爆誕！筋肉少女帯少女

特になんの教育もしていないのに、ムスメが筋肉少女帯が素晴らしい、と言いはじめました。 なんなの、筋少好きって遺伝子に書いてあるの？


林檎もぎれビームの冒頭、「君が想うそのままのこと 歌う誰か見つけてもすぐに恋に落ちてはダメさ お仕事でやってるだけかもよ」という歌詞が素晴らしい！のだそうです。(おいおい、それを戒めてる歌詞だぞそれはわかってんのか？) お前も歌詞から入るタイプかー、とか、 こないだ見たら乱歩とか読みはじめてるし、だいぶややこしい感じに育ったなー、とか感慨深いです。 まじめに勉強ばっかりしてるなあ、と思ってたんだけど、いいぞいいぞ。高校生になって趣味的な方向にいく余裕が生まれたのか、いろいろくたびれてきたのかはわからないけど、人生にいろんな色がついていくのは大変いいと思うのです。 先週などは、親子でイワンのばかを歌う、などというイベントが発生しました。そんなことあるんだ。すげえな人生、と思いました。


うちは共働き家庭で、妻は当直勤務などもあり、僕といる時間がかなり長かったので、だいぶ汚染したかもしれません。 ムスメにはお気に入りのペンギンのぬいぐるみがあって、それを僕のところに持ってきては「生まれたばっかりのときやって」とか、「シャチに襲われたときやって」とか、僕に演技させてさまざまな危機に対するシミュレーションを行っているようでしたが。 最近は（最近もまだやってるのです）「40歳無職ニートやって」とか「リストラされたときやって」とか、リクエストが生々しくなってきていて、僕は「えー、なんでリストラなのー。ぼく一生懸命やったじゃーん。やだなあリストラ…。あっ、でも結構有給代休あるぞ。それにちょっとゴネたら一時金取れるかも。人事部に凸ってみるか！」とかやるわけですけど、そういうのを通して、なんとなく世界観が伝わってしまい、結局筋肉少女帯を聴かせるよう教育する結果になったかもしれません。


と、いうことはですよ。 ムスメもそのうちPerfumeとかNegiccoとかcallmeとか好きになるかもしれないじゃないですか。なったら、僕が人生観的な部分で共鳴してるということで、ならなかったらかわいい女の子にデレデレしてる部分が大きい、ということになるでしょうか。

いまでも一緒に舞台を観に行ったりはするんですけど、ライブには行ったことないので、筋肉少女帯のライブがあったら誘ってみようかなと思います。オーケン、ありがとう！