あなたを見ているときだけ世界は完璧だ

kolmeさんを応援するblogです。

「callmeとボウリング大会」は天国でした。

推しとボウリングしたことありますか?
おかしいでしょそんなイベント!今度リリースされるシングルを全形態買ったら参加できるんですか?どうせ買うから実質無料でしょ。はいはい無料無料!ということで気が付いたら月の小遣いのかなりの部分を投入していましたがしかたないのです。そんなの仕方ないです。
というわけで、今回は、callmeのボウリング大会についてのエントリです!ボウリング大会なのでライブとかありません!つまり、基本は接触的な話に関するエントリになるため、気持ち悪くて頭おかしいです!そしてほかのオタクの皆さんのことも書いていいのかどうなのかよくわからないので、ひたすら僕視点の主観的な文章です。うろ覚えで書いているので、記録としての価値もありません。なので、そういうのが嫌な人は今すぐ読むのをやめてください!

大丈夫ですかね?みなさんナタリーとかもっとまともなサイトに遷移されたでしょうか。

■参加まで
じゃあ始めますが、まずですね、今度のシングルというのが6形態ありまして、ブルーレイとかついてるのももちろんあるので、買ったら総額1万円は超えるわけです。でもまあ、そんなの障害になりませんわね。そして、このイベントは1部と2部の2回ありまして、2回あるなら2回行きたいのが人情じゃないですか。なのでこれもまあ、買いますわね。
そうするとですね、前日に会場や集合時間を知らせるメールがくるわけです。これを確認したのが日付の変わる時間です。まあ、場所を確認しますよね。そして乗り換えを調べたりgoogle mapで調べたりしますよね。あれ?なんか自宅から経路案内見ると車で30分くらいだぞ?

なので、家事が終わり、家族が寝付いた後、日付の変わった中山道を車で移動するわけです。会場まではまあ、なんやかんやで40分。適当な駐車場にクルマを放り込んでボウリング場に突撃します。おかしいですよね、金曜夜のおっさんの一人投げ。しかもハウスボールですよ。ボウリング場はあきらかに飲み会あがりのリア充どもがキャッキャしています。そりゃね、もう終電もない深夜ですから。そこで一人投げするハウスボウルのおっさん。控えめに言っても気持ち悪いです。だが、そんなことで私は怯んだりはしないのです。僕のように80年代中盤の北関東で青春を送られた方はお分かりになると思いますが、基本的に、当時はゲームセンターに行くかボウリングするかビリヤードするくらいしか若者の遊びなんかなかったですからね。しかも、ボウリングもビリヤードもゲームセンターも同じ場所に同居してるのがほとんどですよ。カラオケボックスだって当時はまだなかったんです。だからね、ボウリングなんか死ぬほどやってるわけですよ。
で、ほんとに嵌るやつはマイボールを作るんです。でも、僕は作らなかった。アホかと。ふらっと行ってマイボールでスコアを出せる奴が偉いんだと。
そんなわけで、ほぼ完全にフォーム固めが終わっている僕としては、ボウリングというのは
・ボールのコンディション
・レーンのコンディション
に合わせてスパットの使い方を考える、っていう割とシンプルな遊びなのです。
だからね!そこさえ!調べておけば!推しの前で!みっともないことにならないわけですよ!
というわけで、男性二人が女性一人をちやほやするレーンの隣で、ボールを変えつつ、ちょっとづつ立ち位置や角度を変えて試投します。うるせえな、お前らのどっちがその人をモノにしようとしまいと俺には関係ねえんだよ!今忙しいんだ静かにしろ!
というわけで、概ねレーンの速さと僕の曲がりとの相性を把握したので、帰宅します。この時ほぼ午前二時。帰り際にメールチェックしたら推しからの生メールが来ていたのでダラダラ返信します。というわけで午前三時就寝。

でも6時とかに起きるわけですよ。もう興奮しすぎて。で、まあ二度寝してみたり、過去のblog記事をまとめたツイートをしてプロフィールに固定してみたり、朝の支度をしたりするわけですけど、もう、どうやったらスコアが出そうかを考えすぎて頭がどうにかなってるわけですよ。なので、家事を終えたら集合時間に関係なく、家を出ちゃうわけです。
で、会場に着くじゃないですか。集合時間の2時間前ですよ。でもね、いるわけです先輩が。もう来てるんです。みんな考えること一緒ですよね。で、挨拶なんかして、一緒に練習したりして(お世話になりました、楽しかったです。)
1ゲームでやめとこうと思ってました。でも、昨夜の仮説が割と正しくて、少しスコアが上がったので、もうちょっと試したくなるじゃないですか。で、やってしまいました、1フレからターキー。だいたい僕はあんまり球威があるタイプじゃないので、しんねりむっつりスペアを拾っていくタイプで、1投目のカウント8とか9とかが間違ってストライクになったらラッキーなタイプなんですよ。でも、ターキー。あきらかにこれは運の使いどころを間違っているのです…。
というわけで、先輩方が最終ゲームに入るのを見つつ、僕は見学にします。しかし、最後の1ゲームは余計だった…。その思いが頭から離れませんでした…。
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■天使降臨
そうこうするうちに、スタッフの皆さんがやってきます。参加者の確認を終えて、いよいよチーム分けです。もちろん推しのチームに入りたい!入りたい!ですが、ファンの数は常にいい感じに散るとは限りません。一部は瑠海さんチームが一人あまり、話し合いの結果、お一方が香美さんチームに移っていただけました(ありがとうございます)。
そしてレーンに案内され、ぼんやりとカウンターの方を見ていると、ひときわ華やいだ集団が…callmeさん登場です!!!

もうさ、遠くから見ていても存在が際立っているわけですよ。私服ですよ、私服なんですけど、なんというか、日曜の朝のぼんやりとした空気のボウリング場で、もうそこだけ突然非日常なんですよ。マスクや帽子でオーラを抑えようとしていないむき身の彼女たちは、なんかもう残酷なまでに他の誰とも違っていて、光り輝いているようでした。
最初にレーンにやってきたのは香美さんでした。グレーのニットに黒のスキニージーンズをお召しになった香美さんは、なんかもう立ってるだけで映画みたいです…。曲線曲線曲線ですよ!!(伝われ)「あ、ここですかー?」とか言いながら通過していくと、すんげえいい匂いがします。なんなの?人なの?天使なの?
続いて、肩にパットの入った赤いブラウス(後ろの襟に凝ったデザインが施されていてかわいい感じ)とブルージーンズをお召しになった瑠海さんと、白くてゆったりした袖のシャツと黒のゆったりしたパンツ、さらに黒いポシェットを首から下げたコントラストの化身・美杜さんが登場です!登場なのです!なんなの、そのデートでボウリングに行くって約束だったから、みたいなお召し物は!!もうさ、ボウリングとかどうでもいいよ(本末転倒)。
で、あーっ!あーっ!ってなってるじゃないですか(知らんがな)、そこに弊推しこと秋元瑠海さんがにこやかにやってきて「まっこいさんよろしくー!イエーイ!」でいきなりハイタッチですよ!特典券特典券、あ、過去券つかえますか?(不要)いやこれ、ボウリングの練習とか要る?関係なくね?
「では、ゲームの前に円陣を組みましょう!」という瑠海さんの仕切りで、各チームごとに円陣を組みます。手を差し出して推しの掛け声に合わせて気勢をあげつつ、手を振り上げます。ああああ、もう楽しい。なにこれ。

そして、始球式的に、callmeのお三方が第一投を同時に投げます。

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集まったファンから声援が沸き上がります。っていうかテンション上がりすぎて絶叫です。悲鳴です。こんなことが現実にあっていいのか。もうね、結果とかどうでもいい。ピンとか倒れても倒れなくてもどうでもいい。ただただ尊い尊いけど、こうみさんはなんかバランスを崩してこけており、美杜さんもガーターをかわいいポーズでごまかしていました。そして瑠海さんはいいところに行って、2投目でスペア!ではここで、弊推しのストライクをご覧ください!(これは始球式のじゃないけど!)





どうすかこれ!どうすかこれ!(無駄に繰り返さない)
・ほぼ走って行って落とす感じの特にフォロースルーとかもない感じの投げ方
・投げた後にバランスをとるペンギンのようなポーズ
・投球の先を見守る様子
・ストライクに喜んでの空中ターン
・その後のポーズ
・そして走ってくる満面の笑み!!!!
その笑みが自分に向けられちゃうんですよ!こんなん、いっこ思い出すだけで15分くらいはニヤニヤが止まんないやつじゃないですか。ああもう全要素がかわいくてたまらない。もうね、どーでもいい。なにもかもがどーでもいい。会社はつぶれればいいし、花粉は飛べばいい。関係ない。だって今俺完全に幸せだもん(比較対象をむやみに大きくしない)。



↑始球式の2投目模様の動画はるうなさんのblogからどうぞ。

でね、とっとと投げてプレッシャーから解放されたいから、メンバー表の一番上に名前を書いたわけですよ。そうすると瑠海さんの次の投球順になるんすよね。ボウリング場のソファーに、推しが、隣に座るわけですよ!!!!推しが、隣に座るわけですよ!!!!(わかったから繰り返すな)それで僕の投球順になると、ボールリターンの隣のところに推しが立っていて、「まっこいさん、がんばって!」って励ましてくれるんですよ!死ぬじゃないですか。もう一投目なんかどこに投げたかほとんど覚えてないです。でも、なんかヘッドピンの近くには行ったらしくて、「まっこいさん上手!!すっごい安定感ある!」とかオープンフレームなのに褒めてもらえて、「いやあの、すみません」とかしどろもどろに謝ると「だいじょうぶ。まっこいさん上手だから頑張ってね!」とか優しくされて、ああああもう無限に甘やかされてダメになる快感!!!この沼から抜けられなくても大丈夫!このまま殺してくれ!と思いました。
そしてふわふわした気持ちで迎えた2フレームめ。一投げ目はブルックリン気味にヘッドピンにあたって9本。10番ピンが1本だけ残りました。
る「わー、おっしい、まっこいさん。はじっこの1本、さっき私も残しちゃった…。どうやってとるの?」
ま「反対側から対角線方向に投げて、カーブで取ります」
る「え!そういうふうにやるんだ!がんばって!」
リリースだけしっかり、置きに行くな手をしっかり振れと呪文のように繰り返して、祈るような気持ちで投げます。ボールはどうにか狙ったスパットの周辺に落ちて、いつものようにどんより曲がって…スペアになりました。ただのスペアですよ。ええ、ただのスペアですとも。でもさ、振り返ったら推しが満面の笑みで喜んでるんですよ。思わず拳を突き上げるじゃないですか。チームの皆さんも喜んでくれるし、なにより推しが飛んできて
る「すっごおおおおおい!まっこいさんナイススペア!!」
って言いながらハイタッチされたら心臓止まりますよ。
皆さんは「ちはやふる・上の句」はご覧になりましたよね。あの、クライマックス、己に打ち勝った太一のもとに千早が飛んでくるシーンですよ。スーパースローで飛び込んでくる広瀬すずさんの涙がぽろっ…となるあのシーンですよ。あんなことが自分の人生に起こるなんて思わないじゃないですか。しかも僕は太一じゃないし(知ってます)瑠海さんは部活のチームメイトじゃない。アイドルとただのオタクですよ。おかしい、そんなことあるわけない。1回戦の僕は、概ねここで燃え尽きました。
ただ、瑠海さんチームが強い。瑠海さん自身がバンバン倒す。さっきも書きましたけど、ととっと走って行ってぽんっと投げる感じなんですけど、方向がぶれない。これはね、体幹が強いんだと思います。Confessionのstay with youのところのゆっくり歩く振付けがフラッシュバックしますね!(しねえよ)また、瑠海さん推しの皆さんがことごとく大崩れしない。絶好調の先輩や、不調を見事にリカバリーした先輩のお力もあって、完全に腑抜けになっている僕をよそに、快進撃が続きます。
瑠海さんはリーダーらしく、8フレームを終わったところで、みんなを指導します。
る「瑠海チームのみなさーん!ここで深呼吸しましょう!」
わーい瑠海せんせい!深呼吸たのしいー!!(偏差値2)。

などなどあって、1回戦は見事瑠海チームの優勝となりました!瑠海さんチームからは個人優勝も出て、ほんとに圧勝でした。
このボウリング大会では、優勝チームは推しを囲んで記念撮影ができる特典があります!なので、ボウリング場でるうなさんを囲んで、チームで記念撮影しました!おわってから500回くらいメールをリロードしていますが、まだ送られてきていないようです(苦情)。いや、苦情じゃないですすみません、僕が異常にがっついているだけです。ただ先日のネットサイン会のやつはそろそろ来てもいいのでは(やめろ)。
※追記 このエントリを上げた翌日にネットサイン会の写真はwebページに上げていただきました。ボウリングの写真もイベントの1週間後には同じページにアップロードしていただきました。ご対応ありがとうございます!

個人成績も、上位3名まで2ショット撮影(チェキ)をしてもらえます。実は1ゲーム目は美杜さんがスペアを連発して絶好調で、、最終的にはるうなさんを10ポイントほど上回ってポイント的には3位に入っていました。でもこの場合は、メンバーは除外されるようです。そりゃそうか、美杜さんがチェキ撮っても仕方ないですもんね…。

そんなこんなでぼんやりした頭でニヤニヤしながら歩いていくと、香美さんが…。
ま「おつかれさまでしたー!」
こ「まっこいさん、見てたよ!すっごい上手だね!貫禄だね!」
(おそらく2フレのスペアを見ててくれたものと思います)
ま「いや全然でしたよ…、あ、貫禄ってまたこれのことすか?(と自分の腹の肉をつまむ」
こ「(笑って)ちっがうよ、カッコよかったよ」
(カッコいいのは、あなたの立ち姿ですからー!!!!!)
というようなやりとりもあり、ボウリングとしては大したスコアでもなかった割には大満足の1部となりました…。

■第二部
いい加減長いですが、ここから第2部の話に入ります。
いい加減なところで次回にひくとかすると、引いてる間に忘れるので今日書きます。

料金の精算をしたりお土産のソロチェキをいただいたりしているうちに、あっという間に2部の開始時間となりました。まずはまた、チーム編成からです。
ただ、2部では異常事態が進行していました。いつも特典会ではもっとも列の長い美杜さんチームが、どういう加減か2人しかいなくなっていました。対して我らが瑠海チームはさらに増えて7人に。香美チームも1人余り、話し合いで移籍者を決めることになりました。先ほど1部で移っていただいた方と、2部から来られた方を優先して、残りはじゃんけんできめることになりました。そして、僕とあと一方、仲良くしていただいている先輩が、美杜さんチームに移ることになりました。
僕は、callmeのおたくです。callmeのおたくであるということは、基本的には富永美杜さんの作る音楽を支持しているということであり、富永美杜ファンであると言えます。レグルスの現場に行くのだって、美杜さんを応援したいから行くわけだし。
ただ、基本的に圧倒的な敬意をいだいているにも関わらず、最近の僕は美杜さんと特典会であんまりうまく会話できない状況に陥っていました。原因はわりとはっきりしていて、美杜さんは当初からすごくフランクに話しかけてくれるのに、僕がフランクに返せないせいで、拒絶してる感じになってしまっていたと思います。僕としては強烈に尊敬してるから、軽口叩くのに度胸が要るんですよね…。でも、それで美杜さんが不快だったらいやだなあ、と思いました。なので、このチーム配置は大丈夫かな、やらかしちゃったらやだなあ…と思いました…。

とはいえ、イベントは始まります。
まずは美杜さんによるTシャツの検閲(ちゃんとcallmeのTシャツを着ているかどうか確認)がはじまりました。僕はパーカーを上に着ていたので、片眉を吊り上げている美杜さんの前でシャツを確認していただいて、許していただけました。美杜さんは諸先輩やレグルスから来られた方とはにこやかに話しています。
み「Hello No Buddyの曲紹介の時さ、一番笑ってるのはまっこいさんなんだよね…」
Tシャツの件でほっとしていたので、いきなり弾が飛んできてびっくりしました。
恋愛がわからないという等身大の歌詞です、というあの曲紹介の時の反応を、そんな風に見られているとは…。
ま「…あう、なんかすみません」
み「素直なんだよね、きっとね…」
…なんか、またやらかした感あります…。
恐らく正解は、既婚で子持ちであることを盾にマウントを取りに行くことで、それによって気分良くさせてくれようという美杜さんの気遣いなんだと思うんですけど、こんな綺麗な人がモテないわけなくて、それでも恋人を作らなかったのは職業に対してまじめだからじゃないですか。それを冗談でも弄りたくないんですよね。と思いつつ、僕が曲紹介の度にちょっと笑ってしまうのは、美杜さん側としても「いや、一度でいいから愛されたいとか、そんなわけないでしょ、またまた、とか言いなさいよ」という気持ちもちょっとはあるんじゃないかと忖度しているからで、そこをいじられるのも若干不本意なのです。ぜんぜん不快ではないんです。でもなんか、もどかしく申し訳ないこの感じ。そして、意外と気にかけてもらえてたんだな、という安心感。
そしてさあ、円陣です。なんでかこうなった寄り合い所帯ですが、気持ちが盛り上がります。
み「美杜チームは、「かわいい」第一です!いいですか!なにかあったら「かわいい!」って言いましょう!」
おたく「かわいいー!!」
これがなんとも楽しくて。

2部も、瑠海さんの挨拶及び始球式から始まります。美杜チームは、オープンフレームを作っても、みんなで「かわいい!」「かわいいよ!」と言い合っていい雰囲気です。乾杯をすませて、僕の投球順が来ました。
み「まっこいさん、ちょっと。」
ま「はい、なんすか?
み「まっこいさんは、当然、ストライクだよね?」(睨む感じで)
ま「えー、何すかそんな圧かけてくるんすか?」
み「ストライクだよね?」
ま「…はい、がんばります」
投球はいい感じでヘッドピンにあたったもののカウント8で9番10番の2本残り。
み「まっこいさんの球って曲がるんだね!わたしそんなのできない」
ま「投げると普通に曲がっちゃうんすよ」
み「またそういうテクニックとか見せちゃってさ…。当然スペアだよね!」
ま「がんばりますー」
対角線から取りに行くんですけど、9番だけ取れてオープンフレームに。
み「…」
ま「ちょっと!そこはかわいい!じゃないんですか!」
み「まっこいさんはね…半カワ」
ま「ちょっとおかしくないすかw 俺にだけ厳しいじゃないですか!」
と突っ込んだら、ちょっと久しぶりに見るいい笑顔が帰ってきました。
…なんかしみじみ嬉しくて、だらしなくへらへら笑いました。

んで、ちょっと肩の力が抜けて2フレーム目。
み「まっこいさん、今度こそストライクだよね?」
ま「もう、やりにくいなあ…」
とぼやいたら、またいい笑顔が帰ってくるじゃないですか。なんかもう嬉しくなって投げた球が9カウント。7番ピンが残ります。
帰ってくると美杜さんが体育座りをして、上目遣いに僕を見てきます。
み「まっこいさん、お願い、スペアとって」
ま「かわいいいいいいいいー!!」
や、これはほんとに痺れるほどかわいかったんです。7番は僕の球筋だとフツーに取りやすい位置なので、これはスペアになりました。
すると、美杜さんがめちゃめちゃいい顔でハイタッチしに来てくれるじゃないですか。あ、このひといろいろちょっかいかけてくるけど、同時にちゃんと心配もしてて、ちょっかいかけたにもかかわらずうまくいくとほっとしてるんじゃないかな、とその時思いました。難しい人だなー、と思いつつ、それにすごくホッとしたんですよね…。

2部の美杜チームは、2フレーム目から快進撃が始まりました。常勝不敗の瑠海チームを追い詰めます。7フレームの終了時点ではほぼ互角、8フレームの終了時点では、美杜チームが30点ほどリードしていました。
僕もチームが盛り上がるのと、美杜さんがいろいろちょっかいを出してくれるのが嬉しくて6フレ以外はマークが並びました。
・投げるときにギリギリ視覚に入る位置でかわいいガッツポーズをしている
・み「疲れてない?かわいいを補給してあげる。(手をかざして)ハーッ!」
・上から目線で命令
・かわいくマークをおねだり
とか、僕がようやくキャッチボールについていけるようになってきて、どんどん楽しくなってきました。

瑠海チームとの勝負は、最終フレームにもつれ込みました。しかしここで瑠海さんがダブルを叩き出します。しかもここまで盛り上がりすぎた美杜チームはレーン予約の残り時間が少ないということで、主催側から巻きの指令が入ります。チームとしてちょっと集中を欠いてしまう結果となり、最終的には瑠海チームに届きませんでした。

こうして、ボウリング大会の2部も終わりとなりました。
チーム戦と、美杜さんとのコミュニケーションが楽しくてホイホイ投げていたら、僕は個人戦で優勝していました(スコアは158でした)。上位入賞者はチェキ撮影の賞品がありますので、美杜さんと2ショットを撮っていただけるわけです。
み「まっこいさん、ナイスファイト。ありがとうね!(ポシェットからリップを出しつつ)カワイイを補給!!」
いやあもう、溶けるまでニヤニヤしますよね…。
会場の前で2ショットを撮っていただいたあと、美杜さんとまたやろうね、あったらだけどとか、雑談できる時間が少しだけありました。ボウリング大会のお蔭で、なんというか、前よりうまく会話できるようになった気がしました。2ショットもうれしかったけど、それがなによりの賞品だったかもしれません。
推し(瑠海さん)とは自然と接触時間が長くなっているので、こうやって比較的会話のチャンスが少ないメンバーのチームに入るのもいいなあ、と思いました。callmeは、三人ともとびきり魅力的ですからね…。

瑠海チームでの時間も、美杜チームでの時間も僕にとってめちゃめちゃ貴重な時間になりました。三部があったら、香美さんチームにいれてもらいたかったかもしれませんw
このあと解散になったのですが、幸福感で脳みそがふわふわしてて、走ってくる自転車にぶつかりかけたり、乗り換えなくていい駅で電車を乗り換えてみたり、集中力ゼロの状態が続き、ひたすらニヤニヤし続けました…。

いやね、僕も最初はいろいろ思いました。
ライブじゃない催しにお金を使うのはどうなんだ、とか、4日前発表で高額の選民的なイベントをやるのはどうなんだ、とか。でもね、前者についてはもうしょうがないと思いました。これでcallmeが大したライブもできないグループならそう思うかもしれませんが、すんげえステージをやっているグループだし、僕自身が楽曲やステージもそうなんだけど、それらと同じくらいに演者さん自身を好きになってしまっているんだからしかたありません。それに、みなさんずっとボールリターンのところにいて、おたくに声をかけたり詰まりそうなボールを動かしたり、ひたすら僕たちのために働いていてくれました。そのホスピタリティは、ライブだろうがそうじゃなかろうが何も変わらないんだなと思いました。
後者については、考えるのをやめました。どうせこの人たちは、すぐに大変な人気者になって、こんな小規模なイベントなんてできなくなる日が来る。そうなる前に、行けるイベントには行っとくんだ、と。議論の余地はもちろんあるでしょう。でもこんな楽しい思いをしてしまったら、もう一回参加したい、以外の意見なんか出てきようがないです。
大変なグループを、大変なイベントを知ってしまいました。そりゃみんなレポートなんか書かないわ。競争率上がるもの。でも僕は頭がおかしいので書きます。
楽しいからみんなcallmeのファンになったらいいし、ボウリング大会には参加したらいいと思いますよ!!


(と書き終わって読み直して急に冷静になりましたが、ひどいなこれ。まあいいや。)