発熱時に風呂に入るか否か

「風邪ひいたとき、風呂に入った方がいい？」というと、
「体に負担がかかるからやめといた方がいい」という国（日本はこっちらしい）と、
「温まってサクッと寝た方がいい」という国（北欧がそうだと祖母が言ってた）があるらしいですね。もうこの時点でソースが相当アレですが。んで、私はなんとなく後者を支持していたのです。

体が弱ってるんだから、温めた方がよかろうというのもそうなのですが、なによりも微熱がある時に風呂に入ると、しびれるような快感が全身に走るじゃないですか。っていうか、実際にしびれているような気がするので、この表現が比喩として成立しているかどうかは極めて微妙なのですが。そして温まっている間中、「まだだ、まだ芯まで温まってないぞ。もっと来い、くるんだ」と何者かが脳の内部から囁きかけてくるのです。私はたぶん、名前を言えない魔術師やジェダイ関係者とは無関係なので、己の本能の欲する声だと思い、信じてまいりました。実際、それで何の問題も生じなかったことも多かったですし…。

しかし、今回は反省しました。前回のエントリに書いた娘の風邪をものの見事に伝染され（まあ、抱きかかえて運んでいる最中に容赦なく顔面に向かって咳をされるんですからそりゃ伝染りますね）、風呂の前に計測したところ微熱だったので、そりゃ！とばかりに入浴しましたら、これがまた電気ぶろのように痺れる痺れる。こりゃキク！超ドープ！などと思いつつ寝床に入ったら、吐き気が止まらず、全身が震えだして、体温を測ってみたら39.6度。久しぶりです、こんなの。中学生の時以来。蘇る金狼。
結局それからまる一日以上にわたって高熱と吐き気にさいなまれることになってしまいました…。風呂が原因かどうかはわかりませんが、あの痺れ方はどう考えてもいい影響はないものと思われます。現在の結論としては、「これから熱が上がりそうなときには風呂に入らない方がいい」という感じです。

どうでもいいですが、翌日ふらふらしながら近所の医者にかかりましたところ、俺の症状説明を碌に聞きもせずに、医者が成人病関連の検査ばかりするのでムカつきました。血圧より体温測らんかい。