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授業参観

今日は長女の授業参観と、次女の保育参観のダブルヘッダーですた。次女は妻に任せて、私は小学校へ。

いまどきの授業参観は、「親が見に来ていい時間」が3時間くらいあって、好きに出入りしてください、という形式なのですた。昔私たちが子供のころ、「授業参観の練習」とかわけわかんないことやらされませんでした?今はそういう「やらせ」じゃなくて、ライブ感覚のイベントなのですね。

授業は国語。グループごとにあ行ならあ行の単語を二つ使った作文を発表する、というお題でやってました。「あめんぼ赤いな あいうえお」みたいなやつ。
うちのは
「やきにく やすい やいゆえよ」
「らくだで らくちん らりるれろ」
など、彼女の生活感や人生観を反映した文章を発表していて面白かったです。他の子もみんなそんな感じ。ウケをねらうでもなく、自然に自分というものがにじみ出る言葉を選べるっていうのは、このくらいの年の子のイイところだよなーと思いました。
担任の先生が保護者に感想を求めてきたので、挙手してそのようなことを伝えました。や、ムスメに「自分の感じたことを発言しろ」と言ってる手前、ね。それについて娘からは特に何の感想もなかったですが。

しかし、それよりも何よりも、小学校という空間は変わらないですね。もう30年も昔のことなのに、あまりにも空気感が共通していて、不思議な感覚に襲われました。学校でタイムスリップする系の小説やなんやらは、著者が母校を訪れるとはずみで書きたくなったりするのかもなあ、と思いました。