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WHY@DOLLさんの「恋なのかな?」の歌詞がマジヤバい

Negiccoさんの愛は光、名曲ですよね。ファンとの関わりをストレートに歌う歌詞が心に染みるわけですが、ほぼ時を同じくして同程度にヤバい歌詞の曲がリリースされておりました。WHY@DOLLさんの「恋なのかな?」です。


WHY@DOLL【恋なのかな?】Dance Movie


明るく軽やかで、特にBメロから一気に加速して離陸するONIGAWARA節だけでもヤバいこの曲ですが、歌詞がもうほんとうにやばい。 この歌詞の話者は、ステージの上ではヒロインだったりステージを降りても離さないでと言ってるところから、アイドルさん自身、つまりほわどるさんと思われます。私たちこれからいい感じなんです、ってのも好調な彼女たちにぴったりです。
そして、恋に似た感情が湧いている相手がいるわけですが、恋かどうかはわからないけど愛してる、のはおたくのことだと思われます。つまり、この曲はWHY@DOLLさんが自分のおたくを愛おしく思う気持ちが歌われている歌なのです。

さあ、そういう視点でもう一回聴いてみてください。ライバル=他のアイドルにフラフラしがちなおたくに嫉妬して息もできなくなるほど悔しくなったり、ストレート勝負を挑んだり、あんな上品で可憐なお二人がそんなにおたくの事を考えてくれてるのかと思うと胸が苦しくなりませんか。

そして僕がたまらんのは、好きすぎて苦しいからいっそ嫌いになりたくなるけど、笑顔を見ると死ぬほど嬉しくなる一節です。これは特典会列に並んでいるときのおたくの心情と全く同じじゃないですか。
舞い上がって変なこと言ってしまったらどうしよう、あーそんなリスク犯すくらいだったら特典会やめて帰りゃ良かった、とか考えませんか?僕は毎回そうです。そしていざ握手してみると彼女たちの笑顔が自分に向けられるだけで胸がいっぱいになりませんか?僕は毎回そうです。

この曲はそんなふうに、アイドルのおたくに向ける愛情が歌われているんだと思います。思いたい。 それは、一般の異性との対称な関係性を目指す「恋」とはカタチが違うかもしれないけど、同じくらい素敵な気持ちだし、もう、それを恋と呼んじゃおう!という跳躍がラストのリフレインで行われて、しかもそれがおたくとのコール&レスポンスになっているのが最高にエモい(言ってみた)と思うんですよねえ。

歌詞を意識しないで聴いているときから、ライブの行き帰りに聴くと異様にアガる曲だなと思っていたんですが、そりゃね、そんなこと言われりゃ最高に決まってるよなあと、腕組みしてフムフム頷いております。