あなたを見ているときだけ世界は完璧だ

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そりゃ少子化もするさ

うちの嫁は医療関係者なので、当直があります。そういう時は、私が仕事をぶった切って子供を迎えに行くことになります。保育園の場合、フルに延長を使うとタイムリミットは8時。まあ、キツくはありますが、なんとかなるレベルでした。ところが、長女が小学校に上がってから、このタイムリミットが7時に繰り上がります。さらに、不慮の事態にも対処はしてもらえず、役場の窓口的に7時ちょっと前に終了です。このプレッシャーはちょっとしたもんです。

さらに、小学校は保育園のように駅の近くにあるわけではないので、移動時間もプラスされます。次女はまだ保育園に通っているので、立ち寄るポイントも一つではありません。まあ、ぐちぐち書いてますが、要するに時間ない訳ですよ。
さらに小学校は、平日の真昼間に保護者の出席が必須の行事を月に二回は入れてきて、しかも告知がせいぜい2週間前です。まあ、まず調整できないタイミング。まあ、共働き家庭のことはあんまり考えてはないですね。

それでも山積みの仕事を放り出して、大急ぎで子供を迎えに行くじゃないですか。そうすると、保育園の前では違法駐車監視員が待ち構えていて、切符を切りたくてうずうずしてるわけですよ。絶妙な敵セットですよ。違法駐車は違法駐車、分かってはおります。それで少し離れた所に借りている駐車場に車を置きに行って迎えに行くわけですけど、その間に延長保育時間に突入して追加料金とかっていう話になると、なんというか、行政の温かい支援に涙がでそうになりますね。ブリザードザラキ連発に苦しんだロンダルキアへの道行をなんとなく思い出す今日このごろでございます。

まあ、うちまで帰りついてしまえば、家事をしながら子供たちと遊んだり、宿題を見たりして、普段より子供たちと触れ合えるので、当直も悪いことばっかりじゃないんですけどね。子供はカワイイし、一緒にいると大変幸せなんだけど、こればっかりは持ってみないと実感できないコトですからね。世間的に、「コドモ持ってもいいかも」というムードを醸成するためには、もうちょっとシステムに調整が要るんじゃないの?という気が致しますです。