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夏休みをあげたい

長女の学校が夏休みに入って1週間たちます。とはいっても、親はぜんぜん休みではないので、彼女としては毎日学童保育、つまり学校に通ってるわけで、彼女にとってもぜんぜん休みではないのです。
平日に寂しい思いをさせている分、休日には釣りに行ったり、水遊びができる施設に行ったり、川遊びに行ったりサイクリングしたりと力の限りレジャーに励んでいるのですが、休日が楽しければ楽しいほど平日が辛い、というのもあるようで。

我が身を振り返って考えてみると、親に午前中は勉強しろと言われても適当に好きな本を読んだり、「教育テレビは勉強だよね」などと言いながら高校野球をみたりしたのちに、昼飯を食うや否や家を飛び出して友達の家に行き、夕立を理由に夕飯までごちそうになったりして休みを満喫していたものでした。行き帰りのうだるような暑さや草いきれ、入道雲や雨の匂い、プールの後のけだるさとバスタオルの温み、そういった皮膚感覚レベルでの夏を、どれくらい長女に感じさせてやれてるのだろうか、ということを考えると、なんだかとても悄然とした気持ちになるのです。

長女ももう間もなく友達の方が大切になるでしょうから、ただただ親だけを求めている今のうちにたっぷりと遊んでやりたい気持ちもあります。もうこんな時期はないわけですから、正直働いてる暇ねえぞ、とも思ったりします。でもまあ、経済的にも、己のキャリア的にもなかなかそうもいかないっすよね。

なーんて思いながら働いてると、仕事の方もなかなかはかがゆかず、なんだかんだ鬱々としている夏だったりするのでした。億万長者だったらよかったのにな。こういうときには「お金が欲しいなあ」と思いますね。それとも、お金があったら、別のことで大変なのかしら。