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長女のヌイグルミ遊び

長女のペンギンのヌイグルミを主人公にしたぬいぐるみ遊びは波瀾万丈の展開を続けています。

ペンギンは徐々に周辺の動物たちを切り従えて1大組織を作り上げましたが、さまざま強引な勢力拡大を続けるうちに警察に追われるようになりました。高跳びした海外でビジネスのチャンスをつかんで財をなし、ロビー活動を通じて指名手配をうやむやにし、帰国してからは保育園を営みつつ、異性に人気の部下のコンサート興行を打ったり、ボディガードたちを集めてボクシング大会を運営するなどして更なる金銭的な成功をとげ、無人島を購入してそこに一大リゾートを築き上げるに至りました。なんというか、こうやって文字にしてみると男一匹ガキ大将的な展開です。

最近は、ぬいぐるみが手元にないクルマでの移動中にもずーっとこの遊びを続けていて、運転中もアイディアをだしたり、適切な受け答えをしないといけません。もうすでにヌイグルミ遊びではなくなっています。たまに、「今日は静かにしてるな」と思い、様子を見に行くと、たいていは次にペンギンが冒険する土地の地図を描いていたり、ペンギンの部下が開発するとんでもない発明品をノートに書きつけていたりするのです。これはもう、テーブルトークRPなのです(ルールがないからゲームじゃないのですが)。

7歳ってこんなんだっけ?と、自分の幼少時を振り返ってみると、やっぱり、妹とまさに同じような遊びをしていたのでした。暴走する巨大ロボットを止めるために捨て身の戦いを挑んだ勇士たち(妹のヌイグルミです)が次々と倒れていく、とか、そういう遊びをしていました。これが中学生くらいからテーブルトークRPGにズッポリはまって、大人になってもおんなじようなことを仕事にしてるわけです。まあ、それしかできることがないんですね、きっと。

このままいくと長女も企画屋になってしまいそうなので、思春期を迎えるあたりで妻に頑張ってもらいたいところです。