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2016年末の南波ちゃんイベント2つについて今更メモ

2016年12月、南波志帆さんが次々とイベントを開催していたことをご記憶でしょうか。
フォステクスコラボヘッドホン付きシングル発売イベント
南波志帆店長降臨・ドラマチック44☆CAFE
双方ともモナレコード。双方とも年の瀬。ググってみても参加者のレポートに当たらないので、今更ながら記憶の断片をかき集めてみようと思います。おもしろかったんですよ!
※ほんとにメモもなにも取ってなかったので、随所にうろ覚えだったり間違ったりしていると思います。参加された方はいろいろご指摘頂けましたら幸いです。

フォステクスコラボヘッドホン付きシングル発売イベント「本当に真夜中のヘッドフォン」

NegiccoのNao☆ちゃんが作詞した「真夜中のヘッドフォン」がついたヘッドホン(逆?)を買った人が参加できるイベントが12月24日の夜にオールナイトで開催されました。イブの夜にオールナイトイベント。リア充感あふれる…イベントにはなりそうもありません。

モナレコード3Fに整理番号順に入場してみると、着席とは言え、ぎっちり詰め込まれた多数のお客様。おそらく300弱くらい入っていたんじゃないでしょうか。
南波志帆さんは登場するなり大爆笑。高額商品かつこの日程のイベントにみっしり集まったお客様の姿がさまざまな感想を呼び起こしてしまったのでしょう。お客様全員が南波ちゃんデザインの白いヘッドフォンを一様に身に着けている様子は、どことなく怪しげなセミナー臭が…。(音楽を楽しむイベントです。)

簡単な流れの説明の後、いきなり、ヘッドフォンのお渡し会からスタートです。これは、各自前方ステージに進み、自分で購入したヘッドフォンを南波志帆さんに渡し、着席すると南波志帆さんが頭部に装着してくれて、手持ちのスマホで写真を撮る、というものでした。さほど奇異なイベントではないはずなのですが、なにしろ全員が白いヘッドフォンをつけて満面の笑みを浮かべているので、どうしても頭おかしい儀式感が漂います。私も写真を撮っていただきましたが、マッドサイエンティストであるところの南波志帆博士にロボトミー手術をされた患者といった体で、なかなかの写真が撮れました。貴重な南波志帆さんとの接触イベントをこのような形で残すことが出来て大変幸いです。

続いて、店内でのライブです。ドラマチックEPの楽曲を中心に、1時間ほどたっぷりと南波志帆さんの歌唱を楽しみました。楽しんだはずなのですが、最後にやった「真夜中のヘッドフォン」の印象が強すぎてどうも記憶が曖昧です。というのは、この曲にはスカートの澤部さんによるラップパートがあるのです。このイベントにはスペシャルゲストが登場する、というアナウンスがされていたので、僕はスペシャルゲストは十中八九澤部さんが登場するもんだと思っておりました。
ところがこの日、澤部さんは近畿地方でのライブ出演が入っており、まさかの不在。澤部さんのラップパートは南波志帆さんが澤部さんと思われる巨大な塊を想定したなにもない空間について「大きいですね。いやー澤部さんは大きいなあ」などと感想を述べながらその周囲で踊る、という驚愕の処理がなされ、観客全員の度肝を抜きました。

このあとDJタイム。クリスマスなのでトマパイ「ジングルガール上位時代」などのステキな曲が流されますが、流石にこの密度の会場にずっといるのは無理です。一時近くのコンビニに避難して顔見知りの方と不安を分かち合ったり酸素を補給したりします。

DJタイムの途中で会場に戻ると、席に向かう人、トイレに行く人、カウンターでフードを買う人と大混乱です。そもそもキャパオーバーなのです。席に戻れずにカウンター付近で渋滞に捕まっていると、南波志帆さんからアナウンス。おんがく食堂で当時開催中だった「ドラマチック44☆CAFE」のメニュー「月曜9時のクリームソーダ」がバーカウンターで買えるとのこと。渋滞に捕まっていた僕は南波志帆さんに勘違いされ「わー、ありがとうございます!」と言われてしまったので、やむなく「月曜9時のクリームソーダ」を購入。クリームソーダはほどなく枯れました。

ここからはスペシャルゲストとしてフォステクスの技術者の方が登場してのトークイベント。ナタリーの臼杵さん、南波志帆さんのマネージャーの方、南波ちゃんの4人でのトークなのですが、なんというか、マネージャーの方と南波志帆さんの空気感の共通ぶりがすごかったです。南波ちゃんといえば、卓越したトークスキルが有名ですが、語彙の豊富さ言葉選びの繊細さは勿論なのですが、それとは全く逆のベクトルも併せ持っておられていて、恐ろしくざっくり物事をくくったり、遠慮なく本音を覗かせたりする鋭さに目をみはることがあります。その特に後半の部分がマネージャーの方とよく似ていて、ここに源泉があったか、と思いました。
(僕が今でも覚えているのは、船上ライブのときに南波志帆さんがMCで「海の上って静かですね」という内容の話をしていたときに、埠頭にいらっしゃる暴走族と思われる皆さんがブブブンブブブンと空ぶかしをはじめました。うおお台無し!どうする南波ちゃん!と思ったその時、南波志帆さんはにこっと笑って「興奮してらっしゃいますね」と言われました。素敵!)
南波ちゃんの音楽の話になる場面もあり、フォステクスの技術者の方や臼杵さんが「Charm parkさんって方はすごいですね!」とCharmさんを褒めると「南波ちゃんは?いいと思いません?南波ちゃんいいと思うんだけどなー」と拗ねる南波志帆さんがとてもめんどくさくかわいらしかったです。

ですが楽曲についての話になると、ここで驚愕のエピソードが!
南波志帆さんはこの年、松平健さんと「モノスゴ愛知でマツケン」という愛知県をPRする動画に出演、ラップを披露されていました。 
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Negiccoさんがやっている「にいがた★JIMAN」みたいなもんです。
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ただ、この両者の違っているところは、Negiccoさんが新潟出身かつ在住の歌手ですが、南波志帆さんは愛知県と縁もゆかりもなく、ラッパーでもないところです。流石ホリプロ、大事務所の営業力と言ったところですが、押し込まれた南波さんはラップ監修の先生にひたすら申し訳なく、身の縮む思いをしたそうです。この経験をした南波さんが何をしたかというと、同じくラッパーではない澤部さんにラップをさせるという行動に出ました。ひどい。完全な八つ当たりです。それでちゃんとラップする澤部さんは本当にいい人。twitterを見ている限りでは南波さんは「オレが澤部だsay騒げ」というリリックをぶちこもうとしていたようです。Nao☆ちゃんの愛らしい詞のどこにそれをぶちこむつもりだったのか…。Nao☆ちゃんもぽんちゃもあんまり南波ちゃんに気を許さないほうがいいと思いました。

そのあとはファンによるクイズ大会でした。深夜3時を回ってだいぶ朦朧としてきた観客に、容赦なく南波ちゃん関連クイズが降り注ぎます。正解者にはグッズ詰め合わせとサイン入りポストカードが渡されました。サインはその場で南波ちゃんが適宜メッセージを考えて書いてくれるレアなもので大変魅力的なのですが、賞品についてはマネージャー氏と南波ちゃんが「在庫処分じゃないですよ?」という度に怪しさが募ります。この間、TM networkのHumanSystemのB面(アナログレコード)が延々とリピートされ、時代の感覚も怪しくなってきました。

最後に大抽選会が行われました。整理番号でいろんなグッズが貰えるクリスマスらしいイベントですが、マネージャー氏と南波ちゃんが「在庫処分じゃないですよ?」という度にますます怪しさが募りますが、フォステクスのヘッドフォンの大きなサイン入りタペストリなど、豪華賞品もありました。いろいろ事情もあったらしく、マネージャー氏や南波ちゃんが被っていたサンタ帽など、アドリブで賞品が追加され、最後にタペストリが渡されて(なんと私が頂いてしまいました)、2016年の聖夜が終わりました…。
あまりにも巨大な賞品だったので、当たった瞬間「うええ」って声が出てしまって申し訳ありませんでした。早朝5時に会社に置きに行って仮眠し、翌日の愛かまリリイベ最終日に向かいました…。

なんかdisるような書き方の箇所もありますが、そういう緩い作りのところも含めて、とても南波ちゃんに親しみが湧いたし、とてもとても楽しいイベントでした。ああいうのまたやってほしいなあと思います。



南波志帆店長降臨・ドラマチック44☆CAFE
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そのクリスマスイベントから数日後。特に仲良しのヲタク二人が飲み会をするよっていう話を前から聞いていた日、モナレコードのおんがく食堂に南波ちゃんが降臨するという情報がtwitterに流れてきました。
ヲタク二人は勿論行くという話で、僕も誘ってもらえました。そんなもんは勿論行くに決まっています。仕事を適当に終わらせておんがく食堂にいくと、いきなり店舗中央にエプロン姿の南波志帆さんが!!!信じられない光景に「うわあああ南波店長お疲れ様です!」と口走ると、南波志帆さんが「お疲れ様ですー。店長南波です☆」(☆は勝手に追加)と返してくれるじゃないですか。ヲタク二人に「なにこれやばいなにこれやばい」と言いながら着席すると、南波店長がお冷をもってきてくれます。「あああああなんかすみませんありがとうございます」など、いちいちリアクションが大きくなるのは仕方ないと申せましょう。
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とりあえず店長に注文です。「えーと、ナンバシフォーとチキン南波を…。あれ?店長、パクチーだめじゃなかったでしたっけ?なんでパクチー乗ってるんですか?」と質問すると「フォーというのはそういうものなんです」という何やら悟ったような大人の事情なようなお答えが。僕はパクチー苦手なので抜いてもらえませんか、と頼むと「勿論です。ない方がいいですよね!」という竹を割ったようなお答えが。店長、それならデフォルト抜いといてくれたらいいじゃないですか…。
待つことしばし、南波店長が天使のような笑みを浮かべて料理をサーブしてくださいます。料理を差し出しながら「心を込めて作りました!」と笑顔で語る店長。かわいい!でも絶対ウソ。貴方今他のテーブルで働いてたから。でも、そりゃもう皿も舐める勢いで食べます。

店長と話したい一心でバンバン追加注文します。店長も「いっぱい注文していただいてありがとうございます」と嬉しそうです。おんがく食堂のメニューには、ハッピータイムというのがあって、平日夜にはドリンクがお得な価格で注文できると書いてあります。店長にこのサービスが利用できるか訊いてみると、大丈夫とのこと。さらに注文に拍車がかかります。
ドリンクが運ばれてくると、店長は全員に飲み物を渡してくださる上に、乾杯の音頭も取ってくださいます。客の顔つきから適当に口上も考えてくださる有能ぶりです。すかさず他のテーブルにもハッピータイムを推しにいく店長。
ほうぼうのテーブルでいろんなやり取りがあったらしく、次に僕達のテーブルに現れた店長はハッピータイム推しから「お水チャンス」を勧める方針に変わっていました。一体何があったのでしょうか。
ハッピータイム→ハンターチャンス→児玉清博多華丸→福岡→南波ちゃん…遠いか(この間0.5秒)。
お水チャンスは南波店長が手ずからお冷を注いでくれるサービスで、しかも無料です。まさにお水チャンス。しかも乾杯の音頭まで。まさにお水チャンス。お水チャンス恐るべし(語彙)。

そうこうするうちに終了の時間となり、僕達を含む客は店長を拍手で労いました。
仕事を終え、エプロンを外した店長は、歌手の南波志帆さんに戻り…僕らのテーブルのちょっとむこうの席に座られ、おもむろに食事を注文なさいました。ずっといるんだ!すごい!
そのあと僕らは色んな話をしてずいぶん長いことおんがく食堂を楽しみましたが、南波志帆さんはゆっくり食事を楽しまれているようでした。みんな楽しい。すごい、このイベント。

ことしもネギカフェが開催され、おんがく食堂のイベントはいつもリーズナブルで美味しいし、とてもとても楽しいです。楽しいのですが、南波店長のいたドラマチック44☆CAFEは本当に天国でした。またやってほしいなあ…。そのときは万難を排して駆けつけたいと思っています。

以上、2016年に南波志帆さんが開催されたイベント2つについてのメモをお送りしました。
しかし、なぜ、今。