止まって以来、このblogも止まっていましたが、生きております。というか、ますますおかしなことになっております。
ライブがないので、ネット特典会とかでは
・日常生活のあれこれ
・大好きなコンテンツのあれこれ
などが話題になるわけですが、それらを通して瑠海さんやkolmeさんたちを違う側面から掘り下げることになり、以前よりももっともっと好きになってしまっております。
それでも、まあ、個人的な会話ではあるので、blogのエントリにするのはどうなのかなと思っていました。それでこのblogも更新が止まっていたわけです。

そんな中、新曲、See youがリリースされました。
そのフラゲ日に行われたネットイベントのゲームで、たまたま僕が勝ち残り、僕1人とkolmeさん3人でzoomをするという、ちょっとよくわからない事態が発生しました。
でも、これが僕が独り占めにするにはちょっともったいないお話が聞けたので、久しぶりにblogにしようと思いました。


kolme / See you feat. fox capture plan Lyric Video


以下は、僕一人とkolmeさんたちとのzoomの再現です。


る「というわけでまっこい86さん、改めまして優勝おめでとうございまーす」
ま「ありがとうございます、すみません。なんだか申し訳ないです」
る「というわけで今4つの画面にみんなが映っている状態です」
こ「いえーい」
ま「…うおおおおお、すごい…」
る「また新鮮ですが、まっこい86さん聞きたいこととか、ありましたら」
ま「そうですね、Showroomでお話されてたと思うんですけど、最初にFox capture planさんが三人のイメージで三曲プリプロを作ってこられたという話を聞いたとおもうんですけど」
る「はい」
こ「おーおーおー」
ま「See youはそのうちの1曲ですか?」
み「そ。」
こ「もちろんです。もちろん」
ま「誰イメージの曲が残ったんですか?」
る「誰イメージっていうか…」
み「誰イメージ?…あ、それぞれの私達のイメージじゃなくて、kolmeをイメージして、foxさんのメンバーさんが一人づつ書いたの」
ま「あ!そういうことか、すみません聞き違えてました。なるほど」
る「いえいえぜんぜんぜんぜんぜんぜん。そう、だから色んなパターンを頂いて、それから選んだのがSee youって形ですね」
ま「なるほどー!残りの2曲どんな曲だったのか知りたいです。言葉で聞けたら…w」
み「まずねー1曲めはっぷっぷつくつっつトゥクトゥクトゥットゥチャッチャ-みたいな」
こ「ロックめな、ロック目な曲」
ま「あ、そんななんすか」
み「ジャズ系の音ー」
る「わりとやってる絵が見えそうなやつだよね」
み「うん、そうそう」
ま「あー」
み「Foxさんにもありそうだし、kolmeが踊ってそうだなっていう、うーんジャズ系のやつと…」
ま「えー、それも聴きたい…」
る「あとー、Foxさんの世界観が強いやつ」
み「うん」
る「もうバリバリにFoxさんの曲だなっていう」
ま「疾走する閃光、みたいな?」
る「そう、そういう…」
み「それも違うけどうーん、もうちょっと爽やか」
ま「あ、そうなんですかー!」

※筆者注:kolmeさんをイメージしてFox capture planさんが書いた曲とかめちゃめちゃ聴きたいですよね…。かっこよくて爽やかなイメージとか、ロックっぽいジャズのイメージとか…。ちらっとでいいから聴きたい…。


こ「でも、みんな即決だったよね」
ま「あ、即決だったんすか!!」
る「そうなんかねー、かっこいいのやりたい、っていうのもあったんだけど、時期もね」
こ「そ」
る「時期だったからね。今みんなに届けるのはこの曲がいいなっていうのは、みんな一緒だったね、やっぱり。今はかっこいい曲っていうよりも、みんなに寄り添える曲のほうが、今はいいかなと思って」
み「だって今さ、イェーイみたいなかっこいい曲出してもさ、伝えられるものが限られてるじゃない。」
ま「あー、タイミング的にね」
み「そそそ、あと、ダンスありきでそれは伝えたいなーって思うじゃんか。」
こ「まあねー、そうだよね」
み「お家で聴いたり、自粛期間に聴いたりする時にみんなを明るく照らせる曲、ってなったら、あの曲、See youだったの」
る「そうだね」


ま「歌詞でも気になるところがあって…いいすか訊いても?」
る「うん」
こ「どうぞどうぞ」
み「えー?!どうしよっかなー」
ま「最初の「一人いることになれていたあの頃 寂しさがなにかわからずに過ごした」っていう歌い出し部分の歌詞があるじゃないですか。あれはいつ頃とか、具体的に想定してる時期があったんですか?」
み「…え、いつ頃だろう…。わかんない、気づいたら…気づいたら最近友達と関わることが増えてたかな。」
ま「あ、ねえ、お話きいてるとそんな感じですよね」
み「なんだろうな…たぶん、まわりのみんなが社会人になったときぐらいからかな」
ま「あ、なるほど。…わりと最近の話ですか?」
み「割と最近。2年前まで一切外でなかったし…」
こ「確かに」
ま「w
み「出始めたのが1年前くらいからだからね」
る「そうだね、確かに」
み「うんうん。だからたぶんそのくらいからだと思う。2年前には絶対寂しいなんて気持ちは沸かなかった。一人が当たり前だったから」
こ「ww」
ま「じゃあこれ、けっこう具体的な歌詞なんですね」
み「そうもうぜんぜんだって、ぼっちだったけど、全く寂しいとか思わなかった。ひとりでいいじゃーんと思ってたけど、みんなと一緒に過ごす楽しみを知ってしまったから、この自粛期間に人に会えないのが寂しくなっちゃったのよ」
ま「なるほど」
る「うんうん」
ま「kolmeさんの曲聴いてると、「闇に飲まれて真実は意味ないと知ったあの時」 I live in hopeの歌い出しのところ」
み「♪やみに のーまーれてー」
ま「そうそうそことか、Don't be afraidも最初の部分で「呼吸さえもまわりを気にしないとなの?」があったりとか、抑圧されてる時期や、寂しかったり辛かったりする時期のことが歌詞にちょいちょい出てくるなと思っていて、今回もそれを垣間見た気がして、そこがちょっと気になってました」
こ「あはははは」
み「あれだね、ギャップがあるよね。闇と明るさの二面性がね」
ま「そう!そっすね」
る「まあなんかね、自分たちで書いてるからだよねたぶんね。常に楽しい人とか多分いないじゃん」
み「そうそれそれ」
る「みんなといるから今楽しい、っていうのもあるけど、ひとりになったらみんな考えてることが違うときもあるし、
それぞれプライベートでいろんな事もあったりとかするし、そういうのはやっぱり歌詞に反映されやすい」
ま「なるほど」
る「自分たちが経験したことのほうが言葉にしやすい」
こ「うん」
る「そのぶん、ねえ、なんかそういうのがね、にじみ出やすいのかなって」
こ「そうだね」
る「普段のライブの時とか以上に」
こ「言葉のチョイスとかさ、語彙にも反映してくるよね」
る「するねー、やっぱ」
こ「呼吸さえも、とかさ、曲の中のストーリーとかにもね」
る「おもしろいね」
ま「なんかね、いちいち心配になってしまって」
こる「うひゃーwwwwwww」
み「親か?! お、や、か?!」
る「歌詞に出来てるくらいだから大丈夫だよwww」
こ「そうそうそう」
ま「そっか、そうすよね」
る「もっと深かったら多分曲になってないww」
み「曲にすらかけないっていうね」
ま「すみませんなんかほんとうに余計なお世話で」
こ「いやいや」
る「ぜんぜんぜんぜん。なんていうの…ほら…さらけだせるっていうの?わたしたちは溜め込んだものを、その経験を歌詞とかに落とし込むっていうか、せっかくだからそれを言葉にしようとか伝えようとか思うからそんなふさぎこんでるとかはぜんぜん。三人でもいるし、ぜんぜん。ただそういうふうにたくさん歌詞を読み取ってくれる方がね」
こ「いや、そうだよ」
る「書いてる甲斐もあるしね。」
こ「いや、そうだよー。この曲めっちゃ説明したい!とかもあるから、すごい訊いてくれるの嬉しいです」
ま「あ、ほんとですか。」
る「ねえ」
み「ほんとほんと。一語一文に意味がとてもほらアレなんだよね…」
る「あるからね」
ま「そうすね」
る「そういうわけであっという間でしたが…」
ま「すみません、いろいろ聞かせていただいてありがとうございました」
る「ねえ」
こ「またぜひ」
み「いつでも」
る「お話できてよかったです。ありがとうございました」
ま「ありがとうございますー。…なんて贅沢なんだ…」
る「これを踏まえてSee youまたたくさん聴いてもらえたらなと思います」
ま「はい。まずは0時またぎでインストいっぱい聴きます」
る「うん!ということでほんとにまっこいさんありがとうー!」
ま「こちらこそありがとうございました」
こ「ありがとー」
み「またねー」
る「以上!」
こるみ「kolmeでした!」
ま「まっこい86でした、ありがとうございました」
み「バイバーイ」
る「またー」
こ「おやすみー」
み「じゃねー」

 

以上再現でした。

僕は、作家としてのkolmeさんたちは、Hello No Buddyから別のフェーズに入ったと考えていて、より自分を出すのをためらわないようになったと考えているのですが、あれから2枚のアルバムを経て、たくさんのメッセージが発信されてきた分、言われないことも見えてきているような気がしています。今回、kolmeさんの歌詞の中の闇について聞けたことで、また一歩、詞の中に秘められたものに近づけた気がしました。

今回の自粛期間、家で一人でいることによって、気持ちを病んでしまうアイドルの方も多いと聞きました。実際、活躍の場が制限を受け、いつ状況が改善するのかわからない状況においては、不安にならないほうが難しいと思います。そんな中、kolmeさんたちは3人で同居していることもあり、また、ローティーンの頃からずっとアイドルとして忙しく稼働してきたこともあって、ある種の休息時間をすごしつつ、モチベーションを保てているように見えて、そこはとてもうれしく思っています。ネットイベントでは、きっと僕たち以上に不安に違いないのに、いつも僕たちを気遣ってくれていて、その健気さにますます惹かれてしまっています。
先日の配信ライブでも、ライブパフォーマンスやセットリストが良かった以上に、お三方がまた僕たちのいる会場でライブをしたいと強く思ってくれているんだな、ということが伝わって幸せな気持ちになりました。
See youはそんな彼女たちの優しさが、Fox caputure planさんの手が入ることによって、普段以上にストレートに伝わる曲になったのではないかと思います。

ということで、本blogもゆっくりではありますが、再始動しようと思います。引き続きよろしくお願い申し上げます。

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まさに天使



Do you know kolme?ツアー 仙台と横浜のMCうろ覚え再現

Do you know kolme?ツアーも残り3公演となりました。追加公演は1回公演なので違った構成になるでしょうから、名古屋公演が終わるまではセットリストはなるべく伏せる方向で行こうと思うのですが、MCの内容が曲に関連する部分があるため、微妙にネタバレも含みますのでご注意ください。また、例によってメモも録音もなく、記憶に頼ってうろ覚えで再現しているので、ざっくり雰囲気程度のものという認識でご覧ください。


仙台1部MC 猫の名前・瑠海さんはうるさい

る「今日は仙台、地元公演ということで、いつもね、ゆるくお話ししてますけど、おうちで何かありましたか?」
こ「猫と遊んだ」
み「猫の名前決めたって言ってたじゃん」
こ「決めたー!」
み「それがね、おかしいの。多数決で決めたんでしょ?」
こ「そう、みんなが一つづつ候補出して」
み「おかしいでしょ。そんなの自分のに投票するに決まってるじゃん」
こ「そうw 綺麗に一票づつに別れたw」
み「それで名前は何になったの?」
こ「なつ。それもね、それがいいね!って決まったんじゃなくて、ああ、もうそれでいいや、って感じ。お姉ちゃんがすごく強く推してきて」
る「みもりさんは?まろはどうしてるの?」
み「まろは友達に預かってもらってるから大丈夫。あ、そうだ、今回私たち久しぶりにクルマで帰ってきたんですよ」
る「そう!クルマ移動楽しかった!」
み「楽しかったんだけど、もうね、るうなさんがうっるさいの。最初はね、私とか香美ちゃんに話しかけるわけ。でも、わたしたちもめんどくさいから、「そうだねー」とかで終わっちゃって会話が続かないわけ。で、運転してるスタッフさんに話しかけたら、ちょっと反応があったの
。で、たぶんるうなさん、「行ける!」って思ったんだろうね。最初、こんなふうに椅子に深く座って背もたれ使ってたのに、こう、前のめりになって」
る「見つけた!って思った」
み「かわいそうに、運転してるのに、るうなさんの話し相手までして。」
こ「ほんとだよ」
み「で、先に香美ちゃんちについて、香美ちゃんはクルマから降りるわけ」
こ「ちょっと離れてるからね」
み「で、わたしたち二人になって、ちょっとしたらるうなさんが、「なんか、お腹空きません?」って言い出すわけ。もう家だよ、家帰って食べればいいじゃん」
る「なんか楽しくて寂しくなっちゃって」
み「もう、夜遅いんだし、帰ろうよ」
る「あ、そういえば、こないだショックなことがあって。帰ってくる時に、頑張れば前の晩に帰れそうだったんだけど、大変だからやめるね、って連絡したの。そしたら「あなたが帰ってくるとうるさいから大丈夫です」って帰ってきて。帰ったら喜ぶかな、と思ったのに、そんなふうに思われてたんだ、ってショックで。」
み「ほらほら、るうなさんうるさいんだよ」
る「で、最近は気をつけてる」
み「全然できてないじゃん!クルマでもさ!」
る「家でよ。メンバーは別よ。
み「家ではできてんの?」
る「…あんまり。こうみちゃんは家ではどうなの?」
こ「うちは静かだよ。」
る「話さないの?お父さんとかは?」
こ「普通には話すよ?あのね、うちはすごくスピーカーが凄いんですよ。すごく凄いってなんだろうな」
み「大事なことだからね、2回言ったね」
こ「こう4つくらい、後ろにもスピーカーがあって」
み「ホームシアター?いいなー!!」
こ「で、わたしがNetflixとか見てると  父「折角だからスピーカー使えば?」  こ「これどうやったら音出るのー?」 とか、そういう会話はするよ」
る「そうなんだ」
み「香美ちゃんち行ったことないから行きたい」
こ「大丈夫」
み「楽屋とかでね、行きたいって言うと、全然いいよ?!とか言うわけ。でもいざ行こうとすると.こう言う感じだから」
こ「はい、ほらもういい加減歌おう」

仙台2部MC  新曲フリ入れ秘話
る「今回のツアーは5周年ツアー、ということで。もう5年なんだよね。」
こ「初めてのワンマンやった時には、曲が3曲しかなかったの。信じられないよね」
み「あの時も大変だったな。ちょうど今くらいの時期だったから、卒業レポートが大変で。」
る「卒業…レポート?」
(筆者注:成績の足りてた瑠海さんはレポート課題がなかった?)
み「卒業レポートだよ。でも曲も作らなくちゃいけないからさ、レポートやりながら、Game is mineの歌詞書いてた」
る「ダメですよー、真似しないでくださいね」
み「ほんと、あの時は大変だった」
る「えー、でも今回も大変だったよ。9曲だよ?新曲のフリ入れるの。私フリ覚えるの早いんですよ。でも、今回は、この曲入れて、この曲の底上げして、とか毎日違う曲やるから、わかんなくなるの」 こ「いろいろ事件もあったよね」
み「Why,Mr.?のレッスンのときなんだけど、あ、次はこの曲じゃないんだけど(笑)、こう三人一列になって肩に手を置くフリがあって」
る「これ、手は勘で置くんだよね。視線はそっちじゃないから」
み「そう、で、その練習してたら、るうなさん、香美ちゃんの肩じゃなくて胸を掴んでるの」
る「全然気がつかなくて」
み「るうなさん全然気付いてなくて、香美ちゃんが「あー、るーちゃん、そこ胸なんだわ」って」
る「ちょうどね、すっぽり胸を掴んでて」
こ「フィットしてたね」
る「ほんっとごめんなさい」
み「でもね、そうやってるうなさん謝るじゃないですか。香美ちゃんがかっこいいんですよ。「ま、減るもんじゃないし」って!」
こ「減るもんじゃないからね」
み「あとねあとね、新曲じゃないけど、Confessionのリハーサルしてるときに、2番のフリで三人で輪になるところがあって」
る「こう回った後に、まっすぐ手を下ろせばよかったんだけど、何かが起きたんだろうね、私の手がずれて、美杜さんのお腹にこう…」
(腹部に突きが入る)
み「鳩尾(みぞおち)よ。私も「ウッ!」ってなって踊れなくなって」
る「ありましたね。…なんか私のばっかり…」 (水をとりに行く)
み「あー、あとねあとね、これも瑠海さん関係しちゃうんだけど、I live in hopeでね、歌い出しはこう…香美ちゃんこっち来て…(腕を握って体重をかける)」
こ「え!こんなに体重かかるの?!」
み「そうだよ?」
こ「えー!いつも見てるだけだからわかんなかった。こんな力かかるんだ」
み「そう、私思いっきり瑠海さんに体重かけるから。でね、その時はなにかの拍子に握り損なったのね。わたし、こうなって(舞台上手に花魁のように上半身だけ起こす)」
会場 笑
み「先生も「いいね!みもりさん、闇に飲まれた感じで!って(笑)。私、闇に飲まれた。」

横浜1部MC  手タレと掃除の話
る「じゃあここからは少しお話しして行こうかとおもうんですけど。どうですか最近は」
み「またるうなさんは。最近フリがどんどんひどくなるよ」
こ「あ、でもるーちゃんは手タレだから」
る「そう、こないだみんなで話してたんですよ。天は二物を与えない、っていうじゃないですか。みもりさんなんかね、こんなに可愛いのに、中身はひねくれてるじゃないですか。みもちゃんはほんといい例だね、ってなって。で、神様は、私には何くれたんだろう、って話になって。」
こ「るーちゃん指綺麗じゃん」
る「そう、こういう感じですごい言ってくれるんですけど、失礼なのか嬉しいのか微妙な感じで。まあ、基本、失礼っていうのは前提で話を勧めますね」
み「あ、瑠海さん脚もすごく綺麗じゃん。細くて爪楊枝みたいで」
るこ「爪楊枝?!」
る「初めて言われたわ爪楊枝」
こ「爪楊枝は違うんじゃない?」
る「まあ、いいんだけどそういうこと言ってくるわけ。でね、リハの時とかも言われるわけですよ。ダンスの時は、基本、指は自然なのがいいんです。でも私、こうピシッと揃えちゃう癖があって。親指も立ててこう揃えちゃう。で、ダンス中に癖が出てると、kazukiさん(Team Blackstarz)に「瑠海さん、手タレになってますよ」って言われるんですよ…。」
こ「(指を真似て)手タレw」
る「香美ちゃんは最近何かありました?」
こ「昨夜久しぶりに部屋の掃除した。」
み「え!香美ちゃん掃除したの?!」
こ「そう、ほんと久しぶりにやったわ」
る「私も昨夜掃除した!今日のライブを綺麗な気持ちで迎えたくて」
こ「同じ。明日はライブだから、と思って。」
る「…香美ちゃん」
こ「(食い気味に)大丈夫!そういうの大丈夫です!」
る「…心は繋がってるね、とか、以心伝心だね、とか言おうと思ったのに」
こ「大丈夫です」
る「でね、最近お部屋を居心地よくしよう、と思ってて。で、壁に穴開けちゃいけないと思ってずっと画鋲を打つのを我慢してたんだけど…」
こ「え、わたしもう使ってた」
み「あれ、なんか消しゴムみたいなので埋められるでしょ」
る「そうなんだね。で、ついに画鋲使ったの!」
み「去年くらいからだよね、部屋を充実させはじめたの」
る「そう、いつ仙台に帰らされるかわかんない、と思って、家具を増やさないようにしてたんですよ。」
み「ベッドとケース三つくらいしかなかったよね。ケースもさ、ちゃんとしたやつじゃなくて、押し入れに収納する引き出しの中身みたいなやつ」
る「そう…かな。仙台に帰った時、ダブっちゃうのもよくないから、って思ってたんだけど、去年から考えを変えまして。」
み「でも、瑠海さんが一番荷物多いよね」
る「この仕事だと、衣装が多いでしょ?」
こ「わかる。衣装が大変だよね。あと靴」
る「そうだよねー」
み「それにしても瑠海さんは荷物が多いんですよ。廊下の収納とかほとんどるうなさんでしょ。また、しまい方がへったくそなんですよ。わたしがやったらもっとコンパクトにシュシュシュッと収納するのに」
る「収納の仕方とかね、検索するんだけど…」
み「検索してんの?」
こ「すごいね」
※このあとMy evertythingの「抜けたところだってチャーミング」のところでこうみさんが瑠海さんに向かって「手タレポーズ」をしていました

横浜2部MC  kolmeさんのナイトルーティン
る「こないだね、話してたんですよ。Youtuberのみなさんとか、ナイトルーティンとか公開してるじゃないですか。お洒落なやつ。ああいうのいいね、って。」
み「こうみちゃんのナイトルーティン知りたい」
こ「私?うん、あるよ。ナイトルーティン。お風呂入るでしょ。乳液塗って、髪を乾かして、スマホ見ながらゴロゴロして、電気消して、またスマホ見て…寝る」
(※すみません、ここ肝心なところですが要素が多すぎて正確に記憶してる自信がありません。全体にそうですが概ねそんなこと言ってた、位にご覧ください)
る「寝る直前までスマホ見てるタイプ?」
こ「あー、見てるね」
み「電気消してから寝るまでどれくらい?」
こ「だいたい5分くらいかな」
るみ「はっや」
こ「みもちゃんは?」
み「えー?(体をくねらせつつ)わたしはー、かわいいパジャマに着替えてー」
る「洗濯してるの見たけどそうでもなかったよ」
み「レースのかわいいのに着替えてー、彼氏に「ねえねえ見て見て!かわいい?ねえかわいい?って言って」
る「(香美さんと自分を交互に指差して)彼氏?」
こ「ずっと家にいるじゃん。そんな人いないよ」
み「で一緒に布団に入ってイチャイチャして、キスとかしながら眠るのー!」
る「はいはい。本当はゲームでしょ」
み「朝までCODやってる」
る「なんかね、帰ってくると、やってるんですよそのゲームを。ヘッドセットつけて、向こうに回れ、とか、行け、とかやってるわけ。それを見ると…なんか、虚しくなる」 み「虚しくないよ!やめてよ!」
※この日の美杜さんは1時前には就寝して、万全のコンディションでパワー全開でした。

こ「るーちゃんは?ナイトルーティンは?」
る「私はね、本当忙しいの。お風呂入ったら、全身に化粧水塗って…」
こ「全身?!すごいね」
る「全身。で、乳液塗ってパックして美顔器やって」
こ「パックと美顔器被ってない…(と言いかけて瑠海さんの顔を見て)…まあ、いいか…違うんだね。それから?」
る「ストレッチして、スマホで明日の予定をチェックする」
こ「あー、それはやるね」
み「なんかね、まあ、瑠海さんが一番寝るの早いから、最初にお風呂に入るんですよ。次とかに私が入ろうとすると、脱衣所にいるときに、時々瑠海さんがいきなり扉開けて入ってくるんだよね。で、わっ!ごめん!って。」
る「多分、私効率悪いんだと思うわ。よく忘れ物とかするの」
み「普通ね、お風呂出たあと風呂場に戻ってきたりしないから」
こ「音も凄いよね。部屋にいると、ドッドッドッってww」
る「そう、廊下とかこんな短いんだけど、わたしこう(何故か美杜さんも一緒に走る)走るんだよね」
み「で、時々「あっ!」とか言ってない?」
る「言ってるかな?!」
こ「ヤバいw」
み「あとさ、るうなさんは私がご飯食べてるとなんでか一緒に食べようとするんだよね」
こ「え?あれそんな感じだったの?仲良く一緒に食べてるなと思ってた」
み「ちっがうよ!」
る「え!私もその(仲良く食べてる)認識だったよ…」
み「私は違うから。でね、私がこうやってテレビ見てるのに、るうなさん勝手にチャンネル変えるんだよ!」
こ「ヤバいw」
る「見てたの?!」

み「見てるよ!」
る「だって動画とか見てるじゃん。美杜さんはね、テレビだけじゃなくて、スマホとかタブレットとかで動画も見てるんですよ」
み「同時並行で全部見てるの!」
る「そんなんダメよ。画面は1個よ」

る「で、私は寝る前に漫画読む」
こ「あー、いいね」
る「で、横になって漫画読むんだけど、眠くなっちゃって時々顔の上に携帯落とすんだよね」
こ「嫌ー!」

以下は、特典会の会話です。セットリストに関するネタバレが含まれているのでご注意ください。

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特典会はマスク着用でした




仙台2部特典会
ま「1部の曲順変わってましたよね。 BringとOne time。あれはどういう理由があるんですか?」
み「それは流れよ。もともとはリリース順に並んでたでしょ?」
ま「はい。だからあれ?って」
み「曲の流れがこっちのほうがいいから入れ替えたの。One timeの前にちょっと間をおくようにして」
ま「おー、間も計算されてるんですね」
み「当然よ(ドヤ顔)。2部も変わってたでしょ?」
ま「へ?」
み「1曲めよ」
ま「えっえっ、ちょっと待ってください……あー、そっか!」
み「Repeatと入れ替えたんだ。」
ま「たしかにRepeatの位置はこっちのほうがいいですね」
み「でしょー!…はい、できた」
(バンブータンブラーにグッズサインでした)
み「これで何飲む?」
ま「うーん、コーラですかね」
み「私はルイボスティーハイかな」
ま「ほえー、飲んだことないです」
み「美味しいよ。私最近ハマってるんだ」


横浜2部特典会
Remind me...の曲紹介のとき、一昨年愛犬を亡くしたエピソードが語られるのですが、この日は「余命宣告を受けていた」という説明が加わっていました。以下は特典会での会話です。

ま「あの、もし嫌だったらいいんですけど…、ぷりんさんの話聞いてもいいですか?」
る「うん、もちろん」
ま「辛かったらいいんで、遠慮なく切ってくださいね。…
余命宣告って、いつ頃の話ですか?」
る「一月かな。」
ま「…そんなに、早い時期だったんですか…」
る「うん。だから、沢山頑張ってくれたなって。ほんとうにいい子でした」
ま「じゃあ、一緒に那須に旅行に行かれたりしてたのも、それがあったから?」
る「うん、そうなの」
ま「12月頭でしたよね。あのときは渋谷のVuenosで対バンあって、大阪でTPDさんと2マンからのTV収録でしたが、今思えば、いつもとちょっと様子違うなって思いました」

る「そうだった?」
ま「僕の気のせいですね、きっと」(剥がし)
ま「立ち入ったことをきいてしまって申し訳ないです」
る「そんなそんな、大丈夫だから」
ま「ずっと、考えていたんです。あの頃瑠海さんはどんな気持ちだったのかなって。…だから…すみません」
る「うんうん、わかってる、ほんと気にしないで。ありがとう」

2018年の瑠海さんは、そうやって日々を送っていたのですね。そして2019年、生まれて初めての決定的な喪失を心の中に秘めたまま、いつもと変わらぬ柔和な笑顔で我々と接してくださっていました。そして、心の中に育んできた思いが「Remind me…」となって結実した、ということなのですね。

 

ま「ついに「胸騒ぎの恋人」観ました」
こ「観たの?!ほんとに?!どうだった?」
ま「あそこでしょ、ホームパーティでニコラとお母さんが踊るシーン。ストロボ効果でバババってなるところ」
こ「そう!そこ!わかった?」
ま「ですよね?!わかりましたよ、よかった」
こ「In my dreamは、あのシーンから生まれました」
ま「確認できてよかったです。そう言われれば納得なんですが、あれみたらあの歌詞が書けるかって言うとそうでもないような」
こ「ふふふ、そうかな」
ま「バン、バーン、っていう曲が印象的ですよね。恋に落ちる時の曲、みたいな」
こ「恋に落ちるとき、ってわけでもないかな。色んな所でかかるし。でも音楽の使い方が印象的だよね。雰囲気がすごく好き」
ま「ああいう映画めったに見ないから新鮮でした」
こ「じゃあさ、次はロランス観てよ。3時間ちょいあるけど」
ま「うえええ、そりゃ長いなあ」
こ「レストランのシーンを見てほしいな。私大好きだから」
ま「twitterにも書かれてましたね。がんばります」
こ「感想聞かせて」

 

 

 

DYKkolme西川口ネタバレ回避レポート



埼玉は西川口公演、僕にとっては地元公演でもありましたが、それを抜きにしてもめちゃくちゃ楽しかった!あれもこれも書きたい!でもまだこのあとツアーがいっぱい続くのでネタバレはいかん!ということで、ネタバレ回避レポートをお届けします。とはいえ、showroomでkolmeさんたちが話してたことは書いてもいいですよね、ダンスは目で見ないと、ということで、そこをラインとします!

■主な見どころ
・セトリがとても強い
・しかも1部と2部はほとんど違う曲やります
・アルバムの新曲がますますよい
・MCに衝撃の新事実がいっぱいあった
・グッズサイン(バンブータンブラー、PVCケース限定)があった
・kolmeさんたちがとてもカッコいい
・kolmeさんたちがとてもかわいい
・kolmeさんたちがとても優しい
・kolmeさ(以下略)

セトリについては会場でご体験いただくとして、まずは、衝撃の新事実が山盛りだったMCのうろ覚え再現をお届けします。

■1部のMC
る「今日は2020年最初のワンマンということで、私たちもとても楽しみにしてきました。川崎クラブチッタのあとはね、3日にイベントはあったんですけど、珍しく沢山お休みを頂いたんですよ。どうでしたか、お正月は。何かありましたか?」
こ「あ、あった!」
み「え?!早坂家で?」
る「こうみちゃんちはね、ほんと、平和なんですよ」
こ「『何もない』でお馴染み早坂家に、事件があったんです。早坂家のラインに、お父さんから「大事なお知らせです、っていって黒猫ちゃんの写真が送られてきたの。『迷い込んできたから、しばらく預かることにします』って! 私スベル兄弟の仕事で月に一度は帰るじゃない?そしたら会えるじゃん、って。今、テンション上がってる」
み「お!私ネコ派だから!…これでこうみちゃんもこっちくるかも」
こ「いやいや犬派はかわらないけどね。みもちゃんは?」
み「あたしは…あったな事件が。お正月じゃないけど年末に」
る「あー!あったね!」
み「12月の頭かな、レッスン終わったらなんか足が痛いわけ。ふだんはね、全然平気なわけ。捻挫とかしても、一晩寝れば治るから」
こ「みもちゃんは丈夫な人だから」
る「みもりさんは本当に丈夫」
み「そう、捻挫くらいならほんとに一晩で治るんだよ。でも、その日は一晩寝てもまだ痛いわけ。だから、まあ一応病院いったわけさ。それでレントゲン撮ってもらったら、先生が「痛くないんですか?」って言うわけ。「折れてます」って。足の指を粉砕骨折してます、って。」
会場「げえええ」
み「私、前の日まで普通に踊ってたからさ」
る「普通は踊らないんですよ」
こ「歩くだけだって痛いやつだから」
み「そうなの、でも普通に踊ってたからね。なにしろ30日までに9曲仕上げなきゃ行けないからね」
る「そう、休んでる暇ない、って言って踊るわけ」
み「みんなすごい心配してくれんのよ。「大丈夫?」とか「休みなよ」とか。私姫になったかと思った。ふだんそんなことないから。風邪ひいても「みもは平気でしょ」みたいなさ。でも休んでる暇ないからさ。そんなふうに毎日リハーサルしてて、チッタの前の日に、一応病院行っとくか、と思って病院に行ったの。そしたら信じられないことが起こって。」
る「どうしました?」
み「先生が「信じられません。くっついてます」って!!」
会場「おおおおおおお」
こ「みもちゃんってサイヤ人だよね」
み「強いでしょ」
(※前回脳天気な旅行のblogを書きましたが、あのときは先生骨折してたんですよね…。なんかもうひたすら申し訳なくありがたいです)

■2部のMC
る「ここからは少しお話ししていこうと思うんですけど。最近何かありましたか?」
み「はい!私美杜、デートしてきました!」
こ「はいウソー。みもちゃん相手いないじゃん」
み「そういうこといわないで!」
こ「あそんでるのネズミくらいでしょ」
み「あーでもね、まろが最近ほんとに懐いてきてかわいいの。」
会場「おおおお」
み「こないだ脱走事件あったじゃん?私たちがいない間に、カゴを開けて、かなり下まで落ちたみたいなんだよね。ぼとっと。」
る「いやー!!」
み「で、全然元気にいろんなとこ走り回って、それが楽しかったらしいのよ。だから最近すごいの、カゴから出せ、って圧が。」
る「あー、それ感じる。私も朝起きると一応挨拶するわけ。「まろおはよう」って。そうすると、出入り口のところに来て、「出せ!」って圧をかけてくるわけ。私、しばらくこう、止まってるもん」
こ「夜とかもすごいよね。わたしの部屋にいると、もう音がすごいわけ。脱走しようとしてるんだよね。で、ふすまを開けると、音が止まるの。光でわかるんだろうね。で、しばらくすると音がしてきて、あれ(回し車)回してた。」
み「でも、こうやって手を出すと、乗ってきてかわいいのー。」
る「こうみちゃんはなにかありましたか?」
こ「映画見たくらいかな。パラサイトっていう映画。韓国映画で、すっごく面白いの。みんなにもお勧めしたい」
み「あ、kolmeハウスに事件あったよ!」
る「あー、あれね」
こ「私たちいなかったやつ?」
み「そう。二人はね、出かけてていなかったの」
る「ラッキーだったよね。みもからいきなり、kolmeのライングループに「悲報です」ってくるわけ」
み「kolmeハウス、水道止まりました」
会場「うええええ」
こ「kolmeハウス、結構いろんなもの止まるよね」
る「マネージャーさんが料金払うの忘れてて。あ、私たちも悪いんですよ、ほとんどポストとか見ないから。」
み「その日も朝起きて、手を洗おうとしたら水道がでないわけ。顔も洗えないしさ。あ、あれが役に立った。全部落ちるパックのやつ」
こ「ああ、あれね。」
み「で、みんなにLINEして、マネージャーさんに電話して「水道止まりました」って言ったんだけど、すぐには開かないわけ。あの日は滅多にいかない銭湯に行ったからね。気持ちよかったけど」
こ「あ、じゃあ、水道とまったのにも、いいこともあったね。」
み「やだー、お風呂入ったらすぐ寝たいー!」
こ「るーちゃんは、なんか、いい暮らししてたよね」
る「あ、そう。わたしのいとこがね、今年大学を卒業する年なんだけど、叔母とね、卒業旅行だって言って東京に来て、それにわたしも呼ばれたの。初めて東京のホテルに泊まった」
こ「え、いいなー。何食べたの?」
る「なんか、中華?いとこがやりたいことをやる、っていう企画で、全部その子の言う通りにして、私たちはついていく、っていう。楽しかった。いとこは、『就職頑張ります」って言ってた。 」
(※電気とガスは滞納すると割とすぐ止まりますが、水道は半年くらい滞納しないと止まらないはず…。しっかりして…。)

■2部グッズ紹介
み「はじまりました、グッズ紹介コーナー!(自分で拍手)このコーナーでは、kolmeのツアーグッズを紹介して行きたいと、おもいまーす!
(※「youtuberさんの番組にありがちなオープニング」という芸と思われます)
…って、なんか今日は肌寒いな…。こんなとき、どうしたらいいかなあ?あ、あのお姉さんに聞いてみよう。お姉さんお姉さん、ちょっといいですか?」
こ「あ、はい」
み「お出かけした先で、ちょっと肌寒いなーと思ったとき、どうしますか?」
こ「…バンブータンブラーを頭に被る?」
る「皆さんは真似しないでください」
会場笑
み「だめだ、このお姉さんは。誰かいないかな(客席を見回す)……誰も目を合わせてくれない!」
会場笑
み「あ、まじめそうなひといた!奥さん奥さん」
る「私奥さん?はい、なんでしょう」
み「あらー、おじょうちゃんこんにちは。あら、赤ちゃんも、よちよち。今日はどこから来られたんですか?」
る「西川口、地元なんです。夕食のお買い物に」
(※開催地向けリップサービス。地元じゃないです)
み「玉ねぎに、あ、こっちはニンジンに…」
る「今夜はカレーにしようかな、って」
み「あの、今日雪じゃないですか。お出かけした時にちょっと肌寒いな、っていうとき、どうしますか?」
る「なにか羽織るとか?」
み「そう!そんなとき、このパーカーがおすすめなんです!」
こ「やっとたどり着いたか」
み「これわたし普段から来てるけど、とってもあったかいよ。まろはポケットに入るのが気に入ったみたい。大きめのサイズを買って、ダボっと着るのがお勧めです!」

■アルバムの新曲がますますよいの件

※前情報で新曲9曲の振り付けをやってて大変、というのは出ていたので、ここまでは既報扱いでネタバレからは除外します。
1月22日のshowroomでは、新曲のダンスについての解説が結構ありましたね。
・Gotta look
激しい光速シンクロがこれぞkolmeという曲です
。歌詞とのシンクロも楽しいです。瑠海さんはこの曲の振り付けが一番好きって言ってました。
・Get your control
しゃがんだり、半身になってキメたりの箇所が、これまで以上に女性的な魅力に溢れていてドキドキする曲です。

・Remind me…
こちらはゆったりとした動きや小さなステップなど、情感豊かなダンスに、新しいkolmeを感じることができます。既存曲のダンスの引用もあって泣かされます。22日のshowroomで語られた、「
何度も見失って大切に胸に抱いた思いを、最後に客席に差し出す」ダンスは僕も早くもう一度確認したいです。
・Repeat
フリコピしやすいように難易度を落としてくれているダンスなので頑張っていきたいです(とか書いてる僕も全然できてないですが)。「I have to make a music」はみんなで一緒に歌いましょう!
・I live in hope
showroomでもkolmeさんたちがおっしゃってましたが、冒頭のコンタクト(ここで三人のコンディションがわかると香美さん)、サビの鷲が羽ばたくダンス、美杜さん→瑠海さん→香美さんと手渡されるタスキなど、一つ一つ意味の込められたダンスが涙腺に来ます。個人的には、瑠海さん→香美さん→美杜さんの順に一列になって歩くところも好きです。
・Wonderland
演劇のようなダンスが文句なく楽しい曲ですね。埼玉公演では、サビのダンスのレクチャーがありました。みんなで踊りましょう!
・Why,Mr.?
クールで色っぽいダンスと、今までと違う音のとり方がが新鮮です。個人的には、低い体勢からせり上がってくるところ、特に香美さんがすごいので是非見てほしいです

・Same mistakes
難解なリズムでどうなるんだろうと思っていたけど、kolmeさんの能力はすごいのです。
・Wherever I go
踊らないkolmeさんという新基軸!


回を重ねるごとに完成度がぐいぐい向上していく(例によって、公演と公演の間にも激しくリハを重ねている)ので、1回1回が見逃せません。アルバムの新曲見るなら今が一番楽しいですよ!!

■グッズサインがあった件
他の会場でどうなるかわかりませんが、埼玉公演ではバンブータンブラー、PVCケースへのグッズサインがありました。グッズの基本色であるオレンジ色や、オレンジ色に映える色のペンとか用意しておくと、より楽しめると思います。
また、会場のCD物販には、通常のレギュレーションに従って特典券がつきつつ、サイン入りの大きな写真がもらえる追加特典があってお得ですので、旧譜CD、
DVD、ブルーレイなどまだお持ちでない商品がありましたら、利用されるとお得だと思います。

※1/31追記 仙台公演から、CD購入の際に配布される特典券はCDサイン券となるそうです。グッズの特典券と異なり、CDサインにのみ使用できるようなので、現場でご確認ください。
それと
やっぱり新衣装。川崎では全員ショットしか撮れなかったし、対バンでは着ないみたい(今日現在の実績)なのでワンマンに来て2ショット撮りましょう!
一応埼玉のレギュレーションを書いておくと、

・特典券配布

グッズ、CD購入1000円毎に特典券1枚配布
CD購入時にはサイン入りフォト(買い手が選べます)の追加特典あり

・1部
個別撮影(2ショット)スマホかチェキを選択可 特典券2枚
全員撮影(4ショット)スマホかチェキを選択可 特典券3枚
・2部
全員握手 特典券1枚
個別撮影(2ショット)スマホかチェキを選択可 特典券2枚
全員撮影(4ショット)スマホかチェキを選択可 特典券3枚
サイン(全員、個人問わず)特典券2枚
サインの対象となるのは、チェキ、CD、PVCケース、バンブータンブラー

でしたー。

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すごくよい


twitter個人アカウント開設!


是非フォローをお願いします!やっぱり個人アカウントがあると、これまで以上に彼女たちを近くに感じることができて嬉しいです。

TikTokアカウント開設!!


最初の投稿が埼玉ポーズなのは地元民として大変嬉しいですがそれでよかったのかなとも思います。埼玉県民には草でも食わせておけばいいんですよ(引用)。

■3月8日 5周年 kolme LIVE TOUR 東京WWW X追加公演決定!


めでたい!!嬉しい!!ぜひよろしくお願い申し上げます!!

 

5周年LIVETOUR 「kolme Live Museum -Do you know kolme?-」川崎公演

すでにプロのレポートが配信されているので、僕の方は感想だけダイレクトに書こうと思います。

■ステージ演出について
LEDの埋め込まれた、長さの異なる柱が3列に設置されていて、これが様々な色に光るのと、複雑に制御される照明、そして4箇所の聖火的な発火装置を使ったステージ演出は、kolmeさんのパフォーマンスのクオリティと釣り合った素晴らしいものでした。
特に炎の演出は後半まで温存されていて、とても印象的だったと思います。
LEDの柱は、異なる長さのものが組み合わされていて、奥行きを感じる演出がなされていました。青く点滅させると雨のように、白く光ると点から降りそそぐ光のように、照明と組み合わさってさまざまな情景が演出される素敵なセットだったと思います。
kolmeさんのライブはダンスから片時も目が離せないので、映像的なものが出るよりこっちのほうがいいと思いました。
あと、ゴー☆ジャスさんからお花が来ていたのがとても嬉しかったです。さすが宇宙海賊かっこいい。

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ファン一同から贈られたお花

■衣装について
ダンスの邪魔をするな、と言わんばかりのシンプルな衣装(それはそれでとてもカッコよかったですが)も多かったkolmeさんたち、今回のツアーの衣装は機能性はそのままに、華やかさと可愛らしさ、メンバーそれぞれの個性が強調されつつ高級感もあって、とても素敵な衣装だと思います。
上半身純白で、でも首元にチョーカーでアクセントのある瑠海さんの衣装は、彼女の潔さとそこから覗くかわいらしさがありますし、全体的にはオーソドックスな美しさに溢れつつ、胸元の複雑な装飾に幻惑される美杜さんの衣装は、彼女の力強くも一筋縄ではいかない個性を表している気がします。香美さんの衣装は、主人公的な華やかさと、大胆に足を露出した健やかで伸びやかな彼女の天衣無縫な魅力に寄り添っていると思います。
何が言いたいかというと、お三方みんなと2ショット撮りたいです(おたく)。川崎は全員ショットしかなかったので…。

■プレミアムチケットについて
プレミアムチケットは、
・最前の椅子席
・リハーサル見学
・特典映像DVDの配布
・ミート&グリート
と4つの特典がありました。
リハーサル見学は、入場時にちらっと見えた I live in hopeを除くと、千葉、赤羽で披露した新曲と、既存曲に限られていて、参加者へのネタバレに配慮した内容だったんではないかと思います。入場から1曲めへの通しリハも見せていただいたんですが、これも伏線として利用されていた観があり、計算された内容だったと思います。 僕たちが見せていただいたのは、ほぼ、ダンスと、各種音量の最終確認だったと思うのですが、曲ごとにオケの音量や音圧が異なるようで、細かく確認調整されていたのが興味深かったです。
特典映像は、ジャケット写真の撮影オフショット、Remind me…のMVの撮影オフショット、貼り付け担当者を決める会議、衣装のフィッティングの模様が収録されていました。これは、終演後にkolmeさんたちから直接手渡される時間が用意されていて、これがミート&グリートとなりました。
レアな体験が多くて楽しかったのですが、プレミアムチケットがあると、「kolmeのワンマン来てくださいよー。大丈夫ですよ僕も一緒に見ますから困ったことあったら言ってください。連番しましょうチケット取りますよ」っていう勧誘手段が使いにくいのだけが困っちゃうなーと思います(そっちも買えばいいのか)。

■構成について

前半はkolmeさんの5年間を支えてきた名曲たちの釣瓶打ちでロケットスタートでした!
1stアルバムのintro(という曲が1曲めに入っています)からのデビュー曲To shineは、
結成5周年のこの日、これしかないオープニングでした。
これを含む9曲はそれぞれ、この日セットリストに入ることに強烈な説得力がある曲ばかりで、息をつく間もありませんでした。個人的には、初期の名曲を一巡りした中盤に、現在の私小説的な路線に大きく舵を切る契機となった「Hello no Buddy」のあとに、「My style」が来たのが胸熱でした。そして2018年の名曲The Liarと要素全部入りの大傑作In my dreamが来て、「One time」で締め、という流れが最高でした。この流れでOne timeやられたら泣いてしまう。これからも今を大切に、日々を完全燃焼するんだ、というkolmeさんの気持ちが伝わった気がします。

で、一度お三方が退場して、4thアルバムのintroからの Gotta lookで再入場、っていうのは、興奮しました。リハーサル見学で、「オープニングは見ちゃったもんね。知ってる知ってる」っていう気持ちになってるところに、まだ見てないオープニングがもう一回始まる、っていうのは見事にやられた感がありました。
で、Get your controlで曲順通りなのかな?と思うとDeep breathで、もうここで何が起こるんだろう、という気持ちになりました。とにかく後半は初物ずくしで、情報量の洪水に押し流されたのですが、 I live in hopeはたまらんかったです。支え合うkolmeさんとか、サビのゆっくり羽ばたくダンスとかで感極まってしまいました。kolmeさんたちが広い世界に向けて飛び去っていくのがまざまざと想像されて、押し殺した悲鳴が「行かないで!」だったのは、我ながら修行が足らんなと思いました…w。
そして、 Whenever I goで1曲めTo shineを回収して終わるのか!すげえ!と思っていたら、トドメにRepeatが来て大満足のステージでした。
ボリュームもすごかったし、構成も大変練られたもので、未だに情報を消化できた気がしません。カメラ入ってたみたいなので、是非記録映像をなにかの形で見られるようにしていただきたいと切に思います。

ダンスについては、初演の曲がめちゃめちゃ多かったにもかかわらず、流石kolmeという水準ですごかったと思います。このあとツアーの中でどんどん熟成されていくんだろうなと思うととても楽しみです。

■前夜の瑠海さんの個人配信
ライブ前夜、日付が変わるくらいの時間に、瑠海さんの個人配信が行われ、5周年ついての思い、香美さん美杜さんたちメンバーが大好きなことなどがしみじみと語られました。プレミアムチケットのところにも書きましたが、今回はあまり動員に貢献できなかったこともあり、個人的には当日の客入りが心配で心配でたまりませんでした。
でも、この放送で瑠海さんの思いに触れて、「明日は楽しむ気持ちだけ持ってきてほしい」との言葉を聞いて、純粋に楽しもう、という気持ちになれました。
厳しい日程だったこともあり、当日の客入りはあまりよくありませんでした(決まった時期が早かった割には、チケットの発売はかなり遅かったので、売り方で改善する余地はあったんじゃないかなと思います。)が、参加者の熱量は高かったし、kolmeのお三方も本当に楽しそうだったし、そして何より僕自身がめちゃめちゃ楽しかった(ワンマン後にときどきやりますが、今回もはしゃぎすぎて熱出しました)ので、いい5周年になってよかったと、思います。
ライブの後の、ファン一同による飲み会も、その余韻もあってすごく雰囲気がよかったです。


■物販について

旧譜も含めて、CDを買うとサインいりのポストカードがもらえる粋な特典があったのですが、事前にアナウンスされなかったのはもったいないなと思いました。
オレンジのツアーグッズは、イラストがとても可愛いのと、メンバーのイラストがとても似ていると思います。買い揃えていくのが楽しみです。


■ツアー開催中!!

というわけで、Do you know kolme?ツアーがはじまりました!
選りすぐりの既存曲、ガンガン熟成されていく新曲を、魅惑の新衣装で歌い踊るkolmeさんたちが堪能できるツアーとなりそうなので、皆様お近くの会場でぜひご体験ください。埼玉西川口の公演から2部構成になるので、川崎のセットリストがどう変わるのかも楽しみです!!

ticket.line.me

時を戻せるなら・こるみとクリスマス旅行

■僕と南房総
次回のkolmeのバスツアーは12/21,22日なのは知っていました。当然絶対行きたいのですが、なにしろ日が悪い。
今年はクリスマスイブが24日の火曜日なので、家族でクリスマスパーティをやるならこの日になるのが自然です。当然妻や娘もそう思っているはず。
絶対行きたいけど、超まずいよな、と思っていた11月下旬。夜21時過ぎに僕の携帯電話に1本の電話が。(※嘘です。これはDo you know kolmeリリースイベント中のボイス特典会でお願いして録音していただいたものです。僕の返答は録音された音声相手にあとから応答したものです(狂気))

る「もしもーし、まっこいさん。今大丈夫?」
ま「る、る、瑠海さん?! は、はい!大丈夫です!」
る「…あのさー、12月…予定空いてますか?」
ま「12月…何日ですか?あけます!空いてなくても開けます!」
る「12月…22日!私お休みなんだけど、千葉に、鴨川シーワールドに私とおんなじ名前のシャチがいるんだって。そのシャチ、一緒に見に行かない?」
ま「うええええマジすか行きたいです行きたいです」
る「うふふふ。そう、なんかねえ、そう、行ってみたいなと思ってて私鴨川シーワールド行ったことなくて。ちょっとこの機会に見に行きたいな、って思ってたから、まっこいさんさえ良ければどうかな、と思って…」
ま「調整します。全力で調整します」
る「お返事、楽しみに待ってまーす。じゃあ、またねー!」

ぬああああああああああこれは絶対行くしかない!!
ということで即座に申込のメールを送信しました。
(シャチのルーナ情報は直前に瑠海さんに話しました。そのまま言う素直な瑠海さん可愛い。旅行までに300回くらい聞きました。)

それにしても、千葉。それも南房総
皆さんには完全にどうでもいい話だと思いますが、僕は大学生時代、このあたりでよくデートしていました。クルマで行くと適度な距離があって、海産物は美味しいし、
人気のない海があるのがとてもよくて。湿気を含んだ南からの湖風に吹かれていると、なんだか恋が走り出しそうな胸騒ぎがします。妻とも4回目のデートで房総に来ました。つまり、南房総というのは、僕にとってはガチ恋観光地なのです。
僕がとても好きだった女の子は、高校生時代このあたりに住んでいたそうなのですが、移動のために頻繁に一般車をヒッチハイクしていたと話していました。海沿いの砂だらけの街で、強風にスカートをなびかせながら一般車をヒッチハイクする高校生の女の子。見たこともないその光景は、僕の頭の中でバグダット・カフェみたいな色彩の映像に合成されています。バグダット・カフェのテーマソングは「calling you」。つまり、僕的にはcall meってことですか? あれ、そういえば瑠海さんから電話をいただいたような(特典会の音声です)。そこに瑠海さんと行くとかほんとやばい。This is 運命。メロンを売れ。出発前から、僕は完全にできあがっていました。

というわけで、集合場所はおなじみ新宿センタービル前です。集合時間ちょっと前にいくと、あがりえさんだけがぽつんと待っていました。みんな慣れたもので、受付が始まるまでは思い思いに寒くない場所に待機していたようで、集まり始めると急速にみんな集まってきます。
檸檬堂を手にご機嫌で現れるぷりん師匠、ドラクエウォークしながら登場するヒロさん。直前まで渋谷のクラブでオールしてた幸ちゃんの顔を見てほっとしました。
ま「すごい、ちゃんと起きられたんですね」
こ「なんとか。一晩中飲んでましたよ」
みどりさんと、Winlaさんとクリスさんの香港のお二人の顔も見えて、旅行が始まるんだな、という気分が盛り上がります。

受付で参加者証を手に入れると今回の部屋割り(大部屋)はこんな感じでした
802号室 レグルスおたく居住地
803号室 ほぼほぼ瑠海推し地区(僕はここ)
804号室 宴会場
805号室 古参居留区
バスの席は同室のおおすちんさんと連番。ちょっと遅刻してきたkimura師匠をみんな拍手で出迎えて、バスは出発します。

■鴨川ヒルズリゾートホテル

国道128号線をだいぶ勝浦よりに行ったところに、ホテルに向かう分岐があり、小高い丘の上に建っていました。本館2階に露天風呂、タワー館6階に展望大浴場があり、パーティルームやカラオケ、卓球台やグラウンド・ゴルフ場なども備えています。客室はもちろん、エレベーターもオーシャンビューで、乗るなりみやっちさんやおざーさんとはしゃいでしまいました。
我々が泊まったのは和室でしたが、805号室はベッドルームもあって、なかなかいいホテルでした。


丘を降りて国道まで出ればすぐにコンビニがあるので、804号室の皆さんは到着してすぐに飲み会用の買い出しにでかけたようです。802号室に行ってみたら、さっそくswitchがテレビに繋がれて、スマブラで猛烈に盛り上がっていました。

ま「あれ?おざーさんは?」
みやっち「波打ち際まで走るって言ってましたよ」
ま「は?」
み「バルコニーから砂浜見てたら、おざが手を振ってくれるかもしれませんよ」
ま「筋肉の人はすごいな」

■お部屋訪問
最初のイベントはkolmeさんたちによるお部屋訪問です!
kolmeさん(かわいい)(うるさい知ってる)たちが部屋にやってきて、全員ショットを撮ってくれたり、クリスマスカードに宛名を入れて手渡してくださる神イベントでした…。

こるみ「こんばんわー」
803「こんばんわー!!」
「ぬああああラグビージャージかわいい」
み「そう、これ、かわいっしょ」
こ「カンタベリーのやつだよ。おお、この部屋は落ち着いているね」
み「部屋ごとにぜんぜん違うね」
る「今日は皆さんきてくれてありがとうー!kolme winter travel クリスマススペシャル、ということで楽しんでいきましょう!」
そして、全員ショットを順番に撮影後、クリスマスカードのイベントに。
る「じゃあ、皆さんにクリスマスカードをお渡しします。誰からもらいたいですか?」
「…」
我々の部屋は、箱推し1人、残り4人が瑠海推しということで、流石にバランスが悪いなと全員が思って一瞬固まりました。
こ「No hesitation! …はい、るーちゃん、るーちゃん、るーちゃん」 
る「はーい」
こ「もう、みんなが誰(推し)かはわかってるんだからねw」
なんかすみません偏った部屋で。そして幸ちゃんが香美さん(だったと思う間違ってたらごめんなさい)、僕とおおすちんさんとぷりん師匠が瑠海さんからカードを頂き…
る「はいっ……あれ?まさっぺさんは?」
まさ「瑠海さん、瑠海さんでお願いします」
る「ああああ、私か」
いや我慢しようとはしたんですよ。でも無理。2019年も終盤に来てメガヒット級の爆笑をしてしまいました…。
まさっぺさんの推し変ネタはもう飽きたと思っていましたが、この展開はずるい。
大笑いしているうちに、天使達は次の部屋に向かっていきました。


■温泉と配信
この後、クリスマス大宴会まで約1時間半の間があったので、即お風呂に行くことにしました。6Fには展望大浴場があって、海を見ながらの快適な入浴を楽しみました。

ファンツアーや湯会で、常連メンバーと一緒に入浴するにも慣れつつあるのが面白いです。
みやっち「まっこいさん、お部屋訪問でkolmeさんたちとスマブラしましたよ」
ま「えー、あれからずっとやってたんですか」
ゆい「みんなでやってたら、いつの間にか美杜さんと瑠海さんが入ってて。あれ、なんか弱いな、と思ってふっとばしてたら瑠海さんでした」
ま「ひどい。許さないw 香美さんは?」
ゆ「香美さんは見てました」
他の部屋も楽しそうだなー、と愉快な気持ちになります。
ぷりん師匠は、他現場でTOに登りつめられたそうで、その現場の話を聞かせていただいたりしました。

そして風呂から上がると、instagramで香美さんがライブ配信を始めていました。
この配信が、kolmeのイントロクイズ、ダンスイントロクイズなどがあって大変面白かったです。面白かったんですが、ちと僕の回線が弱くて動画が固まったり、コメントがなかなか反映されなかったりして残念でした。あめいちさんがビシビシ当てていて香美さんが感心していました。


■クリスマス大宴会

今回も部屋ごとにテーブルが割り当てられ、ノンアルコールでの夕食です。入り口で飲み物が配られ、各自テーブルについて、主役の登場を待ちます。そして会場アナウンスに続いて登場したkolmeさんたちは、サンタコス、サンタコスでした!!
これは、殺人的に可愛かったことを強調しておきたいです。

瑠海さんがトナカイで、美杜さん香美さんがサンタガールだったやつです。
kolmeさんたち優しいからストーリーやtwitterに写真あげてくださっていたので、皆さんご覧になったことと思います。でも残念ながら、それではあの衣装を見たことにならないのです…。お三方ともおたくをまとめて殺しにくる超ミニスカートだったのですから…。美杜さんと瑠海さんはくるぶし丈の白いソックスを折っていて、香美さんに至っては白いニーソックスですよ!
超キュートなコスプレ上半身、ユーモラスですらある髪飾り(バネがついててボヨンボヨン揺れるやつ)の下は、脚線美の機銃掃射だったのです。もうね、そんなのダメですよ。鼻血ブーですよ。今回も修学旅行システムで写真の販売があるので、そこに期待するしかないですが、きっといい写真があるので、入手したら様々なルートでご覧になってください。

る「皆さん、今日は来ていただいてありがとうございます。楽しんでいきましょう!」
こるみ・会場「かんぱーい!」
そしていつものように会場内を練り歩いて全員と乾杯してくださいます。
いやでもこんなの、誰と乾杯しても「かわいい」しか出てこないです。
こ「そう?良かったー!」といいつつくるっと回転して背中側も見せてくださる香美さん天使。実質ノースリーブの美杜さんはちょっと寒そう。
み「寒そう?寒いよ!でもライブ始まったらちょうどよくなるから!」
ラララライブ?この衣装でライブするの?大丈夫かな俺死なない?
瑠海さんとは何話したのか、記憶が混濁していてあんまり憶えていません。もうご飯は食べたのか聞いた気がします。我々とは違うメニューだけどもう食べた、と聞いて、安心した記憶だけがあります。
アワビの踊り焼きは彼女たちのメニューにはなかったようで、このあと始まるツーショット撮影で他のメンバーと撮影している隙に、香美さんに貝をつまみ食いされたおたくもいたようです。


会場の一角には金屏風で仕切られた一角があり、そこでツーショット撮影が行われました。僕はもちろん瑠海さんと撮りました。

ま「瑠海さーん!」
る「どーも、まっこいさん
ま「か、かわいいっすトナカイ」
る「みんなもかわいいでしょ?二人のはカチューシャ、動くのがかわいいよね」
ま「いやいやいやいや瑠海さんもかわいいっす」
る「いやいやいやいや楽しみましょう」
ま「ライブめっちゃ期待してますから」
る「うん、期待してて!じゃあ、また後でー!」


そして、メンバーの皆さんはステージに招集され、ゲーム大会が始まります。
これはメンバー三人がゲームで勝負するので、参加者は勝者を予想するやつです。
最初の種目は、ロシアンシュークリームです。
司会「3つのシュークリームのうち、一つだけとっても辛いデス・ソースが入っています!」
る「デス・ソース?!なにそれ怖い」
み「香美ちゃんがやりたいって」
こ「わさびとかじゃつまんないじゃん?」
る「だからって私達を巻き込まなくてもいいじゃん!」
司「裏を見ないように1個取ってください。はい、はい…。いいですか?」
こるみ「はーい」
司「では、どうぞ!」
ここで三人はシュークリームをひと口。口にした瞬間、固まる美杜さん。表情が変わる瑠海さん。下手側に180度回転する香美さん。
司「はい、じゃ皆さん、答えをお書きください!」
息を荒げつつ水を飲む美杜さんを見て、美杜さんと書いたのですが、瑠海さんの様子がおかしい。延々と水を飲んでいる様子を見て、これはやられたなとわかりました。
正解は瑠海さん!素直に好きな人の名前を書けばよかったです(そういうゲームではない)。

続いて恒例、ジェスチャーゲーム対決!
まず、メンバー一名がステージ上に、それを応援する参加者がステージ前に集まります。メンバーはノートPCの画面に表示される文言を見て、それをジェスチャーで参加者に伝えます。参加者から正解がでるとポイントになります。ポイントが多いメンバーの勝利となります。

最初は美杜さんから。美杜さんと美杜推しがステージ前に集まります。
相変わらず問題の見切りが早く、厄介そうな問題は速攻パスする作戦の美杜さんは、ジェスチャーも上手です。「エスカレーター」という問題では見事なパントマイムを披露、正解が出ました。結果は3問。
そして2番手は我らが瑠海さん。僕もステージ前に行きます。
第一問は…?? 瑠海さんが先程美杜さんがやったエスカレーターのパントマイムと同じことをやります。当然「エスカレーター!」の声が上がりますが、不正解。笑い出す瑠海さん。…もしや、と思って「エレベーター」と言ってみたら正解でした。読み違いww 結果は2問でした。
最後はジェスチャーゲームの女王香美さん。やはり身体表現にはこの方に一日の長が。
次々と正解が出て、結果は4問。香美さんの勝利となりました。こるみ温泉旅行では僕の知る限り3連勝中です。

そして続いては新種目、ストラックアウト!
筋肉番付でお馴染み、9つに仕切られた枠にボールを投げて、たくさん的を抜くやつですね。ここではぶち抜くのではなくて、ボールがくっつくタイプのやつでした。持ち玉は3球で、ビンゴしたら勝利、というルールです。
なんというかここからは見ている要素が強くなり、「ボールが枠に行かなかったときにどうするか」「二人ビンゴしたらどうするのか」などルール設定がいまいちふわっとしていることもあり、超かわいい衣装の超かわいいメンバーがきゃあきゃあ言いながらボールを投げるのをにやにやしながら見ている時間となって大変幸せでした(じゃあいいじゃん)。
美杜先生は2球目がくっつかなかったので謎のやり直しのあと、結局3球目が枠に行かず。
瑠海さんはビンゴはしないものの3球とも枠へ。
香美さんは初球がワイルドピッチとなった後「もうだめじゃん」と言いつつあと2球を枠へ。結果的には、美杜さんに「中学の時のソフトボール投げの記録は10m未満」と暴露されていたにもかかわらず瑠海さんの勝利となりました。

最終種目は謎の新種目「気配切り」でした。
これは、お三方が目隠しをして、気配だけで他のメンバーのいる位置を推測し、「切ります!」と宣言してウレタン製の刀を振り下ろして当てられたらそのメンバーが負け、外れたら攻撃したメンバーが負けというものでした。さらに、開始前にくじを引き、くじに描かれたハンディキャップを負う、というルールがあります。で、誰がどういうくじを引いたのはいまいちよく憶えていないのですが、最終的に美杜さんに1分間経過すると鳴り出すタイマーが取り付けられ、これが鳴ったら負け、となっていました。
あと、香美さんの足首に鈴がついて、動くたびに音がするように鳴っていた気がします。
で、1本めが始まりました。
まずその場で回転するので、全員方向がわからなくなります。香美さんは下手にどんどん進んでいって、ステージ外に出そうになっていました。声を出していいのかどうかもいまいちよくわからないので、静けさの中、手探りでおぼつかない動きをするkolmeさんをただ眺めるシュールな時間が過ぎてゆきますが、美杜さんが挙手します。
み「切ります!」
司「わかりました。では香美さん瑠海さんは止まってください。…では、どうぞ!」
美杜さんの刀が一閃すると
る「きゃあああっ!!…あ、痛くないよ、心配しないで。でも意外と強く来たから声が出ちゃった」
見事瑠海さんを捉え、瑠海さんが敗退となりました。
そして2本め。勝ち残った美杜さんと香美さんの勝負です。
る「あ、じゃ、私実況するね」
と瑠海さんが実況役を買って出たのはいいのですが、ステージ脇の階段に座ろうとするわけですよ。
ダメですって、そんな短いスカートでしゃがんだりしたら!
しかもですよ、これが決して無防備な動きではないんですよ。なにをどうしたらいけないのかを熟知した動きで優美に座る瑠海さんから目が離せません。たまたま(たまたまですよ)瑠海さんの両膝の正面に座っていた(この席は主催者が決めたもので僕が選んだものではないのです)ために、僕の脳みそは全知覚をそちらに集中してしまっていていました。先程から記憶が怪しいのもこのせいです。

しかも、主催者が美杜さんにつけたタイマーのセットをミスっていたために、2本めがノーカウントとなり、もう一回やり直しになったため、僕の脳を灼かれる時間は更に延長されました。正直瑠海さんの脚のことしか記憶にありませんが、最終的に香美さんが勝者となりました。たぶんそう。

ゲーム大会の最多正解者はかつやさんで、3問正解されていました。サンタ衣装のワイドチェキを獲得されていて、たいへん羨ましかったです。


■クリスマススペシャルライブ

そして、サンタ衣装+トナカイ衣装のお三方によるスペシャルライブが始まりました!
こ「じゃあ、みんな前に来ちゃいなよ」
ということで、食事のテーブルを離れて、参加者はステージの前に集まってオールスタンディングのライブとなりました。
1曲めはMy affection。かわいい衣装でテンションがおかしくなっている僕は全力で声を出しますが、サビのところで香美さんに「無理しないで」って感じの顔をされました。
kolmeさんたちはとにかく楽しむモードでリラックスした感じです。
そして2曲めはBring you happiness。山口でも1曲めはこの曲だったので、ファンツアー恒例となりつつありますね。ただでさえkolmeさんたちの天使性が爆発する曲なのに、
今日はこの衣装ですから、このまま魂が天に登っていってしまいそうです。
そして3曲めが…
み「じゃあ、次の曲は… Wonderlandやっちゃいます!」
会場「おおおおおー!!」
る「あーでも、ダンスだけです。まだね、歌いながら踊るところまで行けてないから」
こ「ダンスは一通り(頭に)入った感じね」
み「だからまだSNSとかに書いちゃダメだよ。ネタバレになっちゃうから。あ、でも「Wonderlandめちゃくちゃよかった!」とかはいいよ!」

る「で、この曲は、サビのフリをみんなにも踊ってもらいたくて。
ここはわーたー(両掌を上に向けて胸の前に揃え、肩幅くらいまで開く)
※腕を伸ばさないすしざんまいな感じ
しのための(両手を2回クロスさせつつ顔の前くらいまであげる)
※テツ&トモの「なんでだろー」のところの動きの2回だけやります
わん だー ら(両拳で同時にノックするような動きを3回。1回毎に下がる)
んど(2拍手)
…です!わかりました?」
こ「川崎ではみんなでいっしょにやりたいから、憶えてね」
というわけで、Wonderlandのダンスが初披露されました!!
川崎で皆さんご覧になったと思うのですが、異世界に投げ込まれて不思議な冒険を繰り広げる美少女美杜さんの活躍を演劇的に再現したダンスで、大変楽しいですよね!ましてやこの日はサンタとトナカイがやるわけで、楽しくないわけがないのです。
はあ、終わった、と思ったら懐かしいイントロが…。
松任谷由実さんの名曲「恋人がサンタクロース」です!
いやあ、こんな曲やられたら幸せやら切ないやらで、クリスマスっていいなあー!ってなりますよね。
いいもの聴いた。でももう一回聴きたい。


■バータイム
さあここからは、kolmeファンツアー恒例のバータイムです。
今回は、飲み放題のレギュレーションがなくなり、そのかわりにモエ・エ・シャンドンミニボトルの販売が始まりました。
これはボトルにサインが入っていて、買うと全員ショットが撮影できます。全員ショットは3000円、サインは2000円相当なので、5000円はシャンパン分が無料です(頭のおかしい計算)。
そしていつものようにメンバーオリジナルカクテルの販売があり、これには直筆のコースターが付いてきます。


鴨川ヒルズリゾートホテルのパーティルームには、バーカウンターやカラオケセットも完備しています。
そこに、お三方の入場です!香美さんは暗めの赤のボディコンシャスなミニのワンピースに黒いニーハイブーツ、美杜さんは黒いキャミソールの上にシースルーなブラウスにえんじ色のコーデュロイのパンツ、
瑠海さんは赤いニットのタートルネックジーパンというお洋服でした。
全くどうでもいい情報ですが、僕は黒いニットのタートルネックジーパンだったので、瑠海さんとツーショットを撮りたい欲が頂点に達しました。
ただ、この場にはツーショットのレギュレーションがありません。残念。修学旅行システムの写り込みを狙うしかないのです。

る「ここからはバータイム!ということで、皆さん楽しんでいきましょう!かんぱーい!!」
ということで、恒例の乾杯が行われます。
そのまま、流れるように美杜さんがカラオケに。おなじみ「扉あけて」が投入され、香美さんが召喚されます。
山口のときとは違って、年末も近いので盛り上がりまでの導火線が短い感じです。

カラオケが終わった美杜さんが隣のテーブルに来て、Why,Mr.?の制作秘話を話しています。遠くてあんまり良く聞こえないんだけど、どうやら、Why,Mr.?マンは相当美杜さんの美貌に参っていた模様。お友達が彼に好みの芸能人を尋かれたときに、桐谷美玲さんら複数の女優さんの名前をあげたらしいのですが、それがことごとく、過去に美杜さんが「似てるね」と言われたことのある女優さんばかりだった、ということのよう。
それを聞いたおたくたち
「桐谷さんか。美杜さんのほうがかわいいよね」
「絶対美人」
「なんていうか美杜さんのほうがバランスがいい」
などと口々に言い始めるこの飲み会超楽しいな!


ヒロさんと話していると、香美さんがやってきました。
こ「みんな楽しんでるー?かんぱーい」
ま「お疲れ様ですーいやもうおかげさまで」
ヒ「いや、もう総合TOお疲れ様です」
ま「何言ってるんですか最古参が」
ヒ「こちら総合TOなんで」
こ「…みんな、平等!」
ま「ほら、香美さんもそうおっしゃってるので総合TOはやめてくださいよ。…あ、で、相談したいことがあるんですけど、いいですか?」
こ「いいよ!なに?相談?」
ま「My affectionなんですけど、僕らどうするのがいいんでしょうか?」
こ「え?どうする?って?」
ま「僕はね、わりと後から来たおたくなんで、前から応援してきたみなさんが作ってきた文化は大事にしたいんです。でも、やってる曲も皆さんも変わるじゃないですか」
こ「うんうん、そうだね」
ま「瑠海さんが初めて作詞した曲、というのもあって、あれは僕にとって特別な曲なんです。だから頑張って盛り上げたい気持ちもあって。…皆さん的にはどうしてほしいとかあるんですか」
こ「ライブは楽しいものだからさ、そんな無理してとかじゃなくていいと思う。一緒に踊ってくれたりするのはすごく嬉しいよ」
ま「声出すのはどうですか?My affectionとかだと、ウリャオイいってるところあるじゃないですか」
こ「ああ、アイドルとかアーティストとかかは別に考えてないけど、ああいうノリはもうちょっといいかな」
ま「あ、そうなんですね。こないだのワンマンの2部のセトリで「Oh Yeah!」と「My affection」が並んだりすると、kolmeさん的にもおたくを沸かせたいのかな、とか考えてしまうんですが…」
こ「…私達が?(そんなことあるわけない、という表情)」
…ああ、そうなんだ。これまで現場に定着してきたコールも、別にメンバーと握ってそうなってたわけじゃなくて、積み重ねの中でこうなってきたんだな、ということに僕は突如気付かされました。僕にとっては現場に入ってきたときにはすでにそうだったことでも、それを守ろうと頑なになるのも応援とは違うのか、と思いました。
ま「…なるほど、よくわかりました。いろいろ考え違いをしていたようです。」
こ「…そう?」
ま「結論まとめますね。これからは、もっと気楽に楽しみます。もともと大好きな曲なんで。無理しません。そのうえでオイオイいうのはやめときます」
こ「…うん。ありがとう、相談してくれて。」
ま「こちらこそ、話せてよかったですありがとうございます」

そうか、瑠海さんとも話さなくちゃ。僕は飲めないくせに瑠海カクテルを飲み干すと、バーカウンターにいる瑠海さんのところに向かいました。
る「まっこいさん、ありがとう!…飲みすぎないでね、大丈夫?」
ま「ありがとうございます、大丈夫です。あの、今香美さんと、My affectionのときどうしたらいいか話してたんです」
る「My affectionのとき?」
ま「僕にとっては瑠海さんが初めて作詞した特別な曲だから、誰よりも頑張りたいと思ってたんですけど、それもなんか違うみたいなので、無理するのはやめようと思います」
る「そうか、うん、わかった。楽しいのが一番だから」
ま「そうですよね。でも今までだって、すごく楽しかったんですよ」
る「うんうん。いつもありがとう。このあとも楽しんで」

これまで、何度か瑠海さんにも同じ質問(「My affectionなんですけど、僕らどうするのがいいんでしょうか?」)をしてきたけど、そのたびに
る「みんな自由で。それぞれ楽しみたいように楽しんでくれればそれが一番」
という答えを頂いていました。瑠海さんはプロだから、おたくの領分と自分の領分をきっちり線引してくれていたんですよね、たぶん。それでもいつも優しい笑みを向けてくれていた瑠海さん。香美さんが素直な気持ちを伝えてくださらなかったら、この優しい人はずっとそのスタンスのままだったでしょう。そう思うと、香美さんへの激しい感謝の念が燃え上がりました。と、同時に、瑠海さんはいったいどこまで優しく強い人なんだろう、そうやっていろんなことに笑顔で対処しているのだろうと思うとますます敬慕の念が募りました。

というところで、モエシャンの販売が始まりました。購入するとkolmeさんたちから手渡していただいた上で、パーティルームの外のホテルのロビーに座って全員ショットの撮影ができます。こんな華やかな女性3人と一緒にシャンパン持ってソファに座るとか、三国一のパーティピーポーじゃないですか?

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うぇーい!!




パーティルームに戻ると、空いたカラオケをにかるかさんやおざーさん、としくんが使っておたくカラオケがはじまっていました。にかるかさんは推しジャンしながら歌っていたりしつつ、皆さん安定した歌唱ですげえ、となりつつ、ますますカオスなノリが加速します。

メンバーが戻ってくると、参加者の世代を考慮してか「Love is a cash」「フレンズ」と言ったREBECCAの曲、そしてメンバー全員での「ライオン」(kolmeさんの歌う菅野節!!)、そして参加者とみぃさんのリクエストに応えて瑠海さんが「あなたに会えてよかった」を歌うと、美杜さんと今回唯一の女性参加者はーちゃんによる「さくらんぼ」が歌われます。
はーちゃん嬉しそうだし、歌唱にも安定感があって楽しい気持ちが盛り上がります。「もう一回!」は全員で。超いい。

というところで2回目のモエシャン販促タイム。全員ショットを撮影するために、メンバーと参加者はパーティルームを出て、ホテルのロビーに向かいます。
そうすると必然的にカラオケが空くので、すっかり火がついたにかるかさんとおざーさんが「イケナイ太陽」を。メンバーが居るときとはまた違うカオスな盛り上がりがはじまります。そこから「ダイスケ的にもオールオッケー」を歌わせたいという理由でみやっちさんが召喚され、「Hot Limit」が歌われます。

ここで戻ってきた瑠海さんにとしくんが声をかけて、「AM 11:00」をデュエットです。
としくんは以前から「AM 11:00」を瑠海さんと歌いたいと言ってたので、夢が叶ったじゃん!!と興奮しました。
瑠海さんが「ラップのところは困ったら香美ちゃんに助けてもらう」と言ってたのが聞こえたので、みやっちさんのタブレットを触っていた香美さんに声をかけてみました。
ま「助けに行かなくていいんですか?」
こ「二人はなんとかするよ」
そうだった、としくんはラッパーなのでした。ラップパートも見事に歌いきって、流石だなあと思ってみていました。でも、そういうの見ちゃうとやっぱり羨ましいです。僕は山口でも瑠海さんにデュエットをお願いしていて成立しなかったのがやっぱりちょっと残念だったし。湾岸ミッドナイトにも「控えめはいいが、受け身はよくない」って書いてありました。行ったれ!と、瑠海さんにお願いしに行ってみます。


ま「る、瑠海さん、リベンジさせてください!」
る「り、リベンジ?なんだっけ?」
ま「あのその、山口でお願いしてたデュエットの…」
る「接吻だ!…歌えるかな…うん、多分大丈夫。あ、でも私キー上げたい」
ま「大丈夫です。瑠海さんの歌いやすいようにしてください」
る「わかった、やりましょう。今、香美ちゃんの入ってるからそのあとね」
ま「ありがとうございます、よろしくお願いします!」
あああああやべえ、ほんとにお願いしちゃった。
しかもOKしてもらっちゃった。どうしようどうしようどうしようどうしよう(いや歌うんだよ)。
とりあえず、香美さんのカラオケに全力で乗ろうとします。
ありがたいことに曲がWe will rock youだったので、足を踏み鳴らしたり、クラップをいれたりシンガロングしたりして忙しいです。でもでもあっあっ、曲が終わります…。
「瑠海さん、曲が入ってます」
「はーい」
ステージに向かう瑠海さんを慌てて追いかけます。
その様子を見て状況を察した参加者の皆さんが色々声をかけてくださるのですが、正直何も覚えてません。
る「2音上げたい。2音上げるには#4でいいんだっけ?」
み(バータイム中で忙しい)「そ。」
る「#4でいいんだよね。」
み「うん」
る「あ、結構あげちゃうけど大丈夫?私あげないときつくって」
ま「大丈夫ですよ。僕めちゃめちゃキー低いからあげてもらった方が歌いやすいです」
る「ほんとに?大丈夫かな?」
ま「まあ、僕がダメでも誰も困らないんで。適当に口をパクパクさせときますから」
る「そんなそんな。じゃあ、あげちゃいますね」
ま「大丈夫です!」
ああすげえ、俺瑠海さんとデュエットの相談してる!!
もうこの時点で満足だよ!

る「では次は、わたくし瑠海とまっこいさんで「接吻」をデュエットします!」
ま「よろしくおねがいしまーす」
もう緊張してわけがわかんないけど、参加者の皆さんが優しくて、とりあえず怒られてはいない感じ。そして接吻はイントロが短い曲でよかった。普段一人で歌うときは、とにかくできるだけ大きな声を出してスッキリしたいスタイルなんですけど、今日はぶっちゃけ僕の声なんか聞こえなくてもいいわけで、とりあえず歌いだします。
瑠海さんは「なーがーくー」のあたりは僕の様子を見ていて「あーまいー」のあたりから歌声を重ねてくださいます。
すげえええ、隣で瑠海さんが歌ってる。歌ってるよ!!(それはそう)
それはそうなんだけど、瑠海さんを見たくて視線をあげると歌詞が「くちーづーけをかーわす」じゃないですか!
僕はぬあああああってなってるんですけど、瑠海さんの目が「大丈夫大丈夫」と微笑んでいて、蕩けます。
「ふーかく はーてしーなくあなたうぉおー しりーたーいー」は目を合わせて歌えました。
あああ、もう死んでもいい。こんな幸せなことなんか、この後の人生に1個だってありはしないのです。
「ふぉー りーん らーぶ」を体を揺らしながら瑠海さんと合わせれば、背筋に電流が走ります。やばい、俺、感動してる。いま感動してる暇ない。貪欲にこの瞬間を貪り尽くさないと一生後悔する。
でも、なんとか頭サビパートを歌いきると
る「Aメロはまっこいさん歌って」
と瑠海さんが囁いてくださいます。細かく何回も頷き返して了解の気持ちを伝え、
「ああなにか物足りない今日は」のところを歌います。うんうん、物足りないよね瑠海さんの声がしないとさ。
「あなたの」で瑠海さんと視線を合わせて、「濡れた眼差しが嬉しい」を歌いながら、手のひらを瑠海さんに向けてちょいちょいと差し出して、Bメロをお願いしたい気持ちを伝えます。
る「いーつーのーまーにかー」
伝わった!!!すげええええええ!!(そんなにすごくはない)
ああしかし、ステージに並んで聴く瑠海さんの声の柔らかさ心地よさを皆さんに伝えたい。こっそり録音しとけばよかった(ダメです)。
そしてもう一度サビに。瑠海さんとアイコンタクト。
るま「なーがーくー」
どあああああ、すげえええええええ(うるさい)。
僕は隣で歌う瑠海さんを一瞬も見逃したくないので、ひたすら瑠海さんを見ているのですが、瑠海さんも視線をそらさず受け止めてくださいます。幸せです。本当に幸せです。歌詞見ないで歌えるくらいには練習しといてよかった。
あくまで歌詞の上ですけど、僕と瑠海さんは「長く甘い口づけを交わそう」って言い合ってるんですよ?!僕は常々思うんですが、好きな人となんかするとき、最もセクシーな瞬間は合意に至るときだと思うんですよ。ということはこれはおおむねチューしたのと同じ。違いますか?違いますか?(ぜんぜん違います)
ここで僕は完全にお腹いっぱいになりました。瑠海さんが「はいありがとうございましたー!」って言って演奏中止ボタンを押したとしても何の異議もないくらいに。
間奏でYeah Oh言ったあとは、もうこのあと特に展開もないので、このまま楽しんでていいのかなあ、と思い始めたところで、太郎さんに背中を押されたおおすちんさんが、
ステージにやってきました。
そうですよね、瑠海推しだもん、瑠海さんと歌いたいですよね。せっかく旅行に来て、「あそこでもうちょっと勇気を出しとけば…」とかぐちゃぐちゃ病むの嫌ですよね。
わかるわかる。僕は勝手にわかった気になってとても納得したので、おおすちんさんをステージに迎え入れました。
そして、2番の歌い出しはおおすちんさんに。Bメロで、瑠海さんがマイクを僕に渡そうとするのですが、おっさん二人でデュエットしても誰も幸せになりません。
固辞して、おおすちんさんのマイクを共用して一緒に歌います。
「色のない夢を見てた」「色のない夢が続く」のところからのリフレインにもしっかり対応して、三人で歌い切りました。
る「以上、瑠海とまっこいさんと、おーちゃんでしたー!」
ま「実質無料ー!!!ありがとうございましたー!!」
無料どころじゃありません。ボーナス出てる。得した。生きててよかった。マイクを切って、太郎さんとおおすちんさんがなにやらやりそうなので手渡します。
ま「ほんとにありがとうございます、もういつ死んでも大丈夫です」
る「こちらこそーありがとうございましたー。またデュエットしましょう」
ま「ほんとにー?本気にしちゃいますよ?」
る「うんうん。またやりましょ。ね?」
流石に幸福感が臨界してもといた席に戻ると、まわりのオタクのみなさんがハイタッチで迎えてくれました。ありがたい。

そこに流れてくる懐かしいイントロはWON'T BE LONGでした。おおすちんさんと太郎さんの全力歌唱にあわせて、香美さんがぶんぶん踊っていて、これもすげえなーと思いながら一緒に盛り上がりました。一定の年齢以上の方はよくご存知と思いますが、この曲、終わりそうで終わらなくてなかなかしんどいんですよね。
しかし、お二人の全力の歌唱によって、会場は一段と盛り上がりました。

このお二人の流れを受けて、美杜さんの「こうみん盛り上がる曲やって」のリクエストに応え、香美さんが「WWD」を。香美さんの「WWD」はものまね的なクオリティも高い鉄板コンテンツです。kolmeのファンツアーに来て「みりん!りさ!ねむ!えい!もがピンキーでんぱ組!」のコールをするのはなんだか面白いです。

というところで、3回目のモエシャン販促タイム。
デュエットもしていただいたしお金を落とさないと申し訳ない気持ちになっている僕は飲めないくせにもう一本行くことにしました。
カウンターのところに運営の方がいたので、
「全員ショットは2ショットでもいいですか?」
とダメ元できいてみたら、
「いいですよ!」
と快諾頂いたのでそれならもう何の迷いもありません。
メンバーお三方からミニボトルを手渡していただいて、ロビーに向かいます。さっきのソファーとはちがって、今度はクリスマスツリーの前での撮影です。
瑠海さんとツーショットをお願いすると、
る「お!まっこいさん!デュエット楽しかったね!」
ま「うあああああそんなこちらこそありがとうございます」
る「デュエットで撮りましょ」
というわけでモエシャンのボトルをマイクに見立ててツーショットとなりました。

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棺に入れてください

る「ありがとうー!」
ま「一生の思い出ができました。これでいつ死んでも悔いはないです」
る「いやいや、またやりましょう」
ま「わーい、ありがとうございますー!」
サイン済みのボトルは全部売れてしまったとのことで、メンバーのみなさんがその場でサインしてくださいます。
み「瑠海さんと歌ってたね、よかったね」
る「せっぷん、って書いとくね」
み「え?!るうなさん漢字書けるの?」
る「むりむり、ひらがな。うふふふ」
こ「ありがとうねー!!」

いやあ嬉しい。ボトルを手に会場に戻ろうとすると、パーティルームから聞き慣れない声が。
ま「え?誰が歌ってるんですか?」
スタッフ「門間さんです」
ま「えええええ、マジすか!」
扉を開けると門間さんが「さよなら夏の日」を歌っています。ハイトーンボイスで、これがまた上手なんですよ。ちょっとタツローっぽいし。意外な見ものに会場は大盛り上がり。
「うまーい!!」
「門間さん上手!」
「もんまさーん!!」
「なんでクリスマス・イブじゃないんすかー」
も「これがいちばん歌いやすいの。おお、とか、ああ、とか言っときゃそれっぽく聞こえるし」
門間さんはピアノの弾き語りで「愛は勝つ」とか歌ったりするそう。その他、
・エイベックスの飲み会は長い。開始が何時でも翌朝まで飲んでいる
・無茶振りを避けるには最初に適当な役割に手を上げてしまうほうがいい。なので社内イベントの司会とかをよくやる
などの裏話を聴くことができました。

最後に、撮影から戻ってきたkolmeさんたちが合流して、trfの「Boy meets Girl」でみんなで盛り上がります。盛りだくさんだったバータイムがこうして終わりました。

バータイムで余った飲み物やおつまみは、運営の方がわれわれにくださいました。
ス「どうせみなさん部屋で盛り上がるんでしょ」
そうでーす、そのとおりでーす。


■バータイムは終わらない
803号室に戻って一息ついていると、太郎さんが呼びに来てくださったので804号室に合流しました。

そこには、もうたくさんのおたくのみなさんが集まっていて、賑やかな酒宴になっていました。僭越ながら乾杯の音頭を取らせていただくことになり、かの有名な
「最こーるみー!」
の発声をさせていただくことになりました。
TAZAWA「いやあでもまっこいさんが宴会にいるの珍しいですよね」
ま「全然飲めないのと、まあ急いで家に帰らなきゃいけないケースがほとんどなんで…。いつもすみません」
た「いやいやしょうがないっすよね。でも今日は泊まりですもんね」
バータイムやライブの余韻もあるし、まだ明日もある安心感もありますし、太郎さんのタブレットからkolmeの音源が流れていたので、振りコピしたりクラップしたりして気持ちよくなっておりました。
Wonderlandが始まると、会場の皆さん(僕も含め)そわそわしだすのが面白くて、にやにやします。サビが始まると全員でさっき憶えたフリを復習します。2拍手のあと、全員神社に参拝するような感じで「うーん」と止まるのが面白くてゲラゲラ笑います。ラストのサビのところでとなりにいたみやっちさんがこともあろうに2拍手のところを早どって、総ツッコミを受けたりしていました。
今回始めてバスツアーに参加された方も804に来てくださったので嬉しくなり、とりあえずお約束の「誰推し?」という話でウザ絡みして、瑠海さん推しと伺ったので握手を求めたり。
ヒロ「まっこいさん、今年あった一番強い話をどうぞ」
ま「強い話ですか?…今日のです、今日の。瑠海さんとデュエットできたので、もう思い残すことはないです」
太郎「瑠海推しははっきり2つに別れましたからね、デュエットしたおたくと、してないおたく」
ま「そんなそんな。それいったらとしくんは一人でまるまる一曲いってますから」
太「そうだ!あいつもやってる!」
と(ピース)
ま「いやね、僕のは山口のときに、だいぶ仕事で病んでまして。出発前の電話会で、もし旅行に参加できたら、瑠海さんとデュエットしたいですって約束してたんです。だから、としくんが行ってくれたから、もっかいお願いしてみようと思ったんですよ」
太「そういうのがあったんだ」
ま「あのときはんで、無茶苦茶なお願いしたんですけど、今回実現するとは思ってなかったです」
おおすちん「そんな事情があったのに乱入しちゃってすみませんでした」
ま「いや、僕もういっぱいいっぱいでしたから。その後も盛り上げていただいてこちらこそ申し訳なかったです」
ヒ「瑠海さん、僕と接吻してくださいと」
ま「縮め過ぎです(ヒロさんエスパー?エスパーなの?!)」
誰か新しい方が入室されるたびに繰り返される乾杯。
kolmeさんの音源に合わせてみんなで盛り上がれば、それはもうほとんどライブです。
来年もいろんなことがあるんだろうけど、この人達と一緒に笑ったり泣いたりして過ごすんだろうなあ、と思うと、大変幸せな気持ちになりました。
みんなずっといっしょにkolmeを応援できたらいいなあ、という思いが溢れて、しょうやさんやかつやさんや太郎さんや近くにいた人に抱きついてはえへらえへら笑っておりました(ごめんなさい)。
午前2時をまわったところで通知が。
「配信きた」
「インスタライブ」
太郎さんのタブレットをインスタライブに切り替えていただいてみんなで見ます。コメントも打ちたいからみんな自分の端末でも見るので、部屋のそこかしこから微妙に違うタイミングの音声が聞こえます。配信では香美さんと美杜さんが部屋でくつろいでいる…と思ったのですが、まだバータイムの衣装でした。kolmeさんたちも打ち上げをしていたもよう。明日もあるので、配信終わりで一旦部屋に戻りましたが、宴会はまだまだつづいていたみたいです。
ぷりん師匠や幸ちゃんとぽつぽつ話しながら、眠りに落ちました。


■2日目


目が覚めると5時50分。風呂でも行くかと支度しているとぷりん師匠の目覚ましが鳴ったので、一緒に露天風呂へ行きました。やや曇りの海が明けてくるところでした。
潮風に吹かれつつ、師匠とぽつぽつと話したり、あつ湯とぬる湯の温度差の激しさにゲラゲラ笑ったりしつつ、付かず離れずの距離感が心地よかったです。
一人でお湯に浸かっていると、昨夜の瑠海さんのことが思い出されます。夢じゃなかったんだよな、と思うと、激しい喜びと、終わってしまった寂しさが胸に迫ります。
部屋に戻ると幸ちゃんとおおすちんさんが起きていたので、一緒に朝食へ。
皆さん大人なので、各自自分のしたいように振る舞う中で、たまたまタイミングが合えば楽しく会話ができる関係というのはとても快適です。
食べていると、他の部屋の皆さんや門間さんも朝食会場に現れ、挨拶を交わします。

食事が終わったら、出発まで1時間ちょっとあったので、波打ち際に行ってみたくなりました。

一人で宿を抜け出して、潮風の吹く坂道を海に向かって下ってゆきます。
ギリギリ雨が落ちてこないくらいの空のもと、誰もいない冬の砂浜めがけて歩いていると、寂しい、という気持ちが胸に染みてきます。

昨夜にもう一度戻りたい。もうあんな夜は来ないかもしれない。そう思うと寂しくて、でも、寂しいと思えることが嬉しくて、甘い気持ちになります。しみじみと瑠海さんが好きだなあ、と思いました。この「好き」、というのはだから付き合いたいとか結婚したいとかじゃなくて、ただ投げつけるだけの「好き」です。
僕は恋愛においてはもう終わってる身の上だし、瑠海さんはとびきり素敵な恋愛をして幸せなお母さんにならなきゃいけない人だから、僕が求めることができるものはなにもないのはよくわかっています。
ただ、その一方で、僕が瑠海さんを好きなことはそれとは何の関係もない。
瑠海さんはどんどん幸せになる。僕は瑠海さんをどんどん好きになる。それがいい。
結果、僕が抱いている寂しさは今よりどんどん大きくなるかもしれないけど、それでいいのです。
寂しさというのは、その人といて嬉しいという気持ちのネガポジ反転したものだと思うので、身を切られるように寂しいということは、瑠海さんが不在だということを最大限体感しているということだと思うのです。それがあるから、会えたときに、一瞬お話したりするのがひとしお嬉しいわけで。
誰もいない砂浜について、寂しさを胸いっぱい呼吸します。
寂しい!
会いたい!(このあとすぐバスで会う)
瑠海さん好き!!
るうなさああああああああん!
すきだああああああああ!!!
(…ファンツアーに来てなにやってるんですかねこの人)

鴨川シーワールド


そして荷物をまとめてチェックアウト、バスに乗り込みます。
なんと!kolmeさんたちがバスに乗ってきます!(ファンツアーです)
今回は座席が最後尾だったので気楽…はなずなんですが、何しろ視界の中に瑠海さんがいるのが嬉しくて仕方ありません。kolmeさんたちはいつものように後ろを向いてお話してくださるスタイル。ありがたいありがたい。
バスが走り出すと鴨川ヒルズの従業員のみなさんが、並んで手を振ってくださいます。あんなに大騒ぎしたのに申し訳ない。
る「みなさーん、おはようございまーす」
車内「おはようございまーす」
こ「眠そうだな」
み「みんな寝てないの?」
る「おはようございまーす」
車内「おはようございまーす」
る「これからバスは鴨川シーワールドへむかいます。大体1時間くらいかかるということなので、お話していこうと思います。…なんか質問あります?」
この「なんか質問あります?」は結構困るやつです。
質問なんかいつだって山ほどあるんですが、TPOというものがあるじゃないですか。
あんまり深刻なこととか細かいこととか聞きにくいから、くだけて広がりやすい質問を、って思うと途端に難しくなります。
る「みんな眠いのかな…。お話やめて寝ます?」
そんなの嫌なので全力でそんなのいやだというジェスチャーをします(最後尾なので声出しても聴こえなさそう)。
結局、参加者全員が
・名前
・住んでる県
・初恋の人の名前
を言う、という自己紹介タイムとなり、kolmeさんが回答をいじってくれる展開となりました。
恋の話をしてるkolmeさんたちはとても楽しそうでかわいいです。
最年少参加者のゆいくんは
み「今好きな人でもいいよ!」
と年上のお姉さんにいじられていました。悪いお姉さんだよ。

鴨川シーワールド
バスを降りるとkolmeさんたちからチケットと案内図を頂いて、入場門へ向かいます。
ここからはインプリンティングされた雛のごとく、推しの後をついて歩くタイムです。
瑠海さんは白いもこもこのコート(美杜さんが「ベイマックス」って言ってたやつ)をお召しになっているので、遠くからでもすぐわかります。ありがたい。

入口の前で集合写真の撮影です。フォーサイトさんが旅行後にあとから送ってくださるやつで、毎回楽しみなやつです。

さてここから、まずはイルカのショーに向かいます。
僕は昔、子どもたちが小さい頃にきたことがあって、その時の記憶と全く一緒だったので懐かしくなりました。
としくんと並んでスタンドに座ったのですが、そういえば僕はイルカを見たいんじゃなくて、イルカを見ているkolmeさんたちが見たいわけなので、kolmeさんたちの前に座ってしまって失敗したなーと思いました。とかいいつつ、イルカショーが始まると結構一生懸命見ちゃうんですが。

高くジャンプしたり、尾びれで水を蹴って立ち泳ぎをしたりするイルカを見ながら、ちらちら後ろのkolmeさんたちを盗み見るのですが、スマホで動画を撮ったり、きゃあきゃあ楽しそうにしてる様子を見て、やっぱりイルカよりこっちを見たいなーと思いました。

というわけで、続いて始まるシャチのショーではkolmeさんたちの後方に立ってみることにしました。
旅行会社のスタッフの方がニヤニヤしているので
ま「どうしたんですか、なんで笑ってるんですか?」
ス「前行くのやめたほうがいいですよ」
ま「へ?なんでですか?」
ス「濡れるんですよ、シャチの着水の水しぶきがすごくて」
ま「そんなにですか?」
ス「そうなんです、中段くらいでも全然(水しぶきが)飛んできますから」
としくん「ああ、じゃあkolmeさんたちがいるところは?」
ス「大丈夫です」
と「kolmeさんたちがいるところにいれば大丈夫、と」
ま「うむ(こいつがここにいるのはただがっついてるだけです)」
海沿いの大きな壁がガラス張りのプールを囲むスタンドは、やっぱりちょっと寒いです。旅行会社のスタッフの方が、kolmeさんたちにあったかいお茶を手渡しているのを見て、ちょっと安心しました。

そしてショーが始まるんですが、とにかくシャチがでかいんです。
それがとんでもない勢いでジャンプするので、着水の時の水面の爆発が半端じゃない。
スタンドのお子様たちが
「ぎゃああー!!」
「また来たー!!」
「濡れたー!!」
と大騒ぎするのを見て、こういうことかー、と思いました。

シャチのショーはトレーナーのお姉さんとのコンビ芸も多くて、シャチの鼻先に乗ったお姉さんが5m程も水上にとびあがったり、
シャチの背中に乗った状態に乗って手を振ってくれたりします。
kolmeさんたちもお姉さんに手を振っています。
こ「わたしあれになりたい」
お姉さんたちはシャチにプールサイドに運ばれたり、高度な演目が続きます。

その合間に、爆発的な水しぶきが何十回も上がって、大変エキサイティングなショーが終わりました。

ここからはkolmeさんたちが別行動するので、好きなメンバーについて歩く展開になりました。僕はもちろん瑠海さんについて歩きます。スタッフの方に案内されて、沖縄の海の水槽に行きます。
る「ルーナちゃんがどの子かわかんなかったねー」
ま「ああ、確かに。なんかただ楽しく見ちゃいましたね」

というわけで、あとから残念な気持ちになったので、鴨川シーワールドに電話してきいてみました!
ま「もしもし…あの…そちらにシャチのルーナさんがいらっしゃいますよね(名前が名前なので敬語)」
ス「はい、いますね」
ま「ルーナさんは何歳でらっしゃるんですか?」
ス「ルーナは8歳です。」
ま「8歳というのは、シャチとしてはもう大人なんですか?」
ス「少々お待ちください。専門のスタッフにかわりますので」
ま「あ、はい、申し訳ないです」
(呼び出し)
ス「はい、お電話かわりました」
ま「お忙しいところ申し訳ありません。あの、先日お伺いしてショーを拝見した者です。シャチのルーナさんについて教えていただきたくて」
ス「わ、ありがとうございます!それでどんな…」
ま「ルーナさんは、そちらでお生まれになられたとお聞きしたのですが」
ス「そうです、ルーナは当園で生まれました」
ま「そちらには、シャチはたくさんいるんですか?」
ス「全部で4頭います。」
ま「12/22のショーにもルーナさんはでていたでしょうか?」
ス「通常、全員ショーに出るので出ていたと思いますよー」
ま「ルーナさんの特徴を教えて頂けますか?」
ス「ルーナはまだ8歳なのでいちばんちっちゃいんです。だからすぐわかると思いますよ」

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たぶんこれがルーナさん

ま「あ!そうなんですか!性格的な特徴は何かありますか?」
ス「やっぱり一番小さいので、おてんばで遊ぶのが大好きなんです。私達トレーナーが世話するときにもすぐに寄ってくるんですよ」
ま「そうか、シャチの8歳はまだ子供なんですね。ショー以外でルーナさんに会うことはできるんでしょうか?」
ス「鴨川シーワールドでは、ショー以外のときにもプールは開放されているので、近くまで来ていただくことができますよ。私達もいますので今度是非ご覧になってください」
ま「!!!!(ひょっとしてショーでシャチに乗ってたお姉さんと電話で話してるの俺?無銭がっつき申し訳ないです!)…お忙しいところ、いろいろ教えていただいてありがとうございます。あの、ショー、素晴らしかったです」
ス「ありがとうございます!またぜひいらっしゃってください」
ま「はい、ぜひまた。ありがとうございました、失礼致します」
というわけで、一番小さいシャチがルーナさんです!
たぶんこれ!旅行に行く前に電話して聞いとけばよかった!これがルーナでするうなさん!!

クマノミナンヨウハギのいる水槽の近くを抜けて、亀のいる水槽のところで、るうなさんがにかるかさんを撮っています。

る「みんなも撮ってあげる」
ということなので、僕も瑠海さんに撮っていただきました。
る「あ!ちょうど亀がこっち向いてる!」
なんなの瑠海さんはディズニープリンセスなの?と思いました。

そのあとは売店に行って、お土産を選ぶ瑠海さんを見ています。
すると、香美さんと会いました。香美さんはシャチのぬいぐるみを持っています。
る「どうしたのそれ?買ったの?」
こ「くじのやつやったー。アザラシとか見てきたよ。かわいかった」
る「アザラシとかいるんだ?」
こ「いるよー。一番奥の建物」
香美さんもお土産を物色しに行きました。

ま「瑠海さんはぬいぐるみとかはいいんですか?動物好きだし、好きそうな感じしますけど」
る「中学生くらいのころは、好きだった。ベッドにいっぱいいたの。でも、ハウスダストが体に良くないって言われて、やめたの」
ま「おー、そんなことが」
真面目な人なんです、ほんとに。そういうところは、ずっとそうなんだな、と話を聞いて思いました。
ご家族やエイベックスのスタッフさん(福成さんとか枝さんとかかな)にお土産を買うと、そろそろ集合時間だとスタッフさん。
駐車場に向かう通りで、美杜さん香美さんと合流します。見ると、美杜さんもシャチを持っています。
る「みももやったの?」
み「やった。そこのくじ」
る「そんなん言われたらやりたくなるじゃん!」
瑠海さんもくじを引いてC賞、シャチのぬいぐるみをゲットしていました。

kolmeさんたちが昼食会場へ移動する前に飲み物を買いたい、ということで園内の売店へ。ここにもお土産がいっぱいで、海の生き物シルバーなどを見ていた香美さんが
こ「うわ、あれヤバい」
と指差すのを見てみると、ペンギンの赤ちゃんのぬいぐるみがありました。
み「こうみちゃんこれかわいい」
こ「かわいいねー!ヤバい!」
メンバーお二人が抱いたぬいぐるみは値打ちが違います。たちまち美杜推し香美推しによってお買い上げとなりました。(2体はこのあと昼食会場にむかうバスの中でも可愛がられていました。)
そこへ、巨大なシャチのぬいぐるみを持った門間さんが登場します。
る「わ、おっきい!どうしたんですかこれ?」
も「クジ」
る「当てたんですか?どこに置くんですか?」
も「クルマに」
る「ああ、マクラがわりに」
も「そうそう」
羨ましいぞぬいぐるみ!!るうなさんのまくらになりたい人生でした。

■海鮮BBQ
ついにこの旅最後のイベント会場、海鮮BBQ会場につきました。鉄板焼的なものを想像していたのですが、いわゆる浜焼きというやつでした。焼き網の上で貝類を焼いて食べるものなのですが、肉類、そして海鮮丼用の酢飯やお刺身もあって、結構食いでがあります。牡蠣や帆立貝が予め配布されているので、それを焼きつつ、追加の具材を取ってきて焼きます。


kolmeさんたちはお店の中央付近のテーブルにまとまって座っているのですが、テーブルを回ってきては話しかけてくださいます。食べるものの種類も多くて楽しかったのですが、ことここに至っては、楽しかったファンツアーがもうすぐ終わってしまう、という事実が重くて徐々に悲しい気持ちになります。

kolmeさんは遠隔地から来た方や、初参加の方に積極的に声をかけていて、こういうところがとてもいいんだよなーと思いました。

美杜さんが回ってこないのでどこにいるのかな、と思っていたら、アイスクリームのコーナーにいました。ハンドルを握るとアイスを掬える器具を持って、参加者にアイスをもりつけてあげていました。
そういえば
ま「瑠海さん、アイスクリームが結構種類があって楽しそうでしたよ」
る「ねー。美杜さんがアイスすくうやつやりたいって言ってた」
っていう情報をきいていました。

そんなこんなで、食事の時間も終わりました。
ス「では、建物の入口でメンバーのみなさんがお見送りをします。少々お待ちください」
お見送りか…もう終わっちゃうんだな…。寂しい気持ちで列に並びます。

こ「まっこいさん!おわっちゃったねー。もうすっごく楽しかった!」
ま「ほんと相談にも乗っていただいてありがとうございました。ワンマン楽しみにしてます!」
こ「がんばる!期待してて!!」

み「おーまっこいさん!ねえ、ずーっとにやにやしてたよね」
ま「あ、やっぱり?」
み「いつ見てもにやにやしてたよ。いい顔だよ、楽しかったね」
ま「楽しかったです、ありがとうございます」

る「まっこいさんありがとうー」
ま「こちらこそ一生の思い出になりました」
る「楽しかったね!次は川崎だね」
ま「その前に赤羽もありますけどね」
る「そっかw また会おうね!」

バスに戻ると、自分の席の荷物に、バスの中でkolmeさんたちに渡すつもりだったおやつが残っているのに気が付きました。お見送りのときに渡せばよかった…。お菓子を見ていたらしみじみと悲しくなって、泣きたくなってしまいました。
すると、kolmeさんたちがバスにのりこんできたではありませんか。
る「ここから館山の駅まで、ちょっとの間ですけど」
み「みんなのところをまわるね」
今度は嬉しくて泣きたくなりました。
ま「瑠海さん、帰り道のおやつをお渡ししてもいいですか」
る「わー、ありがとうー」
み「みんなもおやつくれるなら今のうちだよー」
ま「あの、これは瑠海さんのやつで…。こっちはつまむピーナツバターっていうやつです」
る「えー、珍しいね。楽しみ」
ま「それとこっちはおなじみのやつで」
る「あ、わたしのすきなやつ。ありがとー!」
ま「みなさんの分もおわたししていいですか。」
る「わー、美味しいやつだ!みんなで食べるね」
バスはあっという間に駅について、kolmeのみなさんと現地集合組の皆さんがバスから降ります。これで本当に一時のお別れですkolmeさんたちは、駅のロータリーで僕たちに手を振ってくださいます。バスがロータリーを回って、信号待ちしている間もずっと手を振ってくださっていました。

 

とうとうkolmeさんたちが見えなくなってしまうと、バスの中は死んだように静かになりました。さっきまで咲き誇っていた花がなくなってしまうと、それはそれは寂しいものですね。僕たちはそれぞれに楽しかった旅行を噛み締めつつ、車内で眠りに落ちていきました。


夕方新宿について、家に帰り着くと、M-1の生放送中でした。
家族と合流して、見るともなく見ていたのですが、ぺこぱさんのネタの中の言葉が耳に飛び込んできました。
「時を戻そう」
…なんて優しい言葉なんだろう。本当に、二日間だけ時を戻せたら。僕は深い溜息とともにそう思いました、でも、あらゆるものは通りすぎる。誰にもそれを捉えることはできない。僕たちはそんな風にして生きている。


(と、言っても、翌日はネットサイン会の電話で話せるし、その翌日は赤羽で対バンがあるんですけど)。

*1:⊂(∩///`ω´///∩)⊃

瑠海さんとのデートプランを考える

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妄想だけでこんなに楽しいとは…

このエントリーはkolmeさんがBSCラジオで木曜日にパーソナリティを担当している「GIRLS A GOGO!」のメールテーマ「私をデートに連れてって」に応募したメールの全文を公開するものです。

上記の募集に対して送ったメールが以下のものになります。
(読まれた部分は斜体にしておきます。)

↓↓↓↓↓(以下本文です)

 

瑠海さんとのデートプランを考えたので聞いてください(長文なので、■のついてる行以外は興味の向いたところだけ読んでください)。
2019年、12/24の想定です。

■11:00ごろ 指定の場所までクルマでお迎えに参上します。
(ここでは仮にavexビルの近辺とします)

■11:45 新橋 第一ホテル東京 世界バイキング「エトワール」(予約)でランチ

www.hankyu-hotel.com概要
▼新橋の第一ホテル東京にあるブッフェレストラン。
▼世界バイキングの名の通り、世界の料理を堪能できる。
(4社合弁の会社なので、仕入れ規模が巨大なので、いいものをお手頃価格で食べられるそうです)
▼ここで食べておくべき料理は、フォアグラ、トリュフなどの高級食材を使った料理。
(※12/12時点ではまだ空きがありました。)

バイキングのいいところは二人で情報交換が楽しいところです。
ま「瑠海さん、それ美味しいですか?」
る「美味しいー!まっこいさんのそれは?」
ま「大判ブリのウニイクラのせです。ちょっと食べます?」
る「えー私も取りに行く!どこにあったの?」
ま「わーい一緒に行きましょう。こっちです!」
みたいな感じで食事したいです!
※食べすぎて気持ち悪くならないように注意が必要です。
ガスター(胃薬)とか用意しておきます。

■13:00 ドライブ
レインボーブリッジを経由して湾岸線を通って横浜みなとみらいへ。
移動の車の中では助手席の瑠海さんのスマホをカーステレオにつないで、好きな曲を聴かせてもらいたいです。
あとはバイキングで美味しかったものランキングを発表し合ったり、このあと食べるとすれば何がいいかとかを話したいです。
今までに食べた美味しいものの話に広げて、できるなら次回のデートに誘う布石を打っておきたい。

■13:40 クリスマスプレゼントを買う
クイーンズスクエアに行って、一緒に瑠海さんが欲しいクリスマスプレゼントを選びます。
横浜でデートした記念なのでスタージュエリーのアクセサリーとかを推しますが、瑠海さんが欲しいものを。
お店を見て回りつつ、疲れたら軽くお茶とかしつつ買い物します。
クイーンズスクエアで完結できないときは、ワールドポーターズや元町に行くことも視野に入れておきたいです。
ワールドポーターズの場合は天候次第で、天気が良ければ歩いてもいいし、面倒ならクルマで。
元町に行く場合は水上バス(ふね)の時間も一応調べておきます。クルマのほうが便利ですけど、海の上は静かだし、海から見るベイブリッジやみなとみらいはまた違った味わいがあります。

http://www.welcome.city.yokohama.jp/ja/tourism/ride/ride3.php


あとは電気自動車のレンタルサービス「チョイモビ」も会員登録して使えるようにしておきたい。ゴーカートみたいで楽しそう。
瑠海さんが運転したければ、僕はナビに回ります。この辺は買い物中に話を振ってみて、瑠海さんの反応次第で。

nissan-rentacar.com

■16:40 ヘリコプターでスカイクルーズ(予約)
12/24の日の入りは16:32です。日没の横浜を空から眺めます。

www.skycruise.jp
みなとみらいヘリポートは「ぷかりさん橋」の近くなので、クイーンズスクエアからも近いです。
※ヘリコプターは強風等の理由で飛ばないことがあるので、コスモクロック21(みなとみらいの観覧車)がバックアッププランになります。これも十分歩ける距離。
がっかりさせたくないので、15:00に飛ぶかどうか分かるまでは、ヘリのことは瑠海さんには内緒でお願いします。飛ばない場合は速やかに観覧車へ。
※僕は絶叫マシン苦手なのですが、瑠海さんが「バニッシュ!」(ジェットコースター)に乗りたい!っていうことなら頑張って乗ります。
瑠海さんと一緒なら大丈夫。な、はず。
※場所的にはクイーンズモールからワールドポーターズへ移動する途中にあるので、「わー!遊園地!」となるならこっちに時間を使うことも考えておきます。

■17:00 首都高速にあがって赤羽へ
横浜からの首都高速は夜景が綺麗です。
帰りも音楽を聞きながら、本日のデートの講評をお伺いしたいです。反省を踏まえて次回プランを検討します。(お疲れの様子だったら、お休みいただきます。)
予め用意しておいた僕があげたいプレゼントをグローブボックスに入れておき、適当なタイミング(目安としては板橋本町ランプあたり)で開けてもらいます。
僕があげたいプレゼントは何かという話ですが、お手紙と、もうひとつはもう準備しちゃったので当日に…。

※12/24加筆
用意してしまっていたプレゼントはオペラグラスでした。
ラグビー観戦や、最近宝塚観劇に熱中している瑠海さんにお休みを楽しんでもらえたらいいなあということで。どうしてもピンク色のが欲しかったのでちょっと探しました。
もう持ってるんじゃないか、というのが最大の懸念でしたが、
ま「瑠海さん、これクリスマスプレゼントです」
る「え、なになに?」
ま「オペラグラスなんですけど」
る「わー!!嬉しい!」
ま「宝塚観劇に使えるように、室内向けの視界の明るいやつです」
る「いつも劇場のを借りたりしてたのー!えー使う使う!」
ま「楽しい時間をお手伝いできたら嬉しいです。これが、デートプランで車の中に隠してあったやつです」
る「そっか!あれね!ありがとう嬉しいー!!」
ということだったので良かったです。

※2/2加筆
特典会では話したいことを話して、剥がれようかというところで、思いがけずプレゼントへの感想を頂いたので追記します。
る「あ!そういえばオペラグラス!こないだ宝塚を見に行けたんです!そのときに使いました!」
ま「わ!ありがとうございます!使ってくださったんですか!」
る「うん!もう、すっごく明るくてよく見えてびっくり!ご贔屓をこうーやってじーっと見て(笑)。まっこいさんはいいものを選んでくださったんだなって…」
ま「そんなそんな。わー、でも嬉しいですどうしよう」
る「まだ今年は何回か行けそうで。絶対持っていって使うね。ほんとにいいものを見せていただいてありがとうございます」
ま「それは僕が瑠海さんに言わなきゃいけないやつじゃないですか。こちらこそいつもありがとうございます」
瑠海さんの楽しい時間をお手伝いできたらいいなと思っていたけど、こんなふうに教えてくださるとは思いませんでした。こんなに喜んでもらえるなら、得しかないです。瑠海さんありがとうございます…。

 

■18:00 赤羽RENY周辺着
ちょっと離れた駐車場で別れます。
瑠海さんは関係者入り口へ、僕はエントランスへ。

■20:XX 
ステージ上の瑠海さんと再会。
特典会でどんなお話をしようか(まだ行くらしい)考えつつ、永遠にニヤニヤしていたいです。

 

以上全文です。尺を全く考えない長文を要領よく紹介してくださった香美さん、僕の役をかっこよく演じてくださった美杜先生、妄想に優しくお付き合いいただいた瑠海さん、ありがとうございました。

Do you know kolme? 〜アイドルがクリエイトすることに価値はあるか〜

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Do you know kolme?


大層なタイトルですが、本エントリは「Do you know kolme?」の感想エントリです。

■Intro
いやあ、びっくりしましたね。事前の試聴イベントや、LINE LIVEで最後まで伏せられていたのがこのIntroと2つのInterludeだったわけですが、ここまで衝撃を受けるとは思っていませんでした。
すごくカッコいい上に、歌詞がある。
香美さんが英語で自分語りをするわけで、これは聞き取らないわけには行かない。
でも歌詞カードがない。


ま「introすげえかっこいいです!歌詞カードほしいです!」
こ「introは歌詞カードないよ」
ま「(スマホを出して)ここまでは聴き取ったんですけど、このあと音楽が大きくて聴き取りにくくて」
こ「あ、がんばってくれたんだ!…もうちょっとがんばって」
ま「がんばりますけど、ダメだったら助けてください」
こ「(サムアップ)オッケ。思い出しとくw」
ということなのでがんばりました。頑張ったけど我ながらこれでいいのかわかりません。恥を忍んで公開するので、参考程度に御覧ください。(そして間違いがあったら教えてください)

Day by day, We experience and overcome many things.
Joy,anger,sadness,everything.
But everything will be for me no matter how painful.
The experience will surely be the key to someone sucsess.
Your efforts definitly be rewarded.
Life is short,I know what to do.
If you keep moving for,
Someone surely you like to effort.

We have a message
that we wanted to tell you
Our lives isn't something for simple
The never again can someone control us.

So now,
Right here

I want you to listen
So tell me now.

Do you know kolme?

まあ、聞き取りがおぼろげなのでほんとに参考にもならないと思うんですが、それでも、喜び、悲しみ、苦痛を糧に成長してここにたどり着いた、という宣言であり、ほんとにあなたはkolmeを知ってると言えるのか、という挑戦でもあるメッセージだと思います。これ、アルバムを味わう上で非常に重要だと思うんですけど、歌詞カードつけないところがkolmeさんだなー、という感じもあります。「言い尽くしてや何かある」ってことですよね。
※2020年3月18日、「かきくけkolme」内での香美さんの解説に従って英語詞を修正しました。

■Gotta look
まず、introからの流れで何かを思い出しませんか。緊張感溢れるイントロから、必殺のキラーチューンへの流れ。
初めて聴いた時、声が出ました。「あああああ、これが 1stアルバムはよかった、ってことか!!」そう、「Who is callme?」 のintroからStep by stepへの流れです。あの緊張感と高揚感が、より大きなスケールで蘇ってきませんか。
とはいえ、オタク何でも関連付けて考え過ぎ、って思ってました。
思ってたんですが、以下はフラゲ日のイベントでのA&R 福成さんとの会話です。

ま「アルバムリリースおめでとうございます」
ふ「宜しくおねがいします。」
ま「A&R MAI FUKUNARI、お疲れ様です」
ふ「あw。もう見た?」
ま「朝イチで受け取って4周聴いてきました」
ふ「いいね。どうだった?」
ま「いやもうなんと言ってもね、introからGotta lookの流れが衝撃的で。1stアルバムのIntroからStep by stepの流れを思い出しちゃいましたよ」
ふ「…伝わった」
ま「へ?」
ふ「…あの子達、それがやりたいって。…工夫したら、ちゃんと伝わるんだね。」
ま「…マジすか…。いや、伝わりましたね…。」
胸が一杯になって、特典会でサインしているお三方を見つめてしまいました。

厳粛なオープニングからクラップで加速して、一気にトップスピードに乗る爽快感溢れる曲ですが、「ノンフィクション」という視点で歌詞を読み込むと、富永美杜さんのこの10年余りを凝縮したような歌詞になっていると思います。
「思い出に変わる息苦しさと 時を重ね 好きになれた今の自分」という歌詞の重さですよ。Don't be afraidにも「呼吸さえも周りを気にしないとなの?」という歌詞がありましたね。やっていることを評価してもらえない時期の苦しさ、というのは彼女たちの共通認識としてあったのだと思います。
少女は苦境を乗り越えてたくましく成長して、世界に「私を見て」と叫んでいる。って、僕はそう思いました。(※個人の感想です。)

きっとこのキラーチューンの完成が見えたときから、1stアルバムの1曲めのような形で世に出したいと美杜さんは考えていたのではないでしょうか。
だけどHello kolmeでは「 The liar」という会心の一撃が出てしまった。だからアルバムの頭にこの流れをおくことができず、4thアルバムに積み残す形になったのではないでしょうか。ひょっとしたら、そのせいでこんなに早く4thアルバムが作られたのかもしれない(憶測)とすら思います。

■Get your control
そのままの勢いでGet your controlへ。アッパーチューンかつ、いつになくJ-POP的な印象の曲で、初めて聴いたときはこれでちゃんとkolmeの曲になっていることにへえー、ってなりました。サウンド的にも、シンセプラスピアノかアコギが鳴るのがkolmeサウンドな感じありますが、この曲はそういう点でもkolmeっぽくないところが新鮮です。
で、ね。Hijiさんの詞は20台後半女性のリアルを書いたいい詞だと思うのですが、なんというかテーマ的にこのアルバムの中ではやや浮いてる印象があります。
っていうのは、kolmeのお三方ほど、自分たちのcontrolをgetしてる人はいないからです。そのための5年間だったじゃないですか。
だから、このアルバムはそういう曲が多いんです。だから、これは曲がどうこうではなくて、アルバムの構成の話なのだとおもいます。
流れで言えば申し分ないので、歌詞に引っかかる僕の聴き方の問題だとは思うんですけど。
いろんなパートを外注する流れは大賛成なので、これは試行錯誤のひとつなんだと思います。後で書きますけど、RepeatやI live in hopeは超成功だと思いますし。


■Remind me…

そして表題曲Remind me...です。これが表題曲なのは僕は結構納得感がありまして。
というのは、この曲は瑠海さん版の Hello no buddyなんじゃないかと思うからです。僕が思うkolme楽曲の魅力のひとつは、ミドルからスローなテンポの曲にもきちんと宿るグルーヴ感で、Hello no buddyにもこの曲にも、単なるバラードで終わらないノリがあるのがとてもいいと思います。
そして、それに瑠海さんのストレートな詞が載るのですが、これが愛犬の死を題材にした渾身の詞で。昨年の夏くらいから、我々はずっと瑠海さんの愛犬ぷりんさんの消息を気にしていたわけですが、こんな形で知るとは思いませんでした。
でもね、そういうことも全て歌に込めて彼女たちは生きていく。「涙も笑顔も全部歌に込めるよ」(Oh Yeah)もそうですし、introで香美さんが言っていることもそう。そして、Repeatの詞にも繋がっていきます。
そしてそして、その曲と歌詞ががっちり噛み合う大サビの高揚感。ゆっくりと螺旋を描きながら空に舞い上がっていくような展開の中で、瑠海さんのフェイクやハーモニーが、思い出と寄り添いたい彼女の心情を強く焼き付けてくれる気がします。


■Interlude 1

そしてこのinterludeは、そんなRemid me…の後半のイメージを引き継ぎ、拡大するイメージです。完全に離陸した思いは、遥かな高空に到達し、彼女たちの来し方行く末を俯瞰する位置に到達します。そこには、彼女たちが自らの手で必死に刻み込んできた軌跡が一筋の長い道になって見えてくる。
そんな厳粛な気持ちになります。

■Repeat
これは本当にkolmeのテーマソングですよね。

泣いて笑ってをRepeatして 
Every day Every night Everything
重ねてく そのたび満たされるMy Heart
I have to make a music
この気持は失くさずに
また I have to make a music

というのは、Introで香美さんが宣言し、Gotta lookで美杜さんが、Remind me…で瑠海さんが実際にやってみせたことです。
この曲のラップでも香美さんが
「これは私の人生の話。喜び、悲しみ、経験したこと全てに価値がある。それがもし間違った未知だったとしても絶対後悔しない。
だって、努力は最後には報われるって信じてるから」
と歌ってる。この湧き上がるようなエネルギー、なおかつ、地に足の着いた力強さ。
それを自分たちで書いていたら、かなり自画自賛みたいな感じになってしまうと思うんですけど、それを工藤大輝さんという一流のクリエイターが彼女たちにふさわしいものとして書いてくださったことが嬉しいじゃないですか。
工藤さん、あなたは本当によくわかってくださっている。本当にありがとうございます。池袋Space emoのリリースイベントで「マネージャーがクルマでずっとRepeat掛けてるんだよね。気に入ったみたい」とkolmeさんたちが笑いながら語っていましたが、そりゃそうですよ!こんなものは娘が取ってきた賞状みたいなもんじゃないですか。
門間さんは嬉しくて嬉しくてたまらないんだと思いますよ。
そしてまた、この名曲に、Interludeで到達した高い空から、kolmeさんのこれまでの足取りを俯瞰すると、こんなふうにキラキラ輝いて見えた、というニュアンスが曲順によって付加されているのもたまらないポイントです。

■I live in hope
そして、視点は高空から地上のkolmeさんたちに戻ります。配信された時、この曲のイントロは、初雪が空から舞い降りるイメージで聞いていたんですが、この曲順だとカメラ移動する感覚もあって、非常に立体的な構成だと思います。この曲は過去と未来が結節する曲なんですよね。
僕はこの曲の詞が一行残らず大好きです。
kolmeの5年間をストレートに振り返り、今後の雄飛を誓う歌詞であるところももちろんなんですが、一番ぐっとくるのは「もし悲しみで全てを失くしたら思い出してよ この声と懐かしいあの日々」のところです。いつも謙虚でメンバーを立て、自虐ばかり言っている瑠海さんが、自分の声の正当な評価をちゃんとわかっていて、そこに自信を持っていることが伝わる歌詞で、僕としてはそれが涙がでるほど嬉しいです。DECO*27さんの作風と富永節が融合したドラマチックな曲に載せて、瑠海さんの宣言が聴けるこの曲は、僕にとっては宝物になりました。
個人的に一番繰り返し聞いている曲がこの曲になります。
余談になりますが、この曲のタイトルを巡っては瑠海さんとディレクターのY田さんとの間で議論があったそうで、「Hope」というタイトルにしたい瑠海さんに対し、それはちょっと…というY田さんが「I live in hopeはどう?」という提案をし、瑠海さんは「えー」と思ったものの、数日考えてみて、それもいいな、となったのでこのタイトルとなったそうです。我々世代にとって、ピースやホープはタバコを思い浮かべちゃうので、良いタイトルになったと思いますが、瑠海さんにとって、これは希望の歌なんだな、というのがよく分かるので書いとこうと思いました。


■Brand new days
そして未来に真っ直ぐな視線を向けるkolmeさんの登場です。
この曲のデモは2019年の1月に完成し、2月は香美さんが作詞できるようにメロディもきっちり完成させたのに、フランスでは香美さんが締め切りをぶっちぎって書かなかったと美杜先生がぼやいておられましたが、その甲斐あって、とてもいい歌詞だと思います。新しいこと始めるときにこの曲を訊いて奮い立ちたいです。
この曲もテンポの速い曲ではありませんが、ここでも富永先生作品に宿るグルーヴ感が英語っぽく聞こえる日本語詞と結合して、燃える曲となっています。サビに入って、大きな軌道を描いて回転していた円が、「向かい風さえも  Got me singing」のところできゅっと小さくなって回転数が上る感じのところがすごく気持ちよくて、ライブで見てると体が動いてしまいます。
それとアウトロのダンスが大好き。お三方が同時に手をぽん、と打ってツイストするところ。あそこのダンスを見るたびに、この三人を永遠に見ていたい、って思います。

■Wonderland
美杜さんはディズニーのアリス好きなんですね。ディーとダムとか(僕が)だいぶ忘れてるキャラクターも歌詞に出てくるので、ちょっとびっくりしました。
まあまあ古いアニメではあるので。なので見たことない方もいるんじゃないかと思うので書くんですが、アリス イン ザ ワンダーランドって、常識的な目線で見ると結構恐怖を感じる映画なんです。何しろ、話しかけても常識的な反応が帰ってくるキャラクターがほぼいない。最初は薄ら笑いで見ているんですが、次第に鬱陶しくなり、最後は怖くなるタイプのやつ。芋虫が水パイプを吸うシーンとか完全にドラッグ描写ですしね。
(「ダンボ」にもトリップ描写がありますが、この時代のディズニーはそのへん平気でやってきます)
で、そういう世界観が富永節に乗せて歌詞に載るわけで、これはまたYou don't know meみたいな好き勝手路線かな、とおもうじゃないですか。
でもこれが違うんですよ。最後の1パラグラフで全部ひっくり返しに来る。この曲の歌詞にはそういう仕掛けがあって、終わってみるとGotta lookのテーマと似たところに着地しているという、ちょっとびっくりな曲です。
印象的なリフ、シンコペーション的に突入する大サビなど、サウンド的にも面白い、最新型富永節その1,という感じです。
あーそうそう、個人的には美杜さんが歌う「ワンダーランド」と香美さんが歌う「Wonderland」の譜割りが違うのが面白かったです。
香美さんのは「ワン・ダー・ラン」の3音節な感じですが、美杜さんのサビの歌詞は「ワン・ダー・ラ・ン・ド」の5音節で、ちゃんとカタカナに聞こえるんですよね。

■Why,Mr.?
で、こっちが最新型富永節その2です。
イントロのクラップはがんばりたい(急に現場目線)。そう思っちゃうくらい、雰囲気と溜めの効いたイントロ、Aメロからうねるように繋がるBメロ、更に無造作になだれ込むように突入するサビはスパッと断ち切るように終わる、富永節としか言いようのない展開は我々の大好物。
ですけどね、歌詞ばかり見て申し訳ないんですけど、この曲の歌詞は見過ごせないでしょう。
「困りはしないけど腑にも落ちない」に漂う圧倒的なリアル感。これは妄想じゃ出てこないフレーズ。
「顔だけ見て選んでるなら Goodbye」は瑠海さんも「流石うちのビジュアル担当。私は書けないわー」と笑っていた美杜無双なフレーズ。
そして例によって本音は英語に隠すスタイルで「That is has to be me(私のはずじゃね?)」は、日本語詞「私じゃないの?」と微妙にニュアンスが違うのも面白いし、直後の「友達があなたの彼女の写真を送ってくれた」とかも、現実に根ざしたリアル感が、今までの富永詞にはなかった要素です。「それはおかしいよ」も瑠海さんの声で聴くとソフトですけど「おかしいだろ?あ?」くらいのニュアンスですよね。
これどうやら、ほんとに男友達に彼女ができて疎遠になった、っていう体験を通して書かれた曲みたいなんですけど、こういうのが出てくると面白いですよね。
おたくとしてはほろ苦いですがw、多分、同世代女性に共感を得ようと思ったら、Get your controlみたいなのよりこっちの方だと思うんです。
実際、取材のたびに「男女の友情は成立するか」という議論になるそうなので、それは記者さんたちにテーマが正しく刺さっているせいだと思います。
(ちなみに、僕も男女の友情は成立すると思いますよ。男性側が自分を律することができれば。)

で、これも美杜先生がワンダーランドを出てリアルワールドに帰ってきた、って内容と言えると思います。これまでの歌詞にはない、美杜さんの交友関係が垣間見える内容で、創作やコンテンツ消費にふけってばかりいるわけではない(失礼)んだな、ってわかるのは、嬉しいような寂しいような気持ちです。


■Deep breath
はい来ました、大人の修学旅行in山口の主題歌。
すっかりライブでも定番化しているこの曲ですが、落ちサビの「考え過ぎ。リラックスして」っていう英語詞を聴くと、肩の力が抜ける気がします。You'll be fineとこの曲は、kolmeさんの2大ヒーリング曲だと思います。
ダンスも凝っていて、1番と2番はフリが違うんですよね。特にサビのフリはどっちも軽やかかつ可愛らしくて、僕はこの曲も大好きです。
山口のときには、冗談でなく、この曲のおかげで会社もやめず、鬱になることもなかったと思います。


■Same mistakes
無機質なピアノのリフと複雑なリズムにうねるベースの上に重ねられる旋律で作られる、モノトーンのデザインのような端正な曲だな、と思って聴いていると「Never make same mistakes…」で始まる英語部分から一気に加速してぶん回された挙げ句、過去5年分まとめて転調する展開に持っていかれるトリッキーな曲です。「三度目はない」という歌詞の後で4度目の転調をする、歌詞と曲調がドッキングすることで生まれる「おいおい」と裏切られる感じとか、英語詞と日本語詞で自問自答するような部分があったりとか、おおっ!ってなるアイディアが入っていて、静かな入り方に油断していると大変なことになります。
そしてこの曲を聞いてると香美さんのボーカルの大人っぽさ、色っぽさをすごく感じます。
目覚めの悪い朝のようなけだるさが漂うヴォーカルは、そのけだるさ故に肉体に根ざしてる感じがあって、とても女性を感じてしまいます。
Hello kolmeの「Today's」で見せた花開くような艶やかさとはまた違う感じで、ヴォーカリスト香美さんの今後に更に期待が膨らみます。


■Up all night

2019年夏のテーマソングでしたね!
押しも押されもせぬライブの定番曲に成長したこの曲ですが、「限られた時間 今日が最後のように」という歌詞に代表されるように、過ぎていってしまう季節を惜しむ切なさのスパイスがよく効いていて、曲に高揚しつつ、「このライブが終わらなければいいのに!!」という泣きたくなるような気持ちを煽られるのがいいなあと思います。それとアウトロの三人が輪になって踊るところがすごくよく合いますよね。
一番激しいダンスパートのあと、クラップで再度上昇に転じる感じのところ、大好きです。


■Interlude 2
降りしきる雨音に溶けるように入ってくる優しい旋律は、kolmeさんのこれまでの5年間を端的に表現している感じがします。
今回のInterludeは全てRumbさんの手によるものだそうです。
Rumbさんはあまり体調がよくなくて、今回のヴォーカルディレクションはSame mistakesを除いてほとんどRyotaさんがやられたそうですが、アレンジやインスト曲はやはりRumbさんでないと、ということなのだと思います。

■Wherever I go
これは新社会人になる年齢であるkolmeさんが、同年齢の人たちに向けて「上京」をテーマに書いた曲だそうで、そう言われてみるとなるほど、って思いました。つまり、これはTo Shineを別視点から語り直したものと言えるんじゃないかなと思いました。
「変われる私きっと」という思いの裏には「まだここにいたいよ 寂しいよ」という思いがあったんだな、と。経験と自信を積み重ねて強くならないと、口に出せない言葉ってありますよね。だから、この曲を12/30のライブで聴くというのは、とても意義深いんじゃないかなと思います。なんというか、デビューから5年経って、強くなった自分たちで再スタートを切る感じ、でしょうか。
イントロのシンセの音はちょっと懐かしい音色がセレクトされていて、郷愁を誘うねらいなんじゃないかなと思いました。
スターダスト・レビューの「夢伝説」のイントロを思い出しました。とおい むーうかしのこーとっさー)
爽やかで、ちょっと寂しくて、でも前向きで、一つのサイクルを終えて次のサイクルに入るkolmeさんのアルバムのラストを飾るのにぴったりな曲だなと思います。

 

■まとめ
で、表題の話にようやく帰るんですけど。
プレイヤーとして、その道のプロが作った一流の作品を題材として、最高の表現を行うことにはもちろん素晴らしい価値があります。結局の所、聴衆にどれくらい感動を与えることができるか、だけが問題で、その作品を演者自身がクリエイトしているかどうかは問題ではない。
それはね、僕もそう思うんです。
今回で言えばRepeatにおいては(多分に富永節も入ってるし、アレンジはkolmeチームだけど)kolmeさんたちは演者として参加している部分がこれまでになく大きいと思います。そしてそれは、過去と現在を俯瞰するすばらしい作品になった。
でも、工藤さんにRepeatを書かせたのは、喜びも悲しみも全部歌にして生きてきた、kolmeさんたちの生き様があればこそなんです。そして、ここまでに書いたように、彼女たち自身が作っているからこそ、楽曲の随所から汲み取れるニュアンスというのは山ほどあって、それは演者と聞き手のコミュニケーションとしてとてもとても濃厚だと思うのです。


だから、こういう人たちがいていいし、いてほしい。そしてkolmeはそういうグループなんです。
この先時がたって、僕が全てを失って悲しみにくれる日がくるかもしれない。そんな時、kolmeさんたちが作ってくれた曲を聴いたら、作品を通して彼女たちから受け取ったもの(誤解も含めて)の片鱗を思い出せそうな気がします。
音楽って、遠い昔の位置場面や、その場所に匂いや雰囲気を蘇らせてくれることがあるじゃないですか。そういうタイムカプセルのようなものに、2019年の思い出をいっぱい詰め込んだものがこのアルバムだと思うし、このやり方ができるのはkolmeさんしかいないと僕は思います。

僕は、このアルバムのテーマは「kolmeは人生経験の全てを歌にして生きていきます」という宣言だと思っています。これまでに何度もされてきた宣言だけど、今回のアルバムは全曲がそちらを向いている気がします。

 

僕はそれが嬉しいし、改めて、そういうkolmeさんたちが大好きだなと思います。いいアルバムでほんとに嬉しいです。