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次女がインフルエンザ被弾

我が家では最も心身強健な次女がインフルエンザを被弾してしまいました。まあ、なにしろ小児科に連れて行ったら、同じクラスのお友達ばかり4人もインフルエンザで来院中だったということなので、そんな十字砲火にさらされたら予防注射もご利益がないのかもしれません。

というわけで身の回りの世話をしてやることになるのですが、こういうときのコドモたちは普段と様子が違って新鮮です。心細いのか、やたらに抱っこをせがむようになります。普段は好き勝手に飛んで歩いている彼女たちを抱いて歩くのは、トロフィーや花束を持って街を歩くような感じで、なかなか自慢で気分がいいです。
次女はそうでもないのですが、長女の小さい頃は、僕が抱いて胸の上に乗せておかないとすぐに目を覚ましてぐずったものでした。おかげで長女が発熱するとろくろく眠れなかったわけですけど、そうやって病気の子供が、親の存在に慰めを得て、多少なりとも休息を取っているのを見るのは、親の役割を果たしたな~という充足感があります。

小さい頃、病気で寝込んでいると普段よりずっとやさしい両親に驚いたものでしたけど、今にして思えば、両親のほうも親らしいことをしてやれる喜びに浸っていたのでしょうね、きっと。たまのことであれば、こういうのにも悪い側面以外の要素もなくはないのかな、と思います。

…でもね、いかんせん時期が悪かった。ぜひとも、年度末には活動を控えていただけるよう、世のインフルエンザウィルス諸君に切にお願いしたいです。